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海底王キートン シーフードカレー [活動写真]

映画「海底王キートン」を観ました。
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1924 年の制作です。
古いです。
日本の年号でいえば大正の終わりです。

無声映画です。
大森くみこ活動写真弁士と
ピアノの鳥飼りょう演奏者がつきました。
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ストーリィは現実離れしている喜劇ですが。

「海底王」というタイトルですから
タイやヒラメの舞い踊る
海底の国の物語かと思いきや
なかなか海底が出てこないのですが。

ん!?
原題は「THE NAVIGATOR」?!
「ナビゲーター」じゃないですか!

強いて訳せば「航海者」か「航海長」!?

大金持ちのおぼっちゃまが
新婚旅行へハワイのホノルル行きを決め
チケットも入手したのですが
肝心なことを忘れていました。
前日になっても
まだ花嫁を見つけていません。

急きょ!海運王の娘にプロポーズ。
にべもなく断られますわな!当然。

いろいろ誤解やら不手際があって
気づいたときには
おぼっちゃまとおじょうさまだけが
漂流する客船に取り残されていました。

細かいギャグが散りばめられています。
100 年前に撮影とか画像編集技術が
今のなん万分の1 もないときに
大変な努力だったことでしょう。

キートンは体を張っていますね。
危険なアクションがいっぱい。
キートンにかぎらず
ヒロインもその他の人も
危ない演技をしています。

出演者みんなスタントなしだと
弁士の方が解説していましたが。
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CG なんかももちろんなし。

たぶん!人食い人種の住む島の前で
船が座礁。

おぼっちゃまが潜水服を着て
船底の破損部分の修理をしようとします。

ここでやっと!海底のシーンが出てきます。

弁士の方がいうには
当時の撮影技術からいえば
水中撮影は大変なことだったらしい。

淡水湖で長時間かけて撮影したそうですが。

だから「海底王」のタイトル?!
それなら!なんか無理があるような。

人食い人種とかの
今では差別的な設定もありますが
今でも無理なく鑑賞できる映画でした。

ハワイに新婚旅行とか
潜水艦も今と見た目は遜色ないし
100 年前と変わらないような。



映画館を出たら
「シーフードカレー」!?
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ま!食い気のほうが
すべてに勝りますね!私は。

おぼっちゃまがもぐっていたとき
タコに襲われていましたね。

松屋の
「海鮮ごろごろシーフードカレー」を
食べますぞ。
しかし!高価ですね。
税込み 850 円!

キートンはスタントも使わず
高い客船のデッキから
海に飛び込んだりしていました。

ええい!私も
清水の舞台から飛び降りたつもりで
100 円追加して生野菜もつけますぞ。
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でも!タコは入っていないような。

イカとアサリは分かりましたが
エビと貝柱も入っていたのかも。



(敬称略)
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