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浮御堂 晩秋のにおの海 [猫も歩けば棒立ち]

堅田港です。
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港というには可愛い。
小さな桟橋があるだけでした。
船は堅田漁港のほうに集まるのでしょう。

堅田は「かたた」です。
「かただ」とにごりません。

琵琶湖の南の西の
水の出口のほう!狭くなっているあたり。

この周囲には“碑”だらけ。

句!短歌!歌詞!文学!等々。
これでもかというほど現れます。
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対岸のおにぎり形の
独立峰は近江富士でしょうか。

堅田藩の陣屋跡の説明板がありますが
イタリアンとコリアンの
店舗ののぼりがあるだけ。
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一休の修業した
祥瑞寺の境内は燃えていました。
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芭蕉の句碑にももみじが散ります。
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光徳寺には物騒な像があります。
首を斬っています。
三井寺が蓮如に生首を要求したとか。
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宗教という幻想は残酷なものです。
宗教人はみにくいものです。
人間が勝手に作った教義に
命のやりとりをするのですから。

斬り落とされた首は本堂にあるのですね。
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ここも蓮如ゆかりの本福寺。
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のたうつ巨大な松があります。

ここは延暦寺に攻められたり
おなじ宗派同士で大げんかしたり
“宗教”は流血が好きですねぇ。



浮御堂に参ります。
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ここも
なん度も戦場になっているようです。

そのためか
比叡山の恵心が建立したのでしょうけど
今は臨済宗!禅宗になっています。

増えてきた冬鳥に向いて坐りますか。
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観光客が
つぎつぎにくるので騒々しいですね。

みごとな松があります。
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境内が広くはないので
数は多くはありませんが
いずれも風格のある老松があります。
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