SSブログ

だったんそば 神戸製麺所 [食い逃げ未遂]

神戸電鉄の新開地駅の構内。
大阪から阪急や阪神できて
乗り換えるとき
ホームに向かって
ゆるやかにくだるところに
長い間!立ち食いの
「高速そば」があったのですが。

閉店してしばらく
シャッターが寂しそうでした。

昨年の春ごろ(2022/04)に
「神戸製麺所」なる
やっぱり!立ち食いそば店が
オープンしていました。
blog91.jpg

月に 1 度もここから
神戸電鉄に乗ることはありません。
さらに乗り換えだけで通る場所なので
時間に余裕がありません。
通り過ぎざるをえません。

特別!麺食いでもないし!
麺食いどころか!
大阪風のだしとうどんに
おいしく食べた後!
なん回かに 1 度は
吐き気を催す異常(?)体質なので
敬遠していました。

今日!しげしげと見ると
「だったんそば」とあります。
blog92.jpg

「だったん」!
漢字で書けば「韃靼」!
モンゴル周辺の遊牧民の名前でしょうか。

「だったんそば」と聞けば
すぐ「高嶺ルビー」の
赤い花を思い浮かべます。
blog93.jpg

違いますね。
「だったんそば」の花は白色!
「高嶺ルビー」のルーツは
ヒマラヤにあるそうな。

1 度刷り込んだら
訂正したはずなのに
また!元にもどっています。
ちっとも!学習効果の出ない頭脳です。
勉強するだけムダ。
ムダな努力ばかりしている人生です。
ま!ひとのなん分の一も
努力していませんが。

「だったんそば」をいただきます。

ん!?
食券の自販機に
「だったんそば」がありません。

え?!
この店のそばもラーメンも全部
「だったんそば」ですって。
写真はその「かき揚げそば」でしたか。

立ち食いでは珍しく
提供まで 3 分かかるとか。
blog94.jpg

税込み 380 円。
blog95.jpg

そば!おいしい。
しっかりした食感がいいですね。

「かき揚げ」もおいしい。
意外です。
薄っぺらな!衣だけのイメージを
持っていましたが。

そういえば
立ち食いのうどんやそばの
てんぷらが好きというおばさん!いや!
ちょっと見は美人の
年中発情しているおね~さんがいますが。

おいしい店舗はおいしいのですね。

ちなみに!おね~さんは
荒くれオトコに囲まれて
立ち食いは恥ずかしいとか。
行きたいけど!
なかなか行く勇気が出ないとか。

どの口がいっているんでしょう!

連日のように
しょんべん小路の吹きだまりの奥の
看板の屋号も消えかかっている安居酒屋で
人生を捨てたようなオトコたちの中で
酔っ払って大立ち回りしているくせに。

ま!少し弁護すれば
立ち食いでは手にしている
ブランドもののバッグの
置く場所に困るのかも。

なん代か前のオトコに
こびて買わせたバッグ。

ともかく!恥ずかしいので
カップ麺の
このてんぷらそばを常食しているそうな。
blog96.jpg

あるとき!
スーパーで売っている!
そばかうどん用のてんぷらをあげたら
おいしかったそうで
また!買ってきてといいます。
blog97.jpg

小さなエビの小さなてんぷら。
3 個入り税抜き 99 円ですから
ご自分でお買いあそばせ。

私の舌では
感激するほどのものでもないのですが。
コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

門戸厄神 年初の厄除大祭 [猫も歩けば棒立ち]

「JRの冊子を見ていたら
「あした(2023/01/19)
「がもう厄神(やくじん)まつりが
「あるんだって?!

出産可能なりくつからいえば
孫がいてもおかしくない年令ですが
オトコにふられっぱなしの
まぁまぁ美人の年増がいってきました。

どこの!ですか?

