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あいな里山でつくし摘み [みんなで歩けばこわくない]

神戸電鉄・藍那(あいな)駅から
集落の中の急坂をのぼります。
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桜花が残っています。
紅色のほうは梅の花だと
同行のお年寄りがいっていますが
まさか!この季節にはないでしょう。
ハナズオウ(花蘇芳)かなにかでしょう。

竹林が黄ばんでいます。
竹の秋が近いのかも。

春たけなわの「あいな里山公園」の棚田は
田ごしらえができています。
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今月の月例寄せ集めハイキングは
広大な!この里山(公園)を徘徊します。

「里山体験」に参加させてもらいます。

私は農作業を期待していたのですが
田畑はまだ農閑期!
たきぎ作りになりました。

冗長なたきぎの説明(!)がありましたが
私にはなんの感動もありません。
ごめんなさい。

枝を切ったり!割ったり。
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みなさんもダレると思ったのですが
意外や!意外!
積極的に参加をしていますね。はは。

昨日!コロナワクチンを打ったので
腕があがらないという人や
職場で急に激務を課せられて
疲れているというおばさんや
年中「しんどい」といって
旦那にごはんを炊かせているおね~さんや
そんなあの人!この人!ききとして!
ノコギリやナタを使っているとは
少々奇異な光景に
根性の曲がっている私には見えました。

ご褒美(?)に
もち米をひとり 1 合もらえました。

菜の花を抜いて帰ってともいわれました。
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花が散っていますね。
食べられるのでしょうか。
食べられるのでしょうけど
おいしいのかどうか。



ここは山中の村の跡です。
さらに小高いほうへ歩けば
ため池がいくつか。

多くのため池を造っていたようです。
山中の米作りは大変ですね。

そのため池の上の
「盆処(ぼんど)の丘」でランチにします。
お盆に先祖を送迎する場所だったらしい。

つつじ(コバノミツバツツジ?)が咲き
ニホンミツバチが活躍する季節。
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山桜は花を落としています。
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遠くに瀬戸内海があります。
澄んでいたら明石海峡大橋が見えます。
瀬戸内海が澄み切る日は
年になん度もないでしょうけど。



午後はつくしとヨモギ摘みです。

つくしはたくさんあるものの
時季が過ぎて
頭が呆けているものばかり。
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ここで!ふたつに分かれました。

質を問わずに!なんでもいいから
熱心につくしを摘む人たちと
棚田の中や山路を
いたずらに(!)に彷徨する人たちと。

ん!?
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古民家にあがって
座ったままの人もいますね。



つくしは摘まなかったのですが
つくしの親(?)の
スギナを摘んできました。

昔!スギナ茶が
体にいいといっていた刀自がいましたね。

天日乾燥させて
たしか!粉にして
湯を注すといっていたような。

そんな手間ひまかけられません。
電子レンジで加熱してから
熱湯をかけてみます。
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生のハーブティです。
そんないいものでもありませんね。
うまくもなんともありません。
効く!ような刺激もありません。



山野草の解説本やエッセイものに
スギナの料理のはなしはありませんね。

私の手元のいく冊かの中で
たったひとつ!
辺見金三郎という人が
「きざんで佃煮風に」
「お茶漬けには万点」と書いています。

では!スギナをきざんでごま油で炒めて
椎茸と昆布のだし醤油を入れます。

砂糖と醤油をたして煮詰めてみました。
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まずい!
ホントに作って食べたのですか。



菜の花の茎は
まったく食用にはならないような。
茎は捨てて葉をむしってゆでます。
得意(?)の梅肉和えにしますか。
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育ち過ぎた葉なのに
まずくはないですね。



菜の花の
ホントの花の部分は柔らかいのですが
どうにも加工ができそうにもありません。

そのまま食べましょうか。
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生みそとマヨネーズを混ぜて
みりんで少しのばしたものを
つけていただきます。

いっしょにウイスキーの水割りを飲めば
しみじみ春を感じます。



(敬称略)
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