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三色彩道 2018 [町道!街道!眠り未だ足らず]

大阪モノレールに阪大病院前駅があります。
当然!目の前が
阪大病院(大阪大学医学部附属病院)です。

阪大病院や阪大の学舎等がひしめく
「阪大村」を北西に道なりに歩きます。
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並木が紅葉する季節。
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ここで生活する人にはなんでもない道!
いちいち感動して
立ち止まったりしないでしょうけど。

水遠池(ずいおんいけ)に出ました。
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浅瀬の草の紅葉がまぶしくて!寂しい。

このあたり
大阪万博(日本万国博覧会)開催から
急に拓けて
建造物だらけになったようですが
この池は竹林と
雑木林しかない時代からあったのですね。

だからか!
ずいぶん不思議な名前の池ですね。

池の主はどうしたのでしょう。

肩身の狭い思いで
水底に潜んでいるのでしょうか。
「千と千尋の神隠し」のハクのように
白竜にもどって飛んで行ったのでしょうか。

ハクは「やさしくて愚か」な設定でしたか。

そういえば千尋の声を担当した
柊瑠美という
しっかり演技のできる女優がいましたね。

池の畔の
メタセコイア(落羽松だったかも)にからむ
蔦(ツタ)の紅葉。
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逆光の中!泣いているような。



水遠池に接して紅葉の並木道。
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車道に両側が歩道の
生活道路のようですが。
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観光名所にしてもいいような紅葉です。
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吹田市は
三色彩道(さんしきさいどう)と
呼びたいようです。

三色とはトウカエデ!アメリカフウ!
それにタイワンフウかな。
葉を拾って!わが家の水槽の
カワニナのお土産にしましょうか。
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ん!?
これでは 2 色かな。

トウカエデの葉がないような。



およそ 400m の三色彩道のつきあたりに
阪急・北千里駅がありましたが
北大阪急行の千里中央駅まで歩きます。

そのほうが自宅まで一直線で帰れます。
大阪メトロの御堂筋線と
相互直通運転をしているので。

幼児が遊ぶ樫ノ木公園の池のそばに
柿の喬木が実をいっぱいつけています。
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干し柿や柿酢がたくさん作れそう。
いや!野鳥のためと考えるのが
良識でしょうか。

千里東町公園にも池がありました。
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公園の条件は池のあることですね。
そう思ってしまう秋です。



(敬称略)
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南禅寺の紅葉 関西文化の日 [平安京有情]

京都の四条烏丸の交差点近く
仮囲いの塀に「雷神」が!
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絵画の鑑賞眼はありませんが
すごい!
なんでしょう?!
この絵画!なにかがすごい!

ミュージアム等の
11 月の一定期間の入館料を
無料とする「関西文化の日」
今日(2018/11/18)も
多くの施設で無料になっています。



室町通りを北上すれば
たいそう立派な風呂敷専門店が。
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その階上に
「宮井ふろしき・袱紗ギャラリー」が
ありました。

格式が高そうです。



さらに北へ進み
三条通りと交差したら
三条通りを西に進めば釜座町?!
お釜師の町!?

「大西清右衛門美術館」がありました。
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茶の湯釜の美術館でした。



三条通りを東に向かいます。

明治維新のころには京都の
メインストリートだった三条通りには
古い建造物がいくつか残っています。

この建てものもそうかも。
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京都文化博物館でした。

以上!いずれも
風体も教養も懐中も卑しいものには
あの雷神の絵を見るような
雰囲気ではありません。



烏丸通りに出て!さらに北へ。
今日は「北帰行」ですね。はは。

「夢は むなしく消えて
「京の 闇をさすらう
「遠き美術 はかなき頭脳
「芸術 我を去りぬ

京都御苑の西に
「益富地学会館」を発見。
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1 階は「石」関係の店舗かな。
2 階は研究室!図書室?!
3 階の展示室に入場できました。
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膨大な標本がありました。
ひとつひとつの標本は
あの雷神図にも勝るとも劣らない
芸術のようでした。