「JR嵯峨野線の園部駅近く。

それ「蒲生(がもう)」と書いて
「こも」と読むのでは?!
蒲生(こも)八幡宮の厄神まつりでは。

「そうなの!でも!なによ!厄神って。

私も関西にきて初めて聞いたのですが
大阪近辺の八幡神社でお祀りしている
神さまじゃないんですか。

その厄神の縁日は 19 日だったような。

西宮市の門戸厄神(もんどやくじん)には
阪急の門戸厄神駅までありますよ。
大阪市生まれで育ちなのに知りませんか。

「聞いたことがあるけど!
「行ったことがない。

もっとも!門戸厄神は神社ではなく
真言宗の東光寺ですけどね。
年初でもあり!
たぶん!このお寺で一番大きな
「厄除大祭」(2023/01/18・19)が
催行されています。

「あなた!昼間!暇でしょ。

あたしゃ!昼は待機している夜の蝶ですか。

「蝶というより!夜の蛾(が)かな。

む?!ごきぶり!ほいほいだぁ!

「なんでもいいから!
「あした!門戸厄神へ行こうよ。
「コーヒー!おごるから。

できれば現金でください。
それより!ひとりで行ってくださいよ。
いっしょのところをだれかに見られたら
信用に傷がつくじゃないですか。
大丈夫!駅からお参りの列があるから
迷うことはありませんよ。



いつのまにか!なんだかまるめこまれて
忙しいのに(ちょっとウソですが)
10 日ばかり前にも初詣にきた
門戸厄神駅に降り立ちました。

ここの縁日には露店がよみがえっています。
blog21.jpg

ね!お参りの流れがとぎれずあるでしょ。
blog22.jpg

ゆるやかにのぼること 10 分。
blog23.jpg

東光寺に着きました。
境内の石段にあるかごはお賽銭(?)入れ。
blog24.jpg

たくさんの石段!すべてにあります。
blog25.jpg

入れているひとは入れてのぼっています。
blog26.jpg

愛染明王と不動明王が一体になられた
ありがたい厄神明王です。
blog27.jpg

神道やら仏教やら道教やら
地主神やら土着神やら仙人やらが
混淆(こんこう)した神さまを
作り出す(?)のがうまい日本では
愛染明王と不動明王が
合体してもふしぎではなく
ただただ!ありがたい。
blog28.jpg

空海由来の厄神が残っているのは
ここだけらしい。
blog29.jpg

今年は
お酒の飲める露店が見あたりませんね。

せめて「厄除けまんじゅう」を
買ってくださいよ。
blog30.jpg

行列に並ぶのはいやですか。

気のせいか!いつもベビーカステラの
サンズン(屋台)が多い参道です。
blog31.jpg

駅まで帰ってきました。
もう!ここで買わなければ!
blog32.jpg

「縁起良好厄除け酒饅頭」を
ふたつ買ってくれました。ありがと。
blog33.jpg

ひとつ!税込み 140 円。



阪急の今津線で帰りますが
おね~さんは北へ
宝塚に行ってしまいました。
やれやれ。
私は逆方向!西宮北口行きに乗ります。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

百年の夢 帰りなん いざ [活動写真]

「百年の夢」を見ました。
blog0011.jpg

1972 年(昭和 47 年)に
共産党政権下の
スロヴァキア共和国で撮られた
モノクロのドキュメンタリー映画です。

撮影地はファトラ山地だそうな。

が!スロヴァキアの位置さえ
くすんだ頭には定かではないのに
そんな山地なんか知る由もありません。
画面から見るかぎり
厳しい自然におびやかされた
やせた土地は悲惨に感じられます。

