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灘の酒まつり 2016 [食い逃げ未遂]

神戸市東灘区の
阪神の御影(みかげ)駅。

御影駅は阪急にもありますが。

六甲山と瀬戸内海にはさまれた狭い平地に
山側から阪急!JR!阪神と
3 線が並んで走っていますが
御影という駅は阪神と阪急!
隣の住吉と呼ぶ駅は阪神とJRにあります。

それらは
まったくくっついている訳でもありません。
他国のものには紛らわしいのなんの。

その阪神の御影駅の南に
道標があります。
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古そうです。
折れたり!ちぎれていたりして満身創痍。

4 面にやたら漢数字が刻まれています。
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神戸!尼崎!西宮!神崎までの距離だそうな。
よく分かりませんが。



難しいことはテキトーにうっちゃって
道の向こうの食堂「なかよし」で腹ごしらえ。
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ごはんどきを過ぎていても
若い人が群がっています。
まるでキャンパスの学生食堂みたいです。

学生食堂なみに低価格でもあるのです。
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定食の中で一番安い
アジ(鯵)フライ定食をもらいます。
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430 円(税込)でしたが
あれ!よく見たら
コロッケ定食の方が安かったですね!あは。



駅を越えて北側のショッピングセンターの
御影クラッセの前でなにやらセレモニーが。
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灘五郷の
「灘の酒まつり」(2016/02/18・19)だそうです。

500 円で 3 種類の酒が飲めます。
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普段飲むことのない
「松竹梅 白壁蔵」「泉正宗 仙介」
「大黒正宗」をもらってきました。

つまみはセットについています。
手前の大きなカップは
無料でふるまわれた鏡割りした樽酒。
無料の方が量が多いような。はは。

ひとり 1 セットかぎりのようですから
蔵開きのときの客のように
へべれけになる人はいませんが
日本酒の消費量が激減しているという昨今
イベントとなると大勢の人ですね。
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今日は朝からめまい(?)みたいに
わずかですが!
気のせいか!
なんか大地を踏む感触がおかしいのですが。

日本酒をいただいて
体がしゃんともどったような!はは。

阪神・御影駅にくっついている
御影市場・旨水館(しすいかん)の
アーケードをめぐって帰ります。
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あれ?!
なにかおかしい。
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垂直と思われるところが垂直ではないような。

これ!私の感覚がおかしいのですか。
また!めまい(!)がぶり返してきたのかも。
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芥川鬼の道 阿武山怨霊 [野道!山道!恋はけもの道!]

芥川(あくたがわ)をさかのぼります。

トロッコ列車の橋脚跡だそうな。
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川沿いを走り
ここで右岸(こちら側)から左岸に
線路が渡って!下っていたそうな。
まったく歴史の中に埋もれていますね。

芥川は
大阪府高槻市を流れて淀川に消える川です。

白玉(しらたま)か なにぞと人の 問ひしとき
  露とこたへて 消えなましものを

男がやっとのことで盗み出した女と
この芥川(芥河)のほとりを逃げていたら
日が暮れたのですね。
女は鬼に食われてしまいます。

そして詠(よ)んだのです。

あの人が夜露を白玉ですかと問うたとき
私はその露のように
消えてしまっていたらよかったのに。

伊勢物語です。
男は希代のプレイボーイ
在原業平(825 ~ 880)でしょうか。
女は若いころの二条の后(文徳天皇女御)です。

男が女を背負って逃げているところを
見つかったのです。
それを「鬼に食われた」といったのですね。



のどかな川べりに
「芥川緑地資料館 あくあぴあ芥川」という
立派な建てものがありました。

ミニ水族館もありますね。
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わ!「ギギ」がいた!
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なんとなくなつかしい。
この川でも棲息数が激減しているとか。
河川の改修と農業事情の変化がそうしたのでしょう。

なぜかスナネズミの女の子たちがいて
団子になっていました。
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まだ春は遠いですね。



ん?!
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ああ!ここは摂津峡の最下流ではないですか。

摂津峡に行くときにはバスを利用するばかりでした。
なんだ!
JR高槻駅から簡単に行けるじゃないですか。

桜広場にかけ上がります。
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まだつぼみはかたい。

見下ろす摂津峡も冬景色のまま。
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上れば展望デッキが。
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展望デッキから東を見れば
山頂に広場らしいものが。
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芥川山城跡というのだそうな。
なかなかいいロケーションじゃないですか。