芸術(?)に悪酔いしたので
気分転換に紅葉を探しに行きます。

ふらふら東にさまよえば
平安神宮の大鳥居の下。

京都国立近代美術館があります。
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お!藤田嗣治展ですか。
入場します。
藤田の有名なオカッパ頭を見ましょうか。

困窮時代に自分でカットしていたので
そんな頭にしかできなかったとか。

その時代を反省し
初志貫徹の念をかためて
絵が売れるようになっても
変えなかったそうな。

ん!?
一般の展示は見られたのですが
藤田嗣治展だけはダメでした。
なんだよ~!
藤田は
「美術は世間一般の人に
「見てもらうべき性質のもの
といっていましたよ。



私の「関西文化の日」はおしまい。
まともに入場すれば
合計 3,700 円必要だったのですが。
得しました?!

得した気分はありませんがね。



京都国立近代美術館前の
白川と合流した琵琶湖疏水。
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正面にインクラインの出口にある
琵琶湖疏水記念館が見えます。

紅葉を期待して
インクラインに降りましたが
全然ですね。
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岡崎の疏水の 1895 年の写真が
展示してありました。
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今歩いてきたところじゃないですか。



南禅寺に寄ります。
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なんという混雑ぶり。
蜂の巣をつついていたら
空襲警報が鳴ったので
収拾のつかなくなった町のようです。

天授庵。
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外から見ても十分な紅葉です。

水路閣には紅葉の数より人が多そう。
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日本語ではないことばの渦。
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気分転換にはなりませんね。
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ますます悪酔いしてしまいました。



(藤田嗣治著/腕一本・巴里の横顔/参照)
(敬称略)
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万博記念公園 関西文化の日 2018 [猫も歩けば棒立ち]

太陽の塔。
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万博記念公園の入園料不要の日。
「関西文化の日」です。
多くの美術館や博物館などで
11 月の一定期間!
入館料が無料になります。
大多数のところが 17・18 日です。
万博記念公園の諸施設もそうです。

それではまず
公園内の「EXPO’70 パビリオン」へ。
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数少ない万博の生き残り。
鉄鋼館だった建てもの。
博覧会の資料を保存展示しています。

その博覧会から始まったことが
たくさん示されています。
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明治のブルガリアヨーグルト!
UCC のミルク入り缶コーヒー!もそうですか。
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ただ!今!
「ミルク入り」と書いたコーヒーが
見あたらないのですが。



日本庭園に回ります。
紅葉が始まっていますが。
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花はそこここでサザンカが咲いています。
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はらはらと散っています。
サザンカの基本色は白色だったような。
白色の花が少ない。

はす池の秋。
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まだ赤く!黄色くなるのでしたやら。
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思ったほど
秋の台風の被害がなかったようですね。



「平和のバラ園」がすごい。
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秋にこんなにきれいに
あざやかに咲いているなんて!
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今年見た秋のバラ園では一番です。

「平和のバラ園」の東に
「大阪日本民芸館」があります。
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バスケタリーの展示でした。
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草木の材料で作った籠(かご)や
笊(ざる)や箕(みの)や蓑(みの)等々。

ショップに
イグサの製品が売られていました。
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いいじゃないですか。
値段もいいじゃないですか。10,800 円。

「平和のバラ園」の西には
国立民族学博物館。
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展示品が多いのでかけ足で回ります。
ふと足が止まったところに
諸外国の草木で編んだ日用品。
いろいろありますね。
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日本にも似たものがある漁具です。



自然文化園にもどり
紅葉を探して
ソラード(森の空中観察路)を歩きます。
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木々のこずえを近くで観察できます。

紅葉の中に滝がありました。
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展望タワーから俯瞰(ふかん)します。
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そんなに紅葉はありませんね。
これから
赤くなるのかどうか知りませんが。



ケヤキの並木道。
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北にさがっていますが
追うことなく帰ります。