それが悲惨かどうか
住民が悲惨と感じているのかどうか
分かりませんが。
私がぼんやり生きているから
そう思うのなら
恥ずかしく悲しいことです。

老人ばかり出てきます。

なにもない里で
なにもなく生きているように見えますが
心の中はやせているのかどうか。

医者も薬もなくても
痛みは酒を飲めば消えるとか!
いいじゃないですか。
blog002.jpg

事故で両足が不自由になっても
ひざではいながら
ひとりでりっぱな家を建てたとか。

夫が戦死し!
結核に罹病した女性は
幼いこどもに感染させないために
火の気もなにもない納屋で暮らしたとか。
blog003.jpg

50 年間!納屋暮らし。
それで!農作業も家事もこなし
こどもたちは感染することもなく
成長したと聞けば腰が抜けました。

徴兵されて各地を引き回されたので
数か国語を会得したという羊飼いは
「百年生きてきた」そうな。
「百年生きてきた」と思えるほどの
経験をしたのかも。



灰色の脳みそはゆらいで
霞の中に詩が浮かびあがりました。


 歸去來兮
 (かえりなん いざ)
 田園將蕪胡不歸
 (でんえん まさに あれなんとす)
 (なんぞかえらざる)


陶淵明(365 ~ 427)の詩
「歸去來兮辭」の一部。
大昔から文士やら書生やらが
好んで口にした文節。

帰ろう!いざ。
(故郷の)田園が荒廃しそうなのに
どうして帰られずにいられようか。

とかなんとかの意味でしょうか。

町の生活は
精神を肉体の奴隷にしてしまうらしい。
だから!田園に帰らねば!

長い詩は再び!
「かえりなん いざ」が出てきます。

 歸去來兮
 (かえりなん いざ)
 請息交以絶遊
 (こう まじわりをやめて)
 (もって ゆうをたたん)

帰ろう!いざ。
世俗との交遊を断ちたいものだ。

なんて!いっています。

余談ですが
毛沢東は抗日宣言に
この詩を引用しているとか。
陶淵明は隠遁(いんとん)宣言ですがね。
生臭いものと静謐(せいひつ)なものとを
同列視というのも、、、どうでしょう。



思い直しました。

この映画に登場するひとたちは
他の地に行くことはできませんね。

たとえ移動できても
他の地では生きていけないかも。

陶淵明は田園に帰っても
自らの土地はあり!
召使いはいて!くるまや舟はあり!
酒はあり!琴はあり!
のん気に散策して
詩作にふけったりできるようです。

田園詩人と田園のひととは違うような。



でも!
「歸去來兮」がどうして
「かえりなん いざ」と読めるのですか。

ロクに学校に行っていないものは
まぬけなことをいって!すみません。

「來兮」は「いざ」ですか。

万葉集以来の読み方?!
菅原道真が読んだから!?

それでなじんでいるのだから
よけいなことを考える必要はないのかも。



鶏に聖書を読んでやるひと。
だれに見せるのか!
からくり人形作りに没頭するひと。

それが平和でしあわせなのかも。

日夜!格差感覚でのろい!
物欲に支配されてうらみ!
とまらない吐息に
心を病んで行く自分が
悲しくなりました。



(陶淵明全集/松枝茂夫・他訳注/)参照
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

キューバの料理 ひょうご安全の日のつどい [猫も歩けば棒立ち]

JICA関西(神戸市中央区)の食堂。
blog73.jpg

キューバ料理だそうな。
blog71.jpg

今月(2023/01)のエスニック料理です。
blog72.jpg

モホ・チキン
(キューバ風チキンマリネ)
エンサラダ・デ・アグアカテ
(キューバ風サラダ)
ソパ・デ・ポヨ
(パスタ入りスープ)
フリホーレス・ネグロス
(ブラックビーンズの煮込み)

ごはんは日本風!?

ドリンクつきです。
コーヒー!紅茶!烏龍茶!緑茶!
色気はないけど!セルフで飲み放題かな。
blog74.jpg

税込み 740 円。



今日(2023/01/17)は
阪神・淡路大震災から 28 年。
JICA関西の南の海際のなぎさ公園で
「2023 ひょうご安全の日のつどい」が
開催されていました。

