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清荒神に初詣 遅れ馳せながら [猫も歩けば棒立ち]

阪急・宝塚駅の朝。
「ぐるっと初詣パス」を買っています。
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阪急の宝塚線と今津線と箕面線と伊丹線と
それを結ぶ神戸線と京都線の一部が
1 日乗降フリーのチケット。
発売額 500 円!すごくお得です。

期限は今日(2024/01/07)まで。
昨年もおなじ 7 日に出てきたような。
優柔不断な性格は変わらず。

三福まいり(中山寺・清荒神・門戸厄神)か
七福神(清荒神・中山寺・呉服神社・
   西江寺・瀧安寺・圓満寺・東光院)か
どちらかを回るひとが多いようです。

全部回っても!
寺社に全然行かなくてもいいのですが。
私はどうしましょう。

ま!宝塚駅と直結のビルの
「コーヒー カノン」に入店。
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「おはようセット」をいただきながら
考えるふり(!)をします。
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名前は宝塚らしいのかも知りませんが
大阪のドヤ街の
「モーニング」とおなじようなもの。

価格はすてき!いや!すごいです!
税込み 600 円。



清荒神(きよしこうじん)の参道を
ゆるやかにのぼります。
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初詣なみの参詣者がつづいています。

池田竹産店に白蛇のおもち丸くんの
冬でも元気な姿があります。
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清荒神では布袋尊に手を合わせます。
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すると!輪島塗の招福箸を授かります。
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清荒神はどちらに行くにも共通の寺社。
東に 50 分も歩けば
もうひとつ共通の寺院の
中山寺がありますが。



「お雑煮!食べる?

唐突なでんわ。

「食べません。

「食べなさいよ。
「根菜たっぷり!あなた好きでしょ。
「ブリ(鰤)ものせるから。
「お神酒(?)もあるから。

はたちごろには匂うような!可憐な
少女だった(というひともいる)年増が
怒っています。

ま!今もなにかがにおう(?)ような。

お雑煮なら三が日にいってくださいよ。
それもこんな昼間に。

「なに味ですか。

「お醤油。

「きゅ~しゅ~のしょ~ゆ~は苦手です。

「キッコーマンや!

千葉の醤油ですか。
また!関東のオトコと
深い仲になったのかな!こりもせず。
お雑煮を作ったのに
すっぽかされたのかな。
正月早々!可哀そうに。

それでかどうか
2、3 声をかけたようですが
だれが行くのでしょうか。



よく考えたら帰依のかけらもない
ゾロアスター教(?)の私が
寺社を回ることに
こだわらなくてもいいですか。

ごちそうになりに行きますか。

なにか!お土産でも買いましょう。
といっても!
すぐ思いつく
サバ(鯖)の「棒ずし」は高いし。
好みがあるし。

里芋の葉柄!
乾燥したずいき(芋茎)なんて!
珍しいかも。
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いや!あのおね~さんなら
性具の「肥後ずいき」と
間違えるかも知れませんか。はは。

湯気を立てているせいろがあります。
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赤飯!おいしそうですがね。

ローソクの目方売り!?
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面白いけど、、、。

焼き芋の無料販売所!?
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清荒神駅前の
「宝塚コロッケ」には長蛇の列。
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やさしそうな刀自が売っていた
「日乃出庵」の豆大福は買いましたが。
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あんこと黒豆の餅。
1 個税込み 100 円。

雑煮をごちそうになるのに
大福餅でもないですか。

やっぱり!肥後ずいき!
いや!
乾燥した「芋がら」を買いましょうか。



(一部!フィクションです)
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上賀茂神社 初詣 2024 鬼が笑う雨 [猫も歩けば棒立ち]

京の北山!
上賀茂神社の元日です。
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小さな雨が降っています。
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初詣客がつづいていますが
半数以上のひとが
傘をささないで歩いています。

大みそかの雨を「鬼洗い」と呼ぶのなら
この雨は「鬼笑い」と名づけますか。

今日は神馬(しんめ)が出社しています。
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立砂(たてずな)が
崩れるほどの雨ではありません。
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立砂はここから北にある
神が降臨した
神山(こうやま)の姿だとか。

