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あいな里山公園 冬ごもりもなく [手のひらを太陽に]

神戸電鉄・藍那(あいな)駅で下車。
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私以外に乗降客はいたのやら。

冬は寒い。
なのに!より寒い神戸市も北区の
山の中にくるなんて!変人かも。

お!元気に飛び回っているものもいますね。
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どこかに春があるのでしょうか。

なまけものは
寝ていたらいいようなものですが
とぼとぼと集落の横の坂道をのぼります。
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急坂です!だれにも出会いません。

あいな里山公園に着きました。
広大な!ほぼ里山の山村跡の公園です。
国営です。

だんだん畑の上に
「盆処(ぼんど)の丘」があります。
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のぼれば見晴らしがよろしい。
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明石海峡大橋が見えるそうです。
今日はかすんでいますが。

「盆処(ぼんど)の丘」とは
ここに集落があった時代に
お盆に帰ってきた仏さまが
西方に帰るのを送る丘だからだそうな。
おごそかなセレモニーがあったのですね。

丘の下にあるのが白拍子(しらべし)の家。
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マキ割りをしています。
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大きな刃ものを振り回すのではなく
電動式のマキ割り機があるのですね。

さらに降りてエノキの大木の下に。
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落ち葉が少ない!?
オオムラサキのこどもたちは
越冬できているのでしょうか。

棚田の向こうに
相談ケ辻(そうだがつじ)の家が見えます。
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いにしえの村の時代の名称がいっぱい。

探しても!探しても!
「七草粥(かゆ)」のときに探しても!
まず見つからない
ホトケノザ(コオニタビラコ)が
まだ!生存している貴重な公園です。
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ちなみに!そのときにスーパーで
売られているホトケノザは
名前はおなじや似ていても
牧野富太郎が毒にはならないだろうけど
うまくもない!
食べるには値しないという草が多い。



ん!?
寒くはないの?!
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ガマ(ヒキガエル)が
腰水(!)しています。

動きの少ない動物という
印象があるのですが
少しずつ向きを変えています。

里山情報館という小さな建てものの中。
あたたかいのでしょうか!
横のアマガエルも腰水!
冬眠や冬ごもりをしていませんね。

イシガメ!?クサガメ?!
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スッポン!
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アカハライモリ!
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アメリカザリガニは外来種。
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この里山の
主に水棲生物が集められています。

ひとり!いい時間を過ごせます。
みつめていたら
ウナギがあいさつに出てきました。
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みんな!冬ごもりしなくて
体内時計は狂いませんか。



谷ひとつ越えて
神戸市の福祉公園(?)の
「しあわせの村」へ行きますか。

が!無料バスがきたので乗ります。
だれも乗っていません。
貸し切り状態です。はは。

しあわせの村の
レストラン「ことことキッチン」で
ランチにしましょう。
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野菜が多く使われているメニューが多いので
野菜好きにはたまりません。
ま!他の食材でも
食べられないものはないですが。

いつもの「一汁六菜」の
日替わりランチを今日もいただきます。

しかし!私のまん前で売り切れ!

困りますね。
他にはなんにも考えていませんよ。
メニューに
野菜がごろごろのっている
カレーがありますね。

「季節の野菜咲薫咖喱」を食べます。
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「咲薫咖喱」には
「さくかりー」のルビがあります。

野菜がごろごろしていませんが。
とろけたのでしょうか。

税込み 800 円。



三宮行きのバスがきたので乗ります。
山中からトンネルをくぐって
海辺の街をめざして帰ります。

全然!歩いていない
なまけもののハイキングでした。



(敬称略)
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弘法会に鯛めしのランチ [わが街・下駄ばきドドンパ]

「喫茶店」がありません。
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四天王寺の東にあった
「喫茶店」という店名の喫茶店。はは。
しばらく休んでいると思っていたら
閉店していました。

あそこのランチ!
けっこう気に入っていたのですが!残念。

四天王寺の境内を横切って帰ります。
東大門から入山します。
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今日(2022/02/21)は弘法大師会でした。
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大師会に毎月のように遭遇するような。
ぼんやり生きていると
ひと月経つのが早いですね。

小雪が舞い
新型コロナウイルスの
そのまた新型がはやっていることもあり
香具師(てきや)のサンズン(露店)が
すごく少ない。
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参詣客も少なくショーバイになりませんな。

その中で行列があるのは赤飯の蒸し器の前。
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なかなか蒸しあがりませんが。
赤飯!近所のどこかに売っていませんか。
ご苦労なことです。

陶磁器の割れたものばかり
たくさん並べているブースがありました。
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遠くからしばらく見ていたのですが
なかなか客がつきませんね。

