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髭の渡し コスモス満開 2022 [解語の枯れ尾花]

阪急・甲東園駅の駅前の赤ちょうちん。
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居酒屋でしょうか。
屋号は「甲東軒」
甲東園駅前の甲東軒!覚えやすい。

12 時半を過ぎています。
おじさんが 2、3 人
入店しているので私もつづきます。

「ランチ定食」がいくつか。
ほぼ!税込み 850 円ばかりですが
「本日のサービス定食」
税込み 750 円がありました。

値段でおいしさを感じる由緒ある貧乏人は
即!注文。
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麻婆豆腐でした。
おいしくないはずがありません。

このあたりは高級住宅地でしょうか!
この値段では安価なほうです。

とあるお屋敷から
ピンクの花がこぼれています。
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ノウゼンカズラのピンク種みたい、

ピンクといえばコスモス!?
忙しい身ですが(ちょっとだけウソです)
ひと目!コスモスを見に行きますか。



新幹線の高架沿いに東に進めば
武庫川にあたります。

甲武橋を西宮市から尼崎市へ渡ります。
河原に黄色い花が咲いています。
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キバナコスモス!?
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まさかね!
「特定外来生物」のオオキンケイギク?!

左岸に降りてさかのぼり
新幹線が通る下をくぐります。
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だれものん気に歩いていませんね。



河川敷が遠くからでもピンク色。
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髭の渡し(ひげのわたし)のコスモス園。
今年も咲きましたね。
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黄色い花も。
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これはコスモス!?
特定外来生物ではないでしょう。

そもそも!コスモスも
最近入ってきた植物でしょうけど。

最近といっても明治 10 年(1877)ごろ。
150 年近く経っていますがね。

あまりにも日本人の心にとけこむ花で
秋桜とも呼ばれて
詩歌にもたくさん詠われています。

「髪解けば胸ほぐれゆく秋ざくら  古賀まり子

よく育てば 2m を越えますが
ひざぐらいの高さにでも仕立てられます。

「コスモスひょろりふたおやもういない  風天

日清・日露戦争の英雄の乃木希典は
「弱々しい」といって嫌ったそうですが
なかなかたくましい花です。

「倒れても 倒れても立つ あきざくら  ほっ

風雨で倒されても
すぐ頭を持ち上げて咲きます。



今年もよく咲きましたね。
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播種がおなじ日だから。

ボランティアで毎年!
種子から育てているからでしょう。

こぼれ種から芽吹くと
成長にずれが生じ
花期がそろわないようです。

だからか!
種子はだれでも
自由に採集できていましたが
今年はどうだか知りません。
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昨年とおなじような
このブログの写真と文章。

まったく進歩も学習もない人生。
悲しくも寂しくもないとは!ただ哀れ。

遠く!六甲山系の山を見ながら
立ち尽くします。
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「倒れても 倒されても笑む あきざくら  ほっ



(風天は渥美清の俳号)
(敬称略)
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