みなさんが
食べているものが気になります。はは。
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厄除け大根をいただいてきます。
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大根と飛竜頭(ひりょうず)です。
飛竜頭をここではなんというのかな。
がんもどきとか!ひろうすとか!
いろんな地方名がありますが。

税込み 500 円。

とたん!雨脚が強くなり
傘をさしたまま!
食べることになりましたが。

では!お詣りにもどります。

橘(たちばな)の実が浮かんでいます。
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「たちばなの 実をおしやって 初手水  ほっ

楼門をくぐると大きな矢がありました。
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お詣りしたので!
お神酒(みき)をいただきます。

え!?
みなさんが飲んでいる一合枡の酒は
1,000 円!?
すごい!

「元日や いりくるひとは 皆長者  井月

小さなものでいいです。
小さなほうは 200 円で!なめるほど!です。
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すぐ!底の
ふたば葵(あおい)の模様が見えます。

「かわらけの 葵の神酒や 初詣  ほっ

この盃(かわらけ)!
ありがたく!持ち帰るのだそうな。

コーヒーでも飲んで落ち着きますか。
「神山湧水珈琲 煎」に行きます。

え!?
こんな雨ざらしのところでいただくの!?
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やめます。

神馬舎の裏に帰って!
厄除けだんごをいただきます。
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1 本!税込み 100 円。

焚き火の前で休憩。
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炎は心にもあたたかい。

小川の多い境内です。
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わが家の増えたカワニナを
放流するつもりでしたが
今日も忘れてきています。
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新駅・箕面萱野駅は三平の里 [猫も歩けば棒立ち]

大阪メトロの御堂筋線に
私の家の最寄りの駅から乗ると
南行きには南の端の「なかもず」行き!
北行きには北の端の
「千里中央」行きがきます。
ほぼ!そうです。

大阪メトロの前身は大阪市営地下鉄です。
なのに!なかもず駅は
堺市の遠くまでもぐっています。

千里中央駅は豊中市にあります。
大阪市営地下鉄は吹田市の江坂駅まで。
江坂駅から千里中央駅までは
阪急の子会社の北大阪急行です。
大阪メトロと相互乗り入れしています。

その北大阪急行が
さらに北に延伸工事をしているとか。



新駅の工事現場に行ってみます。

千里中央駅から
歩いて行けばいいようなものですが。
阪急・箕面駅に降り立ちます。
そのほうが近そうなので。はは。

駅前にモミジ(カエデ)の
枯れ葉が散っています。
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紅葉の名所の
箕面川や箕面の滝がありますが
見える範囲にはそんな木がないのですが。

とりあえず!ランチにしますか。
すぐ!食うことを考える
文化も学習も進歩もない人生です。

といっても!
味覚が発達している訳でもなく
「食」の見識は皆無だし
ただ!安価に
空腹が満たされたいだけですが。

今日は探索する気力がないので
なん度かきていて!悪い印象のない
「居酒屋 まるこん」に入ります。
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ん!?
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「手羽先」がウリだったのですか。
知りませんでした。

では!
その手羽先のから揚げの入っている
「よくばり定食」(税込み 1,200 円)を。
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「手羽先」がいやなら
フツーのから揚げに替えられます。



桜通りというらしい!バスの通る道を!
バスに乗らずに東に歩きます。
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「桜の木の伐採反対」だらけ。
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息絶えだえの桜ばかりあるのですが。
それなのに!どうすればいいの!

品種はソメイヨシノでしょうか。
条件にもよりますが
これは案外!寿命が短いような。

まして!環境が悪過ぎます。
どんどん枯死に進む木ばかりでしょう。
延命するより
道を植物が喜ぶように造り変えて
苗木から育てたらいかが。



30 分も歩けば
あれが新駅の階段でしょうか。
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あがってのぞけば
道を越える橋だったようです。
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この道は新御堂筋でしょうか。

新駅のプラットホームが完成しています。
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もう!電車がきてもいいような。
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開業は来春(2024/03/23)だとか。
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駅名は「箕面萱野」ですね。
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「萱野(かやの)」は
萱野三平の生家があったところ。
三平は赤穂浪士の一員でしたが
義理と義理とにはさまれて
討ち入りの前日に自刃したそうです。