メリヤス肌着!半額。
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メリヤスって!なんでしたやら。
単語はよく聞いているんですが。

寒空の下で
元気に稼いでいるものもいますね。
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このごろ!寒くても
境内の休憩所に入れなくしています。



なん代目かの団十郎の墓の向こうに
ジャカランダの木があります。
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先日(拙ブログ 2022/02/14
花博記念公園 鶴見緑地の中の
咲くやこの花館で
常緑(!)のジャカランダに出くわして
ちょっと驚いたので
ここ一心寺にきてみたのですが
やっぱり!葉がありますね。

一心寺の横の真田幸村ゆかりの茶臼山に
秋から十月桜が咲いていたのですが。
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今は紅梅と
妍(けん)を競うようになっています。



ルシアスビル(大阪市阿倍野区)の
地階に入って
つながっているアポロビルに行けば
新しい店舗ができていました。
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ニュースイコデン!?
ああ!元は「酔虎伝」でした!
カタカナ表示にしたのでしょうか。

全国の酔虎伝の店名を
すべてカタカナにするのでしょうか。
おなじ系列の
八剣伝や居心伝はどうするのでしょう。

ランチに「鯛めし定食」がありました。
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税込み 770 円。

ああ!なんだか安堵するランチ。
おいしかったですよ。
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飛鳥 赤いスカートのまぼろし [いわなが姫の丑の刻参り]

冬の寂しい明日香村。
歩いている人なんて見ませんね。

わらを積みあげた山があります。
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わらではないですね。
芝生の丘かな。
あのあたりにあるものとは
高松塚古墳でしょうか。

ちょっと寄り道。
あちらに向けて
ゆるやかにのぼって行きます。

文武天皇陵にあたりました。
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近年!ニュースかなにかで
この宮内庁の治定は
間違っているようだといわれていたのを
思い出しました。

文武帝(683 ~ 707)は
母親が元明天皇で
祖父が天武天皇!祖母が持統天皇で
母方から見れば天智天皇も祖父の
ちょっとない大変な家系。

神話時代の人でもないのに
そんな天皇の陵が疑われるなんて!
だれが比定したのですかね。



古墳の並ぶ丘の上を行けば
橘(たちばな)を
保存・育成しようとしている畑があります。
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活用方法もないのか
神社以外では植えなくなっていますからね。



高松塚古墳がまん前にある丘に立ちます。
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飛鳥の里を見降ろせます。
万葉歌碑がありました。

立ちて思ひ居てもぞ思ふ紅の
赤裳裾引き去にし姿を   (2550)
(たちておもひ ゐてもぞおもふ くれなゐの)
(あかもすそびき いにしすがたを)

たぶん!朝までいっしょだったかの女が
朝露にスカートの裾を濡らしながら
帰って行くのを見送っているのですね。

赤い裳とは
現在の神社の巫女やら
朝鮮民族のチマのような外側のものか
それとも!
スカートの裾からのぞいている下着なのか。

正装やファッションは
時代によって違うかも知れませんが
エロチックな解釈のほうが
歌が引き立つような。

これ!だれが歌って
だれが書き留めたのやら。
歌垣かなんかの大勢の前で
披露したもののような気がしませんか。

つまり!仮想空間でのできごと。
女性が男性のもとを訪ねるというのも
なんだか現実的でもないような。

歌垣なんかでは
一般受けしそうな歌でしょうね。

どうしてこの歌が高松塚古墳の前に。

ああ!古墳の中の彩色壁画の女性たちの
裳が印象的だから?!
でも!あの裳!紅色でしたやら。
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谷を越えて中尾山古墳にのぼります。
長い参道があります。
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なんだか壊れかけている印象ですが
高貴な埋葬に見られる八角墳らしい。
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こちらが文武天皇の陵とする説が
かたまってきているとか。

天武天皇や持統天皇の陵も
比定に疑問があるそうですし
なかなかミステリアスな飛鳥です。

無学な阿呆が考えることでもないですがね。



このあたりには
屋根のある休憩所が多くて
だらだらした人を集めて行う
ハイキングにはいいですね。

国営の飛鳥歴史公園館に寄りますか。
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ドジョウに凝視されました。
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まぬけな顔をしていたのかな。

展示品を見ないで
長い間!ドジョウと対峙している私を
受け付けのおね~さんに
見られてしまいました。

だれも訪問者のいないところで
不気味な思いをさせてすみません。



近鉄・飛鳥駅に着きました。

「珈琲館 御園」が正午近くでも
「モーニング」を提供していました。
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一番安い
税込み 620 円のものをいただきます。
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パンが半切れだといいますが
働きのないものにはこれで十分です。
ランチになります。

