SSブログ

宇治の太閤堤 抹茶のランチ [いわなが姫の丑の刻参り]

宇治橋から宇治川の下流を見れば
JR奈良線が走っています。
blog01.jpg

鉄橋が右岸で
奇妙な建てものの中に入っています。
blog02.jpg

あの建てものは京阪の宇治駅ですね。
線路は交差していませんが
京阪の乗客は
JR線をくぐっているのでしたか。

いつも気にしないで利用していましたが
反対側から見ても面白い意匠の駅舎です。
blog03.jpg

茶の木をたくさん植えましたね。
ここ!宇治川沿いは太閤堤跡の一部。
公園化の整備が終わったのでしょうか。

公園の中に石の集積が。
blog04.jpg

昆虫や小動物の隠れ家や
冬眠場所を提供しているのかと
一瞬!思いましたが
そんなやさしい考えではないですね。

これが太閤堤の「石出し」ですか。



ふと!無学なものは
宇治川はやがて淀川になりますが
その下流のほうで
明治の初めに施工されていた
ケレップ水制を思い浮かべましたが。

岸から本流に向けて
指を 1 本突き出すように
粗朶(そだ)と石でしがらみというか
堤といえばいいのか
水流をじゃまする工事です。

ついでにいえば!
ケレップ水制とケレップ水制の間が
やがてワンドと呼ばれる水たまりになり
結果!
詩歌に名高い巨椋池(おぐらいけ)が
消滅して!滅びたはずの固有の生物が
ワンドで生き残っていたのでしょうけど。

この「石出し」は
ワンドが形成されるほどの
長さを持っている訳でもないような。

ん!?ケレップ水制は
本流の水量を確保のためでしたかも。
この「石出し」は岸を
守るためのものでしょうか。

よけいなこと!忘れてください。



これも「石出し」でしょうか。
blog05.jpg

杭があるので「杭止め護岸」かな。
blog06.jpg

ここは石積み護岸に杭がいっぱい。
blog07.jpg

「土木」が好きなひとは面白いかも。
そうでない阿呆は「へ~」といって
通り過ぎるだけですね。

大きな建てものが完成しています。
blog08.jpg

「お茶と宇治のまち交流館」
「茶づな」とあります。

宇治茶のミュージアムでしょうか。
講座やイベントも催行されているようです。

レストランもあります。
「太閤堤カレー」だそうな。
blog09.jpg

また!「へ~」といって通り過ぎましたが。



「茶づな」に隣接して
菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の
墓があります。
blog10.jpg

宇治の地名は菟道と表記するのが古くて
正統性があるようですが。

応神天皇の子。
応神帝はこのひとに
帝位を継がせたかったようですが。

日本書紀では自殺して
異母兄弟の仁徳天皇に譲ったという
美談になっています。

早いはなし!
仁徳帝が殺してしまったのでしょう。

勝ったほうの歴史しか残りません。
勝ったほうが正義です。

菟道稚郎子の墓は
世界文化遺産の宇治上神社の後ろの山に
想定されていますが
明治政府はここに土盛りをして
古墳(!)を造ってしまいました。

菟道稚郎子が即位したという
うわさ(?)もあるからなんでしょう。

なんでもしますな!その時代の正義は。



菟道稚郎子の墓の前で
「肉のはりよし」の
抹茶コロッケをいただきます。
blog11.jpg

税込み 190 円。
100 円くらいのときから
買っていたような。
ずいぶん!ときが流れましたね。
ちっとも!成長しませんが。

宇治のお茶も飲みます。
blog12.jpg

税込み 160 円。
碾茶(てんちゃ)入りとなっています。
碾茶は抹茶にひく前の茶葉。

碾茶を作った後の「ひげ」を
ペットボトルのお茶に使っている
大手メーカーがあると
茶畑で聞いたことがありますが。

碾茶より廃棄物のほうがいいお茶になれば
それはそれでいいことですがね。

これではまだ!ランチとなりませんね。
持って帰るつもりだった
「モグモグベーカリー」で買った
パンに手をつけますか。
blog13.jpg

抹茶サンライズ(税抜き 220 円)と
茶壷(税抜き 270 円)です。
コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理