近くに萱野三平記念館が
あることは知っていましたが
訪れたことはありません。

千里中央駅まで 2.5km だそうな。
その間にもうひとつ
箕面船場阪大前駅を建設しています。

千里中央駅から開削トンネルできて
箕面萱野駅近くから
高架構造になるようです。

ホームから見ても
新御堂筋上の工事中の橋が見えます。
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線路の上をガソリン車が走るのですか。
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ああ!タイヤで自走しているのでは
ないのですね。
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千里中央駅まで歩くつもりでしたが
バスがきたので乗ってしまいました。
根性はありません。
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京都 山科義士まつり クグロフを食べる [猫も歩けば棒立ち]

朝 9 時。
JRの山科駅で降ります。

大昔のくすんだ駅前のイメージを
刷り込んでしまっていますが
京都市営地下鉄の山科駅も
京阪の京阪山科駅も改修されていて
あか抜けた駅前になっていますが。

駅前の「京都・志津屋」に入店。
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ちょっと見は!いや!若いときには
けっこう美人だったはずのおね~さんが
朝食をごちそうしてくれます。
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オーソドックスなモーニング。
ありがと。
税込み 450 円。



今日(2023/12/14)は
「京都 山科義士まつり」の
行列を見にきました。

だいぶ前におね~さんに
案内を頼まれていたのですが
直前まで忘却のかなたでした。はは。

行列の出発点の
毘沙門堂(びしゃもんどう)に行きます。

琵琶湖疏水に水が少ない。
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琵琶湖の魚は落ちてきませんね。

紅葉の名所の毘沙門堂には
落ち葉さえ赤い色がなくなっています。
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わ!
境内に赤穂義士が集結しています。
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私だけの撮影スポットに案内しましょう。

「こ!怖い!

境内は高台にあります。
ぐるりと高い塀に囲まれています。
その塀の外側の猫の通り道のような
幅のないところに行きます。

ね!真上から見えるでしょ。
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先頭を女性が行きました。
瑶泉院でしょうか。

ぞろぞろ!つづきます。
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あんな格好では
討ち入りできないでしょうけどね。
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「どうして。

世界一治安のよかった江戸の町で
夜中に目立つユニホーム姿で
徒党を組んで歩いたら
100m も進まないうちに
役人が団体でくるでしょう。

山鹿流の陣太鼓なんか
たたける訳がないでしょう。



赤と黄の実のマンリョウが
たくさんつづいている瑞光院。
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義士 46 人の遺髪を入れた墓があります。
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墓は移転して!ここにきていますけどね。

「47 人じゃないの?

たぶん!討ち入りはしたけど
切腹していない寺坂吉右衛門が
入っていないのでは。

逆に多い!「赤穂浪士四十九士」という
書物もあるそうな。

その寺坂に
吉良邸の偵察・諜報で活躍したけど
討ち入りには加わらなかった毛利小平太と
酒グセが悪く
盗みグセのある小山田庄左衛門を
加えたら 49 人。

討ち入り前に自刃した
萱野三平も入れてやれば 50 人!はは。

そもそも仮名手本忠臣蔵です。

仮名手本といえば「いろは」47 文字。
だから 47 人でなければ
面白くないのでしょう。

だいたい!
歴史としてみるのが異常なんですよ。

戯曲の仮名手本忠臣蔵と
史実を混同しているのは
特に明治の国家主義や
忠君愛国に忖度(そんたく)して
喜ぶ日本人がいたのでは。

仮名手本忠臣蔵には
大星由良助はいても
大石内蔵助はいません。

義士か浪士か知りませんが
米 1 粒も作れず
釘 1 本も打たない!
行政にもかかわらない!
ごくつぶしの犯罪集団じゃないですか。



山科駅前の三条通りの交差点にもどると
あれ!ご婦人方が増えています。
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これから大石神社まで歩くはず。
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休憩はたくさんありますが
行列は 5 時間の長丁場です。

幼稚園児の赤穂義士も加わってきました。
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もっとも!園児たちは
例年 30 分も歩いたら
バスに乗って帰っていますが。

私たちも大石神社までついて行きますか。

「もう!十分。



帰りますか。

では今度は私が
お茶!ごちそうしましょう。

「ラクト山科」の「無印良品」の中の
「京都 クグロフ家」に行きます。

ミニのクグロフを 4 個選びます。
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私はレモンとショコラとリンゴと抹茶。
ドリンクとセットで 566 円。
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「クグロフってなんなの?