高槻市の摂津峡青少年キャンプ場の
第2キャンプ場がありました。
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山頂近くに。
ちゃんと「水」も「便所」もあります。



西に下ってから!阿武山に上ります。

だらだら歩いていたら山頂。
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南に下れば阿武山古墳。
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土盛りはありません。
山肌を掘って玄室を造ったようですから
外見はなにも面白い形はありません。

藤原鎌足(614 ~ 669)の墓ですね。
だれも断定していませんが
100 %そうだと私は思います。

昭和 9 年(1934 年)偶然発見されたときには
完全な骨格が残っていて
写真を撮った後
すぐ埋めもどされたとか。

今一度調査発掘してもらいたいものです。

京大阿武山地震観測所に下ります。

前回にきたときには(拙ブログ 2009/10/16
こちら側から上ったのですが
それからどう下りたのやら。



上の池公園を経て
ハニワ工場(こうば)公園に着きました。
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新池遺跡と呼ぶのだそうな。
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埴輪を焼く窯(かま)18 基!
作業場 3 棟!
竪穴式(たてあなしき)住居 14 棟があったそうです。

発掘された状態のままの窯が保存展示されている
ハニワ工場館でハニワ(埴輪)の学習ができます。

このあたりは「土室(はむろ)」というのですか。
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「土器」とか
ハニワを製作していた「土師(はじ)」に
関連した名前でしょうか。



(石田穣二訳注/伊勢物語を読みました)
(敬称略)
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清原逮捕でもクスリで儲けよう [小市民ぼうちぎり]

いささか旧聞に属しますが
深夜の場末の酒場で
(書きにくいので変な文章になりますが)
シルデナフィル (sildenafil)系の
ED( Erectile Dysfunction)治療薬を
売っている人がいましたね。

ファイザー製の商品名が
「バイ××ラ」というもの。

正規の値段はいくらか知りませんが
それは 1 粒 700 円といっていましたが。

とても怪しげな過去のある人でしたが
結構ショーバイになっていたようでした。

とても効いたと喜んでいる人もいましたが
そのうち売れ行きに陰りが出たようです。

全然効かなくても大声で抗議するには
少々ためらいがあったようですが。

それはたぶん!ニセモノです。

私はホンモノを見たことがありませんが
「ダチ(友人)に頼まれた」といって買っていた
某居酒屋がいうには
錠剤の色やメーカーの刻印等
ホンモノとまったく同じだそうな。

そんで効いたの?!と問えば
「わ!わし!知らん!」と
うろたえていましたから
友人のセイにして
ゼッタイ!自分で飲んでいたな!あのおじさん。

「もういらない」という上客に
「無修正エロDVDをおまけにつけるから」といって
ショーバイしていましたから
やっぱり!怪しいかぎり!はは。

効いたという人は
ビタミン剤でも歯磨き粉でも効くのですよ!きっと。



高原明光著/悪い金儲け/という本がありました。

「遊園地にただで入る」とか
「釣銭詐欺」とかいうしょぼいものから
「他人の土地を売る」とか
「殺人して保険金詐欺」とかいう大胆なものまで
金儲けの方法が 100 ほど詳細に指南されています。

ま!ふた昔前のことですので
法律の改正やら
周知され過ぎて実行しにくいものもありますが。

その中に
「ディスコでドラッグ販売」というのがありました。

バブル経済全盛期には「ディスコ」という
音楽と踊りとアルコールの
まぁ!うるさい!
興味のないものには騒音だらけの
店舗がたくさんあったのですが。

そこには頭の中がイカれたり
イカれかかった人が多く寄ってきていたそうな。

そんなところで要約すれば
アメリカかぶれの服装でうろつき
「これ!すっごく効くよ」といって
高価な錠剤を売りつけるというショーバイ。

似合わないハデな服装の
若いノータリンたちがカモらしい。
勝手にコカインや覚醒剤と思い込むように
はなしを持って行き
小分けにした整腸剤を売るというもの。

あるんですね!どこにでも。

ま!バレても
初めから
よく効く胃腸薬を売っていたといえば大丈夫。
殴られるかも知れませんが。



クスリといえば
清原和博容疑者が世間を騒がせていますが
逮捕されてから
家族をはじめ
周囲のみんなが
「知っていた」といっているのは面白い。

知っていたのなら
早くケーサツに突き出したらいいのに。
それが「愛」というものでは!

