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おふさ観音 藤原京跡の秋 誘拐に注意 [町道!街道!眠り未だ足らず]

大和八木駅(奈良県橿原市)の南に
なんの変哲もない(失礼!)
南北に直線に延びる道に
「横大路」と道標がありました。
blog01横大路.jpg

浅学にして初めて気づきました。

難波(なにわ)と大和を結ぶ古道の
竹内(たけのうち)街道は
よく人の口の端(は)にのぼりますが
その竹内街道が山越えして大和に入ると
大和高田市あたりから横大路と名を変えて
ほぼ一直線に進み
これまた有名な官道の
下ツ道!中ツ道!上ツ道と
直角に交差するようです。

飛鳥川に出ます。

今井町の入り口の大榎(えのき)!
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あ!ここは新蘇武橋。
今井町はつぎの蘇武橋のほうでしたか。
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今井町は 1,500 戸のうち
その 1/3 が伝統的建造物。
blog04今井町.jpg

町の中に入れば
江戸時代にタイムスリップしたかのようです。

今日は「おふさ観音」に向かいます。

飛鳥川に沿って歩けば!また大木があります。
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さらにまた。
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みんな榎なんでしょうか。

あら!?
大木ばかりに魅かれて進んでいたら
おふさ観音は通り過ぎたような。

おふさ観音には
いつもあんまり考えることなく!
ぼんやり歩いていて
いつの間にか着いていましたが!

危機管理能力に乏しいので
ちょっとパニック。

わんこと散歩中の
おばちゃんに尋ねる失態ぶり。

モバイル系の文明機器を
なにも携行しない野蛮人は大変ですねぇ。

おふさ観音の境内いっぱいのバラも
花はほとんどない季節。
blog07おふさ観音.jpg

円空庭にもはなやかな色がありません。
blog08おふさ観音.jpg

ただ!ジョロウグモはいっぱい。
blog09おふさ観音.jpg

もうそんな季節なんですね。
でも!メスがまだやせていますね。

ちなみに上の小さな個体がオス。
このオスは近づき過ぎているような。
危ないよ!
メスに食べられてしまいますよ。

トイレの表示。
blog10おふさ観音.jpg

悪人(!)は使用禁止なのです。



ここから一直線に東に進めば藤原京跡。
blog11藤原京跡.jpg

こんな原っぱで
「痴漢」や「誘拐」があるのですか。
気をつけましょう。
ま!私は
悪漢も逃げそうな顔と横柄な態度ですが。

東に天香久山(あまのかぐやま)があります。
blog12藤原京跡.jpg

北に耳成山(みみなしやま)が見えます。
blog13藤原京跡.jpg

すると西には畝傍山(うねびやま)ですね。
blog14藤原京跡.jpg

初めてこの地にきたとき
だれかに先導されて
いきなり一度に三山を歩いて回りました。

ただの丘みたいな山を
とぼとぼ歩いて面白くもなく
「なにが大和三山だ」と
心の中でぼやきつづけていましたが。

後日!この藤原京大極殿跡に立ったとき
大和三山に取り囲まれている景色に
いたく感動したものです。

大和三山は上るものではなく
宮殿からながめるものでしたか。



のどかです。

温室ではシクラメンが!
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シクラメンは
冷涼な気候を好むんじゃなかったですか。



三山のうち
一番器量の悪い!
つぶれた丘みたいな天香具山に向かいます。

もし上る気になっても低いからいいのです。
なんという横着な考えでしょう。

やっぱり上らず
天香具山の裾を巻いて歩きます。

お!柿畑の向こうに畝傍山が美しい。
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天香具山にある天岩戸神社に到着。
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もっと岩だらけだったような気がして
訪ねたのですが
まったくの記憶違いでした。

つぎに畝傍山に向かいます。

ま!積極的に行きたい訳ではなく
途中に駅があればリタイアしそうです。

元来の怠けものがますます顕著になり
今では 1 日で三山征服する気なんて、、、。
冗談にもいいません。



あ!藤原京の「藤原」とは
どこからどんな理由で命名されたのか
疑問に思ってきたのですが
まったく忘れて徘徊していました。
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