北御堂で宗論 血も見ず 焼き鳥を食う

御堂筋の公孫樹（いちょう）が
まだ黄色に染まるには早い季節。


北御堂（津村別院）に参ります。


津村別院は浄土真宗本願寺派の寺院。

ちなみにここから南にある
南御堂（難波別院）は
真宗大谷派の寺院だといいます。

親鸞（しんらん）を開祖とする
浄土真宗の本山はたくさんありながら
浄土真宗をなのっているのは
本願寺派だけのような。
他の団体はみんな真宗かな。

浄土真宗と真宗！
さらに浄土宗もからんで
名称をめぐって争ってきた歴史を
習ったような気もしますが
帰依のかけらもない阿呆は
すぐ忘れています。

宗教は恐ろしい。
容易に！人心に！
異教徒から見たら邪鬼を育てます。
宗教と宗教は
平和裏におさまったためしなし。

おなじ開祖をあおいでいても
血を見ますね。

まさに
「宗論はどちら負けてもなんとかの恥」
ですかね。



そんな不遜な考えのものが
ゼミナールに混ぜてもらいます。


僧侶の講義はなく
いきなり！噺家（はなしか）の
林家笑丸（はやしやえみまる）が登場。


あ！失礼！
講師は笑丸先生なんですね。

あの「宗論はどちら負けても釈迦の恥」の
落語をまじえながら 90 分。

この落語！この場にふさわしいような！
いや！真宗をこばかにしたような。
ま！深く考えないほうがいいのかも。

ん！？
この噺！最近！聞いていますね。
たしか！笑丸の兄弟子の
林家染雀（そめじゃく）が
高座にかけていましたが。

林家染丸一門の
十八番（おはこ）なんでしょうか。

染丸一門は
余技というのか！裏芸というのか
落語以外にもいろいろな芸を
習得している人が多いような。

得意の後面（うしろめん）です。


後頭部に面をつけて
ふたり分！踊ります。

後ろで紙切り。


これは！この人の特技ですね。

そういえばそうとう以前に
「松づくし」も拝見したこともありますが。



お勉強したので
悠々とランチして帰ります。

船場センタービルの 9 号館の地下 2 階の
鳥琴（とりきん）へ入ります。


ランチ定食はみんな税込み 810 円。


まず！おしぼりと
野菜ジュースがちょっぴり。


ランチといえば
揚げものを食べる人！多し。
おいしいですけどね。

たまには焼きものなんか。
「炭火焼鳥」を食べましょう。


蒸し野菜と
よく分かりませんが！生たまごつき。

胚芽米（？）のごはんが
丼で出てきました。
丼ではなく！おひつなんですかね。



（敬称略）