トレイを水のグラスにコツンとあてました。
ぎゃ!へこみました。
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ああ!こんな形!
えくぼつきのものでしたか。

まだ!仮想空間に漂っていますね。
春でもないのに霞の中。
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榎坂村 蔵人村 ハイボール [町道!街道!眠り未だ足らず]

いつも北大阪急行の
緑地公園駅から歩いて行く
服部緑地 都市緑化植物園は
豊中市だと思っていたのですが
南半分は吹田市なんでしょうか。

その植物園近くの吹田市にある
素盞嗚尊(すさのおのみこと)神社。
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通称・江坂神社だそうな。
江坂(えさか)は榎坂(えさか)!?
いにしえの榎坂村の守り神だったのかも。

江坂神社に隣接して
食用油が供えられているお堂がありました。
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油かけ地蔵だそうです。

豊中市と吹田市の市境に
高川が流れています。
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遊歩道を南にくだります。
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大変な天井川です。
榎坂村だった街の屋根が見えます。
川の下をくるまが横断したり。

名神高速道にあたったところで
街に降ります。

蔵人(くろうど)稲荷神社がありました。
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このあたりは
榎坂村の人が出向いて農作していたとか。
そのうち定住者が増えてきて
蔵人村ができたといわれています。
今はもちろん!村はなく
地名だけ残っているようですが。

八幡宮と弁天宮も祀られていました。
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しめ縄がきれいですね。

古そうな道を抜けます。
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船底板を使用しているような蔵があります。
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昔!このあたりを
だれかの案内で歩いたことがありましたね。
だれとだったか思い出せませんが。
すみません。

岡本太郎デザインの
モニュメントに着きました。
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大阪メトロの江坂駅が近い。



江坂駅の前に
39 円(税抜き)のハイボールがある
「明石八(あかしや)」がありました。
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ランチどき!サバ塩焼き定食を食べます。
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536 円(税抜き)でこのクオリティ。
定食にはみんなコロッケをつけています。
ごはんとみそ汁はお代わりできます。

ここには初めて入店しましたが
どの店舗でもおなじメニューのようです。
私はいつも満足しています。

そうだ!ハイボールを飲まなければ!
強(し)いて飲まなくてもいいのですが。

良心が叫びます。
おいおい!昼間から飲むなよ!
稼ぎもない上に!酒好きでもないのに。

でも!
5 杯飲んでも 195 円じゃぁ!
ここで飲まなければ!どこで飲むんじゃぁ!

あ!そんなには!
なん杯も飲んではいませんからね。



(敬称略)
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奈良の北方徘徊 朝食は菓子パンふたつ [朝食 モーニングサービス]

近鉄奈良駅から
小西さくら通り商店街を南下します。

ん!?
なに気なく開いたガイドブックに
「さくら通り」と表記してあります。

大昔の地図では「小西通り商店街」ですね。

こんなこと!
よいこは深く考えなくてもいいですよ。
すなおに奈良観光を楽しめばいいですよ。

そんな商店街で
たぶん!小西通り商店街時代からある
ベーカリーの「シャトードール」が
朝からオープンしています。
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2 階がカフェ。
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新型コロナウイルス禍は奈良もおなじ
静かな朝です。

「モーニングセット」は
菓子パンをふたつ選ぶものか!
サンドイッチかの 2 種類。

菓子パンをふたつ選びました。
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税込み 440 円。



少しだけでも
ハイキングコースを探しに
歩いてみますか。

ハイキングの誘導を頼まれて幾星霜。
月例のハイキングだけでも
ゆうに 10 年を越えています。

参加する人は
より珍しいコースを望んでいるはず。
でも!団体で歩くには
クリアしなければならないことも
いくつかあります。

常に調べていなければ!と
思うことは思っています。
ままにならないけど。



北西のほうは
もう 10 年くらい団体で歩いていないかも。

とりあえず!ならじょ(奈良女子大学)へ。
いや!気が変わって西にとり
大仏鉄道記念公園へ。
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北に行き興福院に。
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ここから平城宮跡へは
どう歩いていたのやら。
なん度も歩いていたのに
わが灰色の脳の記憶の頼りなさ。

ま!西に行けばいいんでしょ!

お!見覚えのある石柱。
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狭岡神社があります。
狭穂姫(さほひめ)伝承地の碑が
造られていました。
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西にJR線がありましたね。
JRに沿って行けば
在原業平ゆかりの不退寺。
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不退寺の前に
お地蔵さまが集められていました。
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たいてい!袈裟(けさ)の色は赤か白かの
どちらかかに統一されていますが
ここには両方が着せられていました。
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