中央口の横のショップで遅いランチ。

エキスポランドの跡地の
「EXPOCITY」に行けば
たくさんの食べるものがあるのですが
懐中不如意のものには辛い。
とてもとても!
観光地料金のものばかり。

結局!いつもここで妥協。
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ホルモン丼。税込み 520 円。

貧乏な田舎もんで恥ずかしい!
とも思いながら食べていると
ん!?
周囲の紳士・淑女たち!
おなじものや
ごはんのないホルモン焼きを
食べていました。
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木津川アート2018 コスモスの中 [野道!山道!恋はけもの道!]

「恭仁(くに)っ子バス」という
無料シャトルバスを降りると
異次元からきたような物体がありました。
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「木津川アート 2018」
「アートな都 恋する恭仁京。」です。

「木津川アート」なん回めかの秋。
前から存在は知っていたのですが
芸術の鑑賞眼も興味もない人生。

たまたま!なにかのときに
私がしゃべったことを覚えていた
(私は忘れていたのに)
芸術好きな(?)人が「連れてって!」と
アゴでいうじゃないですか。
その勢いに気が弱いものは
「へい」といってしまいました。

一番に恭仁京(くにきょう)の
宮跡に着きましたね。
「史跡 山城国分寺跡」の碑と
礎石がありますが。
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宮跡と国分寺跡が重なっているのかな。

大極殿跡もあります。
アートもあります。
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では「芸術」をめぐります。
作品は山里中に散らばっています。



まず!なんだか分かりません。
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野点(のだて)のなにか?
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あちこちにコスモスが咲いています。
のどかです。
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そこここに柿の実が赤い。
山のほうに向かいます。
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同行の芸術にかぶれた人の
不満顔にはかまわず
私はハイキング目的ですので
海住山寺(かいじゅうせんじ)に
行きたいのです。

古刹は恭仁京を見降ろす高台にありました。
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お茶どころですね。
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茶の葉が白変しているように見えます。
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茶の花がたくさん咲く季節でしたか。



天候が猫の目のように変わる日。

通り過ぎて振り返りましたが。
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民家の座敷に。
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倉庫に。
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農作業小屋に。
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かまどに。
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大きな煙突!
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茶の加工に使うのでしょうか。

丘陵地ですね。
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ここに恭仁京の碁盤の目のような大路が
走っていたのでしょうか。
給水・排水にはいいでしょうけど。

ん!?
ここは宮より北東。
京(みやこ)は宮の南側に造りますか。

田んぼの中の倉庫に。
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籾殻(もみがら)を焼いていました。
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煙は晩秋の寂しさ。
サツマイモをうずめていたら
寂しくないですよ。



たぶん食料品店だったところに
「木津川アート 2018」ショップ。
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ショップ特製の
ホットドッグ(150 円)でランチにします。
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芸術とは関係ない普通のパンでした。

野草の綿毛。
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座敷中に枯れ草を立てています。
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陶芸だそうです。
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馬!いや!たぶん牛小屋の中。
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雨に弱そうな!なんでしょう。
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闇の中。
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光が踊っています。



神社の参道。
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ここも大きな家ですね。
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これも作品でしょうか。
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二ツ井。
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この地にも
弘法大師の見つけた泉がありましたか。

ガレージの 2 階。
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こういう光や音を出す機器を使う作品が
多くなる傾向なんでしょうか。



眼下に木津川が流れています。
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見晴らしのいい崖っぷち(?)に
割烹がありました。

恭仁京のころからあったような!?
それはないでしょうけど
老舗の旅館の「泉川温泉」ですか。
昨今は
宿泊客はとっていないのでしょうけど。

歴史を感じさせる座敷に
リンゴのウサギが飛んでいました。
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泉川温泉?
あ!百人一首の「いづみがは」ですか。

みかのはら わきてながるる いづみがは
 いつみきとてか こひしかるらむ

ここは「みかのはら(瓶原)」なんですね。

平成の大合併かなにかで
今は京都府木津川市ですが
その前は加茂町!
さらに前は瓶原(みかのはら)村。

「木津川アート 2018」
「アートな都 恋する恭仁京。」は
この歌から考えたのでしょうか。

「恋する恭仁京。」ねぇ!?