昔の親なら
犯罪者をかくまうようなことはしないでしょう。

「お役人さま~!こんな恥さらし!」
「親でも兄弟でもありましぇ~ん」
「死刑にしてくだせ~」というでしょう。

それがホントの「愛情」というものでは!

清原の家族や親友に
「愛」がなかったのですかね。

親友や刎頚之友(ふんけいのとも)と
自らいう人たちの関係ほど
もろいものはない昨今ですからね。

毎年!墓の永代供養料を払わないと
「永代」どころか!
「もう今日から供養してやらん!」
という寺院みたい。

ちょっと違いますか。



(敬称略)
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冬の定番!灘の酒蔵めぐり [工場見学]

菜の花がたくさん咲いています。
「沢の鶴資料館」です。
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今日の「仮面」ハイキングはここから始めます。

氏素性を聞きません。
体力も知力(?)も金力(!)も分かりません。
そんな「仮面」の老若男女を
予約なく集結させて行うハイキングですから
2 月のコース選定には悩みます。
この季節は天候不順で三寒四温。

なにがあってもなんとかなりそうな町歩き!
灘(なだ)の三郷めぐりが無難なような気がして
ついつい毎年のようにここにきてしまい!
芸がなくてすみません。

灘五郷は東から
今津郷(西宮市)
西宮郷(西宮市)
魚崎郷(神戸市東灘区)
御影郷(神戸市東灘区)
西郷(神戸市灘区)だそうですが
今日は西から三郷を歩きます。

沢の鶴で利き酒をいただいて西郷酒蔵の道。
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くるまが少ない静かな道です。



御影に入って酒粕・味醂粕漬けの「甲南漬 本店」へ。
資料館の庭の梅。
今年はどうでしょう。

わ!でっかいおばさん。
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(大きな下半身はトリミングして消しました)

「わざと!大きく撮っているんじゃないの!」

アラフォー(around 40)おね~さんが怒声に
咲ききった花が散っています。
散る花、、、まるでおね~さんのようです。



処女塚(おとめづか)です。
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万葉集に
「葦屋之 菟名負處女之 八年兒之」で始まる
長い歌がありますが。

つづいて反歌も 2 首。

美しい乙女と好青年ふたりとの
悲恋物語を詠(よ)んでいます。
そんな昔から伝えられているはなしなんですね。

森鴎外の戯曲「生田川」も「処女塚」の物語。
ここにくるときには読んできてと
毎回!案内のリーフレットに書いておくのですが
だれもいうことを聞きませんね!はは。

今は白髪染めを使っているという元・乙女たちは
(こんなこと書いてもいいのかな)
つぎの試飲にばかり気が行くようですね。



「福寿」の神戸酒心館。
山中伸弥先生のノーベル賞授賞式後の
スウェーデンの晩餐会で供された酒の醸造元です。

あ!
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「通い瓶」ですって。
量り売りが今でもあるのですか!

どんどん行きますよ。

「白鶴酒造資料館」の展示が
私の目には充実しているような。
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利き酒もいいけど!よくお勉強してください。



「菊正宗」です。
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外国の人でいっぱい。
日本酒!好まれますかな。

諸外国の酒に比較して
品質管理も行き届いていて
とてもていねいに造られているとは思うのですが
高い!

他国の地酒に比べて!とても高い。
そのあたりでしょうか!課題は。

いい酒は高い。
それが分からないでしょうね。



魚崎郷酒蔵通り。
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西郷酒蔵通りと違い車道の脇ですが
松並木ですね。
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植栽スペースが小さな土手になっています。
考えましたね。
フツーは水やりも考えて
樹木のところだけ低くしているのに
盛り土ですか。

乾燥を好む黒松とか桜ならいいかも。



もう少し頑張って。
「浜福鶴」です。
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ほとんど昔の酒造りの展示なんですが
ここはいつでも現実の醸造場が見学できます。

ボタンを押してみてください。
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ぼん!
もろみ(醪)の音と香りが出てきます。



利き酒で疲れた(?)ので
「桜正宗」は素通りします。

「あ!待って!」
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「いつも素通りしているじゃない?!」
「見学してくる!」

そうそう!いつもは
今日の逆