冬の妖怪ストリート

嵐電・北野白梅町駅の南の
地蔵院に寄ります。


地蔵院というより
「椿寺」という通称のほうが
よく知られているようですが。
豊臣秀吉ゆかりの
「五色八重散り椿」があるからでしょう。

さすがにまだ椿の季節ではないですね。

寺の前の東西に一条通りがあります。
一条通りのこのあたりは大将軍商店街。
愛称（！）妖怪ストリート。


東にたどります。

紙屋川を渡ります。


わずかなすき間に根を張って
柑橘の木がいくつか。
私は妖怪に会うより感動します。

知る人ぞ知る「玉姫酢」の斉藤造酢店。


「一般販売を中止」との貼り紙があります。
2、3 本買って帰り居酒屋に持って行き
もったいつけて見せようと思ったのですが。
残念。

山門にちょっとすてきな笠の
照明器具があるのは成願寺かな。


大将軍八神宮（大将軍八神社とも）に参詣。


平安京の守護のため
四方に大将軍堂を建てたのですね。
ここには「八」がついているのは
明治になって八神を合祀したからだとか。

この神社の前は百鬼夜行で有名。
古道具が妖怪になったという
付喪神（つくもがみ）が通るらしい。
だいぶ！昔のはなしです。

現代は秋に
仮装行列のイベントがあるのですが
真冬にお化けも妖怪もないですかね。

お化けの
消え残りのようなものはありますがね。





これはお化けか看板か分かりません。


「お食事処 いのうえ」に
「妖怪ラーメン」があるはず。


なにか不気味な「おしながき」ですが
そんなラーメンは書いてありません。


やはり季節はずれでしょうか。

「赤定食」をもらいましょう。


「一条ラーメン赤」と
鶏肉のから揚げとごはんと香のもの。
ごはんは半分に減らしてもらいました。

ラーメンに
キクラゲがたくさん入っていました。
食感は私好みです。

税込み 780 円でした。