クグロフはフランス語でしょうけど
フランスやらオーストリアやら
その周辺の地方のお菓子じゃないんですか。

エログロと!ひとの悪口以外は
私に聞かないでください。
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凶器の鷲が飛ぶ兵庫津 牢屋の中 [猫も歩けば棒立ち]

神戸港の一部といえないこともない
兵庫港のあたりを徘徊。
あんまり色気がありません。
倉庫街ですからね。

あ!「ピアハウス」があります。
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六甲アイランドにある 3 店舗には
行ったことがあるような。

神戸の海際にいくつかある
主に港湾に働くひとのための
食堂施設でしょうか。

税込み 600 円のものがたくさんあります。
なにかの赤ワイン煮と野菜炒めとごはん!
チャーハンと麺類!
麻婆丼と麺類!等。

本日のおすすめのランチをもらいます。
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これも税込み 600 円。
豚カツ南蛮をメインにいろいろ。

メインデッシュを単品どか~んとより
おかずがいろいろある食事のほうが
好きです。



西に歩いて!地下鉄の駅を目指します。

私には新しい建てものができています。
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その横の初代県庁館に行きましょうか。
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が!入場券は先ほどの新しい建てもの
兵庫県立兵庫津ミュージアムで
購入するようにとのこと。

兵庫津ミュージアムに入館すると
ギョッ!
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巨大なワシか
タカかが襲いかかってきます。

全身が包丁やノコギリなどの
凶器(!)でできているようです。
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これは怖すぎます。
刃ものの町!三木市の製作でしょう。

常設らしい
「ひょうごはじまり館」を歩きます。
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特別展の「ひょうごの匠展」も見ます。

豊岡杞柳(きりゅう)細工という
ヤナギの籠もありました。
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どなたですか。
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昭和 33 年(1958)の大丸のカタログ。

「大丸神戸店のあゆみ」も
開催していました。



「で~まるだ!で~まるだ!」の
「で~まる(大丸)」が
耳の底のほうで聞こえますが
なんという落語でしたやら。

蛙茶番(かわずちゃばん)かなぁ。

素人芝居で不本意ながら
下働きの舞台番にあたった男が
緋縮緬(ひちりめん)のふんどしで
喝采を浴びようとする噺(はなし)。

冗長になりますがつづけますと
あわてて!自慢のふんどしをはき忘れて
もろにイチモツを出しているのに
気がつきません。

「よ!日本一!

「で~まるだ!

大丸で買ったと誇っているのですね。

「りっぱだ!

「で~まるだ!

「たしかに!大きい!

「くわえてみろ!
「うんと伸びるから。

と!記憶があるのですが
今!蛙茶番を調べてみると
演者によって設定が大きく違いますが
どこにも「大丸」が出てきませんが。

手元の数冊の本を見ただけの
いいかげんなことでさらに書きますが
蛙茶番の原話は天明 5 年(1785)刊の
「猫に小判」にあるそうです。

つまり!その時代に高級呉服店の
「大丸」があったのですね。

そもそも大丸は京都の呉服商だったはず。
18 世紀の蛙茶番のころには
江戸に進出しているようです。

兵庫津にも
大変古い大丸の歴史があるのですね。



初代兵庫県庁は
旧大坂町奉行所兵庫勤番所が
そのまま使われたようです。
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だから!吟味場(お白州)があります。
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仮牢も。
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二重の格子の中に
こどもたちが喜んで入っています。

「鍵かけるよ~!

驚くかと思えば!

「その鍵!使えませ~ん。

形だけの模擬の鍵がさがっていました。
知っているのか!賢い連中です。

知事が使用するのか湯殿もあります。
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オープンしたばかりのころと
少し模様替えしていました。
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