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長谷寺の初冬 大和ポークの長者ランチ [昼定食]

長谷寺(奈良県桜井市)の仁王門の前で
入山料を納めます。

「紅葉は残っていますか。

「散りました。

「なにか花はありますか。

「ありません。

うけつけのおね~さんから
紋切り型の回答しか返ってきません。

周囲にだれもいません。
忙しい訳でもないのですが。

寺には信仰のためにこいよ!でしょうか。
じゃ!観光客を排除して入山料をとるなよ。
「花の御寺」とあちこちに書くなよ。

長い登廊(のぼりろう)をのぼります。
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たくさんのボタン(牡丹)の木があります。
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寒牡丹も冬牡丹もありません。

寒牡丹は冬に咲くボタン。
冬牡丹は
春咲きのものを冬に咲かせたボタン。

来月になれば!咲いた花を持ってきて
この花壇に臨時に
ぽつぽつ植栽されるに違いありません。

登廊が右に!さらに左に曲がれば
蹴上げが高くなり!急階段になります。
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本堂に着いて!舞台でひと息つきます。
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ん!?
振り向くと!正堂(しょうどう)の奥に
観音さまがおわします。
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10m を越えるご本尊。

山の斜面にある境内は坂と階段だらけ。
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名残りの紅葉のほうへ足が向きます。
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五重塔を上から見ます。
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先ほどいた本堂の舞台も下にあります。
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立ちどまれば!寒い。

冬の風に吹かれながら
花のありそうな女性を思いますか。

この寺院は源氏物語ではどうだったやら。
更級日記にも
蜻蛉日記でも登場していたような。
清少納言はどういっていたでしょうか。

みんな忘れました。

あれ!?
蜻蛉日記を書いたひとの名前は
未だに不明かも。
藤原道綱母という表現しかありませんね。

もっとも!他の女流文学者だって
詳細の名は残ってはいないでしょうけど。

花は散るのがさだめかも。



門前町をくだります。
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「わらしべ長者の里」とあります。
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屋号は「泊瀬長者亭」ですか。
「泊瀬」は「はつせ」と読むのが普通。
初瀬とも書くようです。

泊瀬も初瀬も「はせ」と読むようになって
やがて漢字で長谷とも
書くようになったのでしょうか。

間違っていたらごめんなさい。
今!この里には
泊瀬も初瀬も長谷も混在していて
「はつせ」も「はせ」も個人のお好み次第。

この店に私でも
手が出そうなランチがあります。
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私好みの定食もあるじゃないですか。。
入店します。
入り口付近は土産ものの販売。
奥に飲食スペースがありました。
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定食の「長者ランチ」は
「大和ポークのショウガ焼き」「ヒレカツ」
「ハンバーグ」「サバ(鯖)の煮つけ」の
うちから 1 品選びます。

「大和ポーク」をいただきましょう。
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思ったより!ボリュームがありました。
税込み 1,000 円。
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