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生田神社初詣 カマボコ食べずベーグル [朝食 モーニングサービス]

阪急の神戸三宮駅から歩きます。
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なにも考えなくても人の流れに乗れば
行き着くところがあります。
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生田神社です。
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元旦(2020/01/01)のちょうど 8 時。
初詣は未明に集中していたはずですが
この時刻でも村祭りの盛りあがりどきより
騒々しい。

どこの村祭りだ?!村祭りに失礼ですね。

こんなに日本人が信仰心に篤(あつ)いとは。

いや!
今のような初詣の習慣は近世のこと!?
鉄道会社の客寄せの宣伝の結果?!

成田山不動尊(大阪府寝屋川市)のように
京阪電車が勧請した寺院もありますね。

神仏は簡単(?)に
分霊できるからいいですね。

それもこれも日本は平和なんでしょう。



平和になった江戸時代には
初詣は知りませんが
大きな寺社はイベント会場化して
多くの人が集中するようになったようです。

江戸中期の浅草寺の境内には
263 軒もの飲食店があったそうな。

さらに小間物屋が69 軒!
ふし(お歯黒の原料)屋が 20 軒!

門前にももちろん
文字通り「市をなす」にぎわい。

寺社の内外には
歌舞伎!見世もの小屋が並び
落とし噺(はなし)に浄瑠璃!小唄!
軽業!猿回し!ないものはない!?

ないものはないです!はは。

境内は広いので水茶屋は数知れず。

水茶屋は文字通り
湯茶のサービスだったのでしょうけど
働く女性の中にアイドルになる有名人を輩出。

笹森稲荷門前の「おせんちゃん」は大人気。
後世まで名を残しています。

お参りは忘れても
「おせん」を拝んで帰るということに。

水茶屋にとどまることなく
遊女が集結すること!必定。

参詣という口実で女郎買いに行く
ふらちなものが後を絶たず!?
知らんけど。

寺院の「お開帳」を見ないで
どこのお開帳を見ていたのやら。

現在も変わらないのでしょうか。

余談ついでですが
TVの「五時に夢中!」で
岩井志麻子(拙ブログ 2017/06/17)が
「おかいちょう」を連発していますが
女性のあの部分!
さらにあのことを指しているのですね。

そのことばは岡山県の南部の方言?!
今も使われる呼称でしょうか。



生田神社の境内には数えきれないほどの
仮設の「おみくじ」売り場だらけ。

こんなところに賽銭を入れるのですか。
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かわゆい絵馬。
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「生田の森」に避難して休憩しますか。
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森ではなくなっていますね。はは。
たしかに古木は残っていますが
林床は異常にはき清められていて
小動物の生息を拒んでいます。

水占いの泉が空しい。
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この森が
「かまぼこの発祥の地」だそうですよ。

神功皇后がすり身を焼いて食べたのだそうな。

神功皇后は天皇不在の 70 年間
大和の政権に君臨した人。

その真実はさておき
日本国の正式な歴史書の日本書記は
天皇ではなかった神功皇后を
どうしてそう大きく書いたのでしょう。

聖徳太子もしかり。

まるっきりウソなら
もっときれいごとに
脚色できると思うのですが。
しないのは
100 %空ごとではなく
真実がどこかに
ほんの少しでもあるのじゃないかと
阿呆は思うのですが。



帰ります。

人の絶えた朝の飲食街で
にゃんこが食事をしています。
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私も空腹を覚えます。

神戸三宮駅の西口の前に
正月早々オープンしている店がありました。
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「ホノルルコーヒー 三宮店」ですか。

「モーニング」が 500 円(税抜き)!
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大きなチェーン店は勝手がわからず
後ろに並んでいる人に気をつかうので
田舎もんは敬遠するのですが
他に見あたらないので入ります。

480 円(税抜き)の
パストラミビーフチーズベーグルに
コーヒーがついて 500 円(同)でした。
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正月料金ではないのかな。
良心的(?)ですね。



(安藤優一郎著/大江戸お寺繁昌記/)参照
(敬称略)
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