SSブログ

四天王寺弘法会 悪人守屋は柳の陰 [いわなが姫の丑の刻参り]

まだ!正午がこないのに
いいこともなく!疲れて!
(書いていて恥ずかしくなりますね)
大阪メトロの谷町線で帰宅していたら
今日は 21 日だと思い出しました。

21 日は弘法大師忌ですね。

私のように高野山の渓谷の底で 3 年!
比叡山の深山のさらに奥で 5 年!
チェンマイで戸籍の性を隠して!
ビルマで竪琴(たてごと)を弾きながら!
長年修業した帰依者は
(あ!このあたり読み飛ばしてくだされ)
通り過ぎる訳にはいかず途中下車します。

四天王寺に中之門から入山。
blog31.jpg

ん!?
香具師(てきや)の
サンズン(露店)がいっぱい。
新型コロナウイルス禍の
沈んだ空気は消えたのでしょうか。

そうでもないですね。
blog32.jpg

やっぱり!露店は少ない。
blog33.jpg

人出も寂しい。



聖霊院(聖徳太子殿)の
東の隅の扉が開いています。
blog34.jpg

珍しや!
ここしばらく!
人を入れていなかったのですが。

絵堂に外から行ける庭です。
善男善女は!絵堂にはたいてい!
上の奥殿からの通路で行きますがね。

柳の新芽の緑が
カーテンのように垂れています。
blog35.jpg

柳の枝は地面で折れるほど
こんなに長いものでしたか。
blog36.jpg

守屋祠(もりやのやしろ)を
隠しているようでもあります。
blog37.jpg

この世ではどんな手段を使っても
勝ったほうが正義です。
そして!正義の歴史しか残りません。

正義(!)の歴史によると
物部守屋(もののべのもりや)という
大悪人(!)を
厩戸皇子(うまやどのみこ)が
こらしめたのですね。

こらしめるなんてもんじゃない!
たぶん!
ズタズタにぶった切ったのでしょう。

その領地を奪い!
手下どもを奴隷化して
四天王寺建設の
使役にしたのかも知れません。

厩戸皇子は聖徳太子の前名。
聖徳太子とは亡くなって
気の遠くなるほど後に
聖人化して命名されたもの。

いや!厩戸皇子の名も
後年!景教(キリスト教)が伝来して
影響されてつけられたものかも。

上宮王という人がいたらしい。
それだけ。
その後の
厩戸皇子も聖徳太子もいなかった?!

「聖徳はおれのことかと太子いい 上宮王

こんな川柳はいかが。
叱られますね。
忘れてください。

古事記・日本書紀に
蘇我氏を大悪人にして書きながら
蘇我一族の聖徳太子を
聖人としなければならないとは!
矛盾するストーリィになるのは
しかたがありません。

四天王寺は
ときの権力者が建立したのでしょう。
そうとすれば!それはだれ!?

そして!悪人のはずの
守屋祠を造ったのはだれ?!

奥殿も柳の向こう。
blog38.jpg

雨が降り出しました。



濡れながら長蛇の列。
blog39.jpg

赤飯の屋台にいつも人気があります。
お参りの土産に無難なのかな。

弘法会は終わったのか
弘法大師が雨中に立ち尽くしています。
blog40.jpg

イタドリ!?
blog41.jpg

売れるのですね。
今年はよく出会いますが。

100 円のお好み焼きを買おうとしたら
そこも並んでいます。



大急ぎで天王寺駅まで帰り
地下の飲食店街「あべちか」にもぐれば
お好み焼きの人気店の
「あべとん」がたまたま空いていました。
blog42.jpg

「とくとくセット」でいいです。
考えるのがメンドくさい!いや!
お好み焼きの知識があまりないので。
blog43.jpg

ミニとん玉と
ミニ焼きそばのセットというもの。

ごはんは大!中!小と同価格でしたが
これも量が分からず
中!と答えました。
ま!大でも食べられましたね。

税込み 700 円でした。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理