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煩悩のかたまりのそば 四天王寺の除夜の鐘 [うそ八百]

四天王寺の南西の
石の鳥居の西に
「煩悩のかたまり」が見えます。
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「煩悩のかたまり!」と呼ばれたら
反射的に「はい!」といいそうですが。

「そばと酒 煩悩のかたまり 一瓢亭」が
本名(?)のそば処ですね。

まだ!ランチどきですが
「年越しそば」としていただきましょう。

ん?!
私の刷り込みは
年越しそばは夕食と決まっていたのですが
正式(?)にはどうなんですか。
いつ食べても!食べなかっても
逮捕されることはないでしょうけど。

そばと麦めしのセット!税込み 550 円。
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1 年と少し前の夏にきたときと
おなじ価格とは!おおげさにいえば
感激するじゃないですか。

鶏卵やうずら卵の生たまごや
つぼ漬け!高菜漬け!梅干等の漬けものや
揚げ玉やきざみのりやとりそぼろ等が
無料で勝手にいただけます。

水もお茶もセルフですけどね。



除夜の鐘を撞いて帰りますか。
心の中で撞くだけですが。

四天王寺の境内の中央の北寄りに
講堂と六時堂があります。
その間に亀の池と石舞台があります。

亀の池の西に北鐘堂があります。
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上掲の画像の池は
亀の池ではなく丸池ですが。

亀の池の東に太鼓楼があります。
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前に写っているものは石舞台です。

境内の南に南鐘堂があります。
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あべのハルカスが後ろにそびえています。

除夜の鐘はこの三鐘が鳴らされます。

北鐘堂は北引導鐘堂とも
黄鐘楼とも呼ばれています。

南鐘堂は太子引導鐘堂とも鯨鐘楼とも。

太鼓楼には他に名前がないような。
もともとは
太鼓が置かれていたのでしょうか。



2022 年も行きます。
除夜の鐘が鳴ります。

ぼんやりしていないで 1 句詠みます。
よみます、、、。
よみ、、、。
よめません。
私は俳人ではなく
焼酎を
「おにみみコーラ」で割って飲んで
酔っ払っている廃人でした。

「おにみみコーラ」とは
橿原市今井町で作られている
クラフトコーラです。

それはどうでもいいのですが
俳句のように短いものほど制約が多い。
だらだらと「みそひともじ」に並べて
短歌もどきならできるかも。



ふるさとは 心の深い 闇にある
秘めて百年(ももとせ) 除夜の鐘鳴る


どろどろの 道にぬかるみ
どろどろの 川におぼれて 除夜の鐘鳴る


指食(は)めば やせぎすの去年(こぞ)
耳食めば ふくらの今年 除夜の鐘鳴る


町古(ふ)りて 生殺しの灯(ひ)に
酒甘い きみのくちびる 除夜の鐘鳴る


夢失せた 冷たい体を 抱きしめて
地獄の底の 除夜の鐘聞く


むさぼれば 小さな乳房 朱に染まり
あすを忘れて 除夜の鐘聞く


望郷の 念は凍てつき 野に倒れ
鴉(からす)食(は)むべし 除夜の鐘鳴る
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