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ミソハギは溝萩にあらず カツサンドで喝 [解語の枯れ尾花]

大阪市と守口市にまたがる
花博記念公園鶴見緑地も夏は暑い。
おおいかぶさってくる逃げ場のない暑さ。

暑い中!
棚田の上部にあるザクロの実が赤い。
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花の少ない季節。

大阪市最高峰(標高 39m)の
登り口に咲いているのはサルスベリ。
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サルスベリは
公園のあちこちに
赤!白!ピンクと咲いていますが。
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ん!?
ザクロもサルスベリも
ミソハギ科となっています。

ミソハギとはなんでしょう?!

 みそ萩の花さく溝の草むらに
   寄せて迎火たく子等のをり

若山牧水の
歌集「山櫻の歌」にありませんでしたか。

ミソハギは
禊(みそぎ)に使う萩(はぎ)!?
萩に似た花?!

ミソハギは盆花!
迎火(むかえび)を焚くときに用いる
地方や家があるのですね。
私の経験にはないですが。



大池の水際にぐるりと
ピンクの花が咲いています。
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それ!ミゾハギですよね?
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溝(みぞ)とかの湿地に咲いているから。

違うそうです。
エゾミソハギだとか。
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溝(みぞ)ではなく!にごらずにミソ!
これが牧水の歌のミソハギでしょうか。

たわむれに
俳句歳時記/角川書店編/を見ると
千屈菜(みぞはぎ)と
にごっているんですが。

しかも

 溝萩を朝刈りて来ぬ一束ね

という句も掲載されています。

「溝」の萩です。

高浜虚子の新歳時記にいたっては
「溝萩(みぞはぎ)」とだけ
堂々(!)とのっています。

私のにごった発音のミゾハギも
まるっきり間違いでもないのかな。

しかし!エゾミソハギの
エゾとはなんじゃらほい?

先日!
万博記念公園で(拙ブログ 2022/08/02
「ザリガニつり体験」をした
ビオトープの池に咲いていたのが
ミソハギだったのかも。
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エゾミソハギはそれよりハデな花ですか。
エゾの地名にはあまり関係なく
繁殖力旺盛な帰化植物?!

鶴見緑地で
好き勝手にさせていていいのでしょうか。
早急に駆除する必要性はないのでしょうか。



暑いので!これ以上
ゆだった脳みそを使うのもやめましょう。

ランチ場所を探して徘徊。
結局!いつもの「ル・クロワッサン」に
避暑に飛び込みます。
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暑さにやられた脳は
「ダブルカツサンド」なんて
私のランチでは
とても高い(税込み 790 円)ものを
注文してしまいました。
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ドリンクは
「死にそうです!」
「チめたいもん!くらはい」で!
アイスコーヒーになり
40 円プラスされましたぞな。

野菜がたっぷりついていて
ま!おいしかったですがね。
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