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富田林寺内町 初鍋めぐり 2020 [食い意地]

近鉄・富田林西口駅前で
ランチをしようと思っていたのですが
考えていたところがみんなダメでした。

とぼとぼ歩いていたら「きらめき創造館」!?
お!だれが描いたの!
フランクフルト!かわゆい!
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「寺内町かいわい」
「新春 初鍋めぐり」(2020/01/11)を
今年も開催しています。

この会場には昨年もきたような。
地下で食べたこと!記憶にあります。
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えび芋ラーメンと冬野菜カレーうどんと
フランクフルトとワッフルがあります。

どれも 100 円(税込み!以下同)ですが
「初鍋めぐり」ですから
冬野菜カレーうどんをいただきます。
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あ!ヤバいかな。
汁かけの麺類には
50 回に 1 度くらい気分が悪くなり
吐きたくなりますが
今日はその 50 回目かも!はは。



ま!なるべくノーテンキに
悪口やら卑猥なことやら考えて
「初鍋めぐり」をしながら
富田林寺内町を横断して
ひとつつぎの近鉄・富田林駅まで歩きます。

寺内町の南西のランドマークの
西方寺の公孫樹(いちょう)の喬木。
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すぐ!石上露子の生家の旧杉山家。
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「永からぬ 身ぞと思へば 頬(ほ)にかかる
「我が黒髪も 悲しきものを

露子の歌はどれもこれも寂しい。
徹底して悲しい。

悲しく寂しい歌なら
石川啄木なんかもそうですが。

最近思うのですが
石川啄木の歌は軽やか過ぎます。
耳にリズミカルなのが
読む人の心に残るのでしょうけど
悲しいといっているだけで
実が乏しいような。

浪費して借金をして
うまいものを食べて
カネがなくなったから
貧乏だ!悲しいといっていますね。

貧しく悲しい歌を作るために
借金をして踏み倒して
どこが悪いという考えだったのかも。

露子はカネのことにはふれていません。
大金持ちですから。

それで寂しさと悲しさだけの一生!

露子には悲恋の歌が多いのですが
その恋に実が乏しい。

もしかして
「悲恋」に恋していたのでしょうか。



富田林寺内町は
室町時代末期にできた町だそうですが
旧杉山家の前の「寺内町センター」に
宝暦 3 年(1753)の地図がありました。
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今とほぼおなじですね。

まっすぐ東に進めば端っこの
「じないまち展望広場」に出ました。

遠望は葛城山やら金剛山やらのはず。
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展望広場の隣に富栄戎神社。
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今日(2020/01/11)は
「十日えびす」の残り福。
小さな社ですが町の人の参詣が絶えません。

社の裏にドラがありました。
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これが正しい(?)戎神社ですね。

イザナギとイザナミとの間に生まれた
最初の神が蛭子(ひるご)つまり
不具の子だったので捨てられたのですね。

その子が流れ着いて!いろいろあって
蛭子(えびす)神になったので
今もどこか感覚がにぶい神なので
訪問をたたいて知らせるのでしょうか。



静かな寺内町の道で
いつもくるまの往来がある道があります。
東西に走る東高野街道ですね。

その道にこの寺内町では珍しい
コンクリート造りの建てもの。
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古いものでしょうか。
「登録有形文化財」の銘板が貼られています。

あ!そうそう。
「新春 初鍋めぐり」を忘れてどうします!
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人が多いほうに向かいます。
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白みそチーズ鍋(300 円)です。
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芋好きにはたまらん真芋鍋(200 円)も。
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「真芋」とはどう読むのか知りませんが
私の舌には里芋でしたが。



最初のカレーうどんの気分が尾を引いて
あまり楽しくないので帰ります。

焼き芋(100 円)と
カレーコロッケ(120 円)と
「あてまげの辻」(160 円)というまんじゅう。
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空腹になったら食べましょう。

「あてまげの辻」とは寺内町のほとんどの交差点。
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直線路を少しずらしているので
遠望がきかず!さらに集団で走りにくく
攻めるのに大変だと考えたのでしょうね。

そんなに役に立つ防御とも思えませんが。
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