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六地蔵 伏見桃山城 酒蔵の町 [みんなで歩けばこわくない]

今日の月例の寄せ集めハイキングは
「だいご一言寺」
「おぐりす道」の道標から出発します。
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右に山科川を渡って行けば醍醐一言寺へ
川沿いに北に歩けば勧修寺につづく
小栗栖街道です。

そのどちらにも行きません。
西へ進んで木幡の里(京都市伏見区)の
六地蔵堂のある大善寺へ。

しだれ梅が咲いています。
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JRの奈良線沿いに進み!ガードをくぐって
ゆるやかにのぼれば大階段。
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伏見桃山陵につづく石段です。
あがりにくい。
やたら蹴上げが高い。

直登する人と
右から昭憲皇太后の伏見桃山東陵経由の
坂道をたどる組に分かれます。

明治天皇の伏見桃山陵の前で休憩。
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あれ!?
ご老体!おひとりいないのでは!
石段も坂道もダメでしたか?!
探しに帰れば
坂道をよちよちあがってきていました。

参加の連絡不要の寄せ集めのハイキングなら
年令や体力の格差が大きいので
すべての人に適したコースの選定が
できていないのかも。
みんな私が悪いのです、、、か。

高い杉木立の参道を進みます。
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残念石ですよ。
豊臣秀吉の伏見城の築城時のものらしい。
私の説明にだれか振り向いてよ。

明治天皇に殉死した
乃木希典を祀った神社に寄ります。

乃木神社に隣接の山城ゑびす神社に
大きな石の
タイ(鯛)がたくさんありました。
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どれにも
「幸せに成り」ときざまれています。

桓武天皇の柏原陵に参ります。
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平安京を遷都した天皇と
平安京最後の天皇が
おなじところでお休みです。

伏見桃山城までのぼってきました。
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秀吉の伏見城ではありません。
近鉄が建てた模擬天守です。
伏見桃山城キャッスルランドという
遊園地があったのです。

閉園して久しい。
城には立ち入り禁止です。
私はなん度か登城していますが。
記憶はもう春霞のよう。

お天気もいいので
天守を仰ぎながらランチにします。

ここでランチをするのは
初めてではありません。

みなさん!記憶にないといいますが。
そうですか。
もう!このハイキングのメンバーも
入れ替わっているのかも。

そういえば私の相棒をしてくれていた
こ生意気な(!)歴代のおね~さん方!
だれもいなくなっていますね。



南西にくだって御香宮神社へ。

伏見の名水のひとつ御香水は
本殿の横の
巨大なソテツの向こうにあります。
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ペットボトルにいただいて行きましょう。

日本で初めて太陽光発電パネルを設置した
伏見大手筋商店街のアーケードを進みます。
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つづいて竜馬通りを行きます。
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坂本龍馬が襲撃された寺田屋です。
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その昔!この旅籠(はたご)を
見学したことがあります。
襲撃のときの
「弾痕」や「刀傷」跡がありましたが。

そのときに入浴していたお龍が
奉行所の役人がやってきたことに気づき
すっぽんぽんのままかけあがり
2 階の竜馬に知らせたと聞かされましたが。

奉行所の捕りものは午前 2 時!
そんな時刻に入浴なんかしますかねぇ。

なんかね!一切がね!
うさんくさいような。
不謹慎ながら!そう感じてしまいましたが。

案の定!最近の定説では
その寺田屋は焼失し
今の建てものはまったく別のものらしい。
あの弾痕跡はなんだったのでしょうか?!

竜馬通りの名も似合わないのかも。

清酒の「黄桜」の
キザクラカッパカントリーに寄ります。
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ご老体は男女とも
土産もの店が大好きですから。

京都では嚆矢(こうし)ともいえる
地ビールがあります。

あ!どなたかが買ってくださいました。
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ほしいといった訳ではないのですが。

あの!ついでにいえば
ここの地ビールは
4 種類あるのですがね。

「月桂冠」はどうします?!
お勉強は嫌いでしょ!
ん!?
お勉強したい人が珍しく 6 人もいます。

では!大倉記念館に入りますよ。
お勉強しない人は
売店で時間をつぶしていてください。

おとなしく!ビデオで酒造りを見ます。
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展示品を見学します。
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井戸の仕込み水をいただきます。
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新型コロナウイルス禍で
記念館やら工場内やらの
見学の制限があります。

記念の清酒とちょこをもらって帰ります。
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京阪・中書島駅に向かいます。

中書島は
西口克己の小説「廓」の舞台です。
この小説には当時の遊廓や花街の
はなやかさが細かく書かれていますが。

が!今は
大歓楽街の面影がまったくありません。

長建寺の弁財天にお参りしましょう。
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たぶん!多くの遊女の
涙を知っている弁財天です。



(敬称略)
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