百人一首の「恋しかるらむ」の中納言兼輔は
その相手に会ったことがあるのか
ウワサだけに恋しているのか
さっぱり煮え切らない情けない歌のような。
こざかしいテクニックだけの歌のような。

すみません。
もし子孫の方がいて!お怒りなら
あやまります。

この歌碑が川の畔にあるそうですよ。



恭仁京の東側をぐるりと回って
出発点にもどりました。
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コスモスはやさしかったのですが
あまり芸術には心キュンとしなかった
バチあたりです。

あと西半分はどうしましょう。
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阪神スナックパーク じょんのび新潟 [食い逃げ未遂]

陽が落ちるのが早くなりました。
夕刻!
おなかが空くのも早くなりました。

大阪の梅田の阪神百貨店の名所!
「スナックパーク」が
案外空いていますね。
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復活して
オープンして(2018/06/01)幾日は
入場する人が長時間並んでいましたが。
平日だからでしょうか。

「あ!オムライス!食べる!」
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発情しかないと思っていた
アラフォー(around 40)のおばさん!
いや!おね~さんが
お色気を忘れてすっ飛んで行きました。

「たまご丸」の
「オムライス デミグラスソース」!
安いですね。
税込み 398 円ですか。
ま!立ち食いですからね。

じゃ!私もその横の「カドヤ食堂」で
「豚めし」(250 円)を買ってきました。
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炊き込みごはんでしたか。
量は少ない。
でも!
「いっしょにハイボールでも飲むもん。

「やめなさい」
「これから飲めるかも知れないのに」

「ああ!そうですね。



大きな期待!
期待というのか!
食い意地だけというのか!
楽しい気持ちで
「新潟のええとこ」
「うまいもんゼミナール」へ。
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こんな催しは
新潟県観光協会などが
年に 1 度は開催しているものらしい。

「新潟方面に行ったことがあるの?」

「はぁ。

「どこに!だれと?」

「忘れました。

いつ!だれと行ったのやら。

忘れてはいけないのに
思い出せない人!
忘れなければならないのに
思い出してしまう人!

思うようにいかなくて困ります。
だから!なんでも
「忘れました」で通していますが。

「瓢湖(ひょうこ)の白鳥を」
「見たことがある」程度
答えておいてもいいかも。

ゼミでは
いろいろとおいしそうな食べものの
紹介がありましたが
試食は!?

全然!
なかったですね。残念。

お土産はありましたが。
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日本酒と米菓。
これだけなら
バイキングのイメージが
頭に充満していた飢えたおね~さんなら
10 分も持たないでしょう。



夜の街に出ると
イルミネーションだらけ。
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グランフロント大阪のうめきた広場には
アイスリンクが完成しています。

もうクリスマスか
冬の季節かのような。

少し寄り道しますか。
少しだけですよ。

ホワイティ梅田イーストモールの
泉の広場近くの
「新潟地酒処 じょんのび」へ。
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期間限定(2018/10/09 ~ 11/30)
オープンしています。

毎日入れ替わるようですが
20 種類ほどの新潟の清酒が
250 円(税込み)から。

名物だという
「栃尾の油揚げ」(300 円)と
よく合いましたが。
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でも!グラス売りでした。
1 杯が 60cc ほど。
「麒麟山 伝辛」と
「八海山 清酒」とをいただきましたが
この量なら!
オトコ日照りの大トラのオンナには
酒場に向かう呼び水になりかねません。

「じょんのび」とは
新潟のことばで
「のんびりする」という意味らしい。

「じょんのびはやめて
「明日があるので早く帰ろうよ。

「は~い!」

園児のようないい返事ですけどね。
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