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本薬師寺跡のホテイアオイ 味味のランチ [解語の枯れ尾花]

今年も薄紫色の田んぼが見えます。
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奈良県橿原市の
本薬師寺(もとやくしじ)跡の周囲です。

藤原京で天武・持統天皇が
ここに薬師寺を建立したとか。
その後!
平城京遷都で移築してしまったのですね。

それで「本(もと)」がついています。
現在!
本薬師寺跡と「跡」がつけられています。
それなら「本」はいらないのでは。

堂の礎石や塔の心礎が
たくさん残されています。
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驚くほど。

移築のときには
まず!みんな持って行きますよね。
残されていても
1,300 年以上ものときの流れの中では
流用されて
持ち去られても不思議ではないのに。

年寄りたちが
礎石に座って弁当を食べています。
文化財保護法で指定されているのなら
規制が必要ではないのですか。



本薬師寺跡の周囲の薄紫色は
ホテイアオイの花です。
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毎年 6 月ごろ
休耕田に植えつけられているようです。
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花は 8 月の初めころから咲くようですが
9 月の中ごろを過ぎると
赤い彼岸花がコラボして
華やかさが増します。
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このカメラでは
色の厳格な再現が難しいのですが
でも人によって表現も違いますね。
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私は「薄紫」と見えるのですが
藍色だという人!青だという人!
すみれ色!空色!とさまざま。

葉柄の基部がふくらむので
布袋のおなかのように見えるから
ホテイアオイと命名されたのでしょう。

そのふくらんだ部分が浮袋となって
浮いて生育しているようです。
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水深の浅い田んぼでは
根を土に降ろすので
成長がいいのか!花の数が多いような。
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ただし!逆に
浮袋部分は大きくなりませんね。



ああ!
リンゴガイのピンクの卵塊があります。
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なんとかなりませんかね。
いつまでも退治できないままですね。



連日!日中は歩きつづけて!
夜は睡眠不足ばかりで体がバテぎみ。

近鉄・畝傍御陵前駅あたりでランチにします。

にぎやかなところではないので
あんまり選択の余地はありません。

「中国菜館 味味(みんみん)」がありました。
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「中国菜館」ですか。
「中華料理」じゃないんですね。

テーブルにあった氷水を
グラスに 3 杯も飲んだら
もうなにもいらない!という気分。

そうとう重篤なビョーキです。

ん!?
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高くはないですね。
ランチは税込み 700 円!
台湾ラーメンがついて
ソフトドリンクがついて
ごはんのお代わりできるみたい。

ラーメンではなくスープなら 600 円!?

ビョーキですが食べます。
よく分からないので「本日の日替わり」を。
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ザーサイと豚肉炒めでした。

まず!苦手(?)なラーメンを。
麺と具を食べたら(スープは残しています)
おなかがいっぱい。

でも!根性だぁ!
食べものを残すなんて悪い子は
祖母が草葉の陰から招きそう。

ザーサイ炒め!量が多いような。
鶏肉のから揚げの大きいこと。

ごはんもお惣菜もそれぞれ半分残してストップ。

サービスの甘い炭酸飲料を飲んだら
ますます食欲が萎えて行きます。

氷水を再度あおって
行きます!
行きました!
ラーメンのスープ以外は完食。

ごはんのお代わりなんて!夢のまた夢。

少しでいいから
どこか!道端でもいいから!休みたい。
ここで眠れば
永遠に目が覚めないような気もしますが。
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