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紹興酒 ・やっつけウイキョウ豆! [半煮え!生煮え!]

紹興酒(しょうこうしゅ)が到来しました。
半可通ばかり集まって
燗をして砂糖を入れて飲んでいたら
中国酒通のおじさんに叱られました。

「うまいですか?!」
あまり口には合いません。
「紹興酒は冷やで飲んでください」
でも!ほら!魯迅(ろじん)の小説でも燗酒を飲んでいますよ?!

「孔乙己(こんいーちー)ですか!?」
そうです!そうです!そんなタイトルです。
「孔乙己が注文する紹興酒は立ち飲み屋の一番安い酒なんです!」
「日本の大正時代に書かれた小説ですよ」
「そんな安酒!今はあまりないでしょう!」
「いい紹興酒は燗をしたら味が落ちますよ」

小説の主人公は
周囲よりはインテリだけど
落ちこぼれで文無しでけんか好きで
しかし!近所の子供たちには好かれるという
孔乙己という名の男でしたか。

彼はなけなしのお金から
子供たちに
酒の肴の「茴香(ういきょう)豆」を与えます。

そのおいしそうな
「茴香(ういきょう)豆」ってなんですか!?
近所の中華料理店にありません。
そらまめの煮たものでしょうか?!
茴香って八角茴香でしょう!?
まさか!フェンネルじゃないでしょうね。

今さら!紹興市まで尋ねていけません。
なんかやってみましょう!得意のやっつけ料理を。
「ウイキョウひよこ豆」作ってみました。

中国産の「八角」
イタリア産の「ひよこ豆」
日本産の「昆布」と「砂糖」と「醤油」をことこと、、、。
それなりにおいしいですよ!
ところで!
これはなに料理といえばいいのでしょうか!


タグ:魯迅
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