「人と防災未来センター」の前で
追悼式典をしています。
blog75.jpg

「交流ステージ」があります。
blog76.jpg

新型コロナウイルス禍で
2、3 年きていないのですが。
blog77.jpg

「交流ひろば」も昔ほどではないけど
ひとがもどってきているような。
blog78.jpg

なにも考えずに徘徊していたら
トートバッグやら三角巾やら
つぎつぎもらえます。
blog85.jpg

グリコのビスコもひと口ほど。はは。

巡視艇「ふどう」が停泊しています。
blog79.jpg

せっかくですから乗船させてもらいます。
blog80.jpg

ぼんやりしているものには
なんの勉強にもなりませんが。

防災訓練やら
防災ウォーク備(そなえ)やら
プログラムは
いろいろ組まれているようでしたが
つぎの予定があるので帰ります。

キッチンカーの出店があったのかも。
ランチをすませていたので
気に留めませんでした。



阪神・春日野道駅に向かっていたら
臨港線の廃線跡を歩く気になりました。
blog81.jpg

線路を少し残していますが。

散策にじゃまもののない道です。
blog82.jpg

付近より一段高いのもいいですね。
blog83.jpg

JR灘駅まで 1km ほど。
blog84.jpg

阪神・岩屋駅まででも
ほぼおなじ距離ですね。
タグ:廃線
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

食べ切れない 500円処のランチ [昼定食]

久しぶりに
阪急・庄内駅に降り立ちました。

東側の豊南市場にドラッグストアが
すっぽりおさまっています。
blog21.jpg

豊南市場は
先の大戦後からの長い歴史があり
梅田あたりの飲食店たちも
買い出しにきていたと聞いていたのですが。

30 店足らずのテナント店は
この奥でまだ!まだといえば失礼ですが
営業していましたが。

庄内銀座通りとあります。
blog22.jpg

銀座です!すごい。

西側の商店街にはアーケードがあります。
blog23.jpg

芝居小屋が越してきていました。
blog24.jpg

「ちろりん村」だそうな。
blog25.jpg

ドン・ガバチョが出る井上ひさし脚本の!?
ああ!それは
「ひょっこりひょうたん島」でしたか。
「ちろりん村」といえば
「チロリン村とくるみの木」でしょうか。
「ひょうたん島」の前の時代の
TVの人形劇のはず。

TVの歴史にうといものですから!
(他の常識はもっとうといですが)
全然イメージが湧きませんが
「ちろりん」だの「ひょっこり」だの
ことばの響きが面白い。

変わった「つたい石」です。
blog26.jpg

たどれば
大阪音楽大学の建てものがあります。
blog27.jpg

ピアノの鍵盤を模しているのかな。



鍵盤の切れたところに
「ランチ」ののぼりが!
blog28.jpg

「500エン処」!?
屋号は「500円処 ナンバー1」でしょうか。

ランチが 500 円なら!
安いじゃないですか!

まず!値段から
なにごとも考えを始めるものは
足を止めます。

装飾をおさえたジミな店内です。
blog30.jpg

どんなメニューがあるの!?
よく分かりませんが
真っ先に目についたものは
「おまかせランチ」!
blog29.jpg

「何が出てくるかお楽しみ」ですか。

では!その「小」をいただきます。

税込み 580 円なら
なにが出てきてもあきらめられそう。

ええっ!?
blog31.jpg

厚切りの豚肉がどさっと。

鶏肉のから揚げがたくさん。
重なっていて!上から見た目より
ボリュームがあります。

どちらかひとつで
私のランチは十分ですが。

さらに鶏肉と根菜の煮ものの鉢も。

みそ汁はワカメの煮もののように
ワカメがいっぱい。
乾燥ワカメだらけにするのが
普段の私のやぼったいみそ汁ですが
それに似ています。

隣の席の男性が
「まだ!くるんですか」と聞いています。

そのひとは「大」を食べています。
私の料理(小)に
すでにふた皿が追加されています。
テーブルの上がいっぱいです。

「もうひとつです」
店のおばちゃんが答えています。

恐ろしい量ですなぁ。
370 円プラスの 950 円ですからね。

いやぁ!
満腹しました。

この町にきた用事を忘れて
横の公園に倒れ込んだまま。
blog32.jpg



(敬称略)
コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理