祭からフェスタへ 一円ブスのたたり

淀屋橋を渡って土佐堀川の右岸をさかのぼります。

中之島図書館や中央公会堂の周囲が
縁日のような屋台街になっています。


「中之島まつり」（2023/05/03・04・05）開催中。

第 50 回だそうな。50 年めだそうな。

「中之島映画祭」にきたのですが
あまりにも多くのひとに
田舎もんは心が萎縮病にかかり通り過ぎます。

中之島公園バラ園は明るい！


バラがもうすっかり咲いていますね。


こんなときに「一円ブス」がわずらわしい。

一円ブスとは日傘をさしている
崩しようのない醜女（しこめ）！
あ！容姿じゃなくて心が！
ということにしてください。

傘をささなければならないほどの
高貴なお顔！いや！もとい！お方でしょうか。

先ほどの中之島まつりの雑踏や
こんな花園の中で！日傘をさして
他人の歩行や鑑賞や撮影に迷惑なひとを
一円ブスと呼んで悪いですか。
ま！多少は後ろめたいですが。

ま！ひとごみでは帽子か
ヘルメットをかぶられたらいかが。



天神橋を渡り！左岸に出れば
八軒家浜船着場の下流で！大川（旧淀川）が
土佐堀川と堂島川に分かれています。


天満橋を渡り 1 度大川の右岸に出て
向こうに見える自転車用の斜張橋を渡り
ふたたび左岸にもどり！さかのぼります。


置き竿が並んでいます。


あ！おね～さんが釣りあげました。


抱卵している大きなコイ（鯉）です。
コイの卵！食べたことがあったやら。

大川から離れ！藤田邸跡公園を横切ります。


隣接の藤田美術館の「あみじま茶屋」で
抹茶を飲もうかと思ったのですが
大勢並んでいるのでスルーします。

京橋まできました。

京橋ターミナルと大阪ビジネスパークを結ぶ
屋根つきの歩道橋の
「大阪城京橋プロムナード」にあがり
大騒音に見降ろすとなんという群衆！？


京橋フードソニック（2023/05/03 ～ 07）！？
「関西最大級」「フードフェスティバル」
「美食の祭典」等々の惹句を並べています。

が！入場料をとる！？
さらに高い料理を買わねばならない？！
すごすごと歩道橋にもどります。



大阪ビジネスパークを抜けて
大阪城公園に着きました。

眼下に先ほどよりさらに大きな騒音。


「クラフト餃子フェス」
（2023/05/02 ～ 07）だそうな。
ここでは入場料は不要。

クラフト餃子とはどんな餃子？！
入ってみますか。

広い「太陽の広場」の四隅が見えないほどの
ひとで埋め尽くされています。


動きが少ないと思ったら各ブースに長蛇の列。


小 1 時間待ち？！

アルコール類はすぐ入手できるとかで
仲間が手分けして餃子を買いに行っている間
できあがっているグループもいました。
なにも食べずになん杯も飲んだのですね。

ここも一円ブスだらけ。



おなかがすきました。
公園内のコンビニに行くと
こちらも入店するのに長蛇の列。

3 軒行ったのですが！
しっぽをまいて退散しました。

持っていた缶ビールだけでがまんだぜ。


大阪城の天守閣前の
なんじゃもんじゃ（ヒトツバタゴ）に
まだ花があるじゃないですか。


違います。
白く見えたのはクスノキ（樟）の新芽でしたか。

なんじゃもんじゃは数輪残っていました。


豊国神社前では戦の格好の人たちがいて
ほら貝が吹かれて
インバウンドのひとが集まっていましたが。


あっしにゃ！カンケーないことにござんす。
酒がきいてきて
ぞんざいになってきました。はは。



大阪城公園を大手門から出て
さらに南西に抜けます。

難波宮（なにわのみや）跡がにぎやか。


「WORLD KITCHEN FEST.」
（2023/04/29 ～ 05/07）開催中。


ここには世界の料理のテントがいっぱい。



なにもしませんでした。
なにも食べませんでした。
休憩もしませんでした。
もちろん！収穫はなにもなし。
一円ブスのたたりかも。
勘弁してくだせえ。

いつも徘徊しているところを
ぶらぶらしただけなのに 3 時間半もの歩行。

バカみたい！
帰って昼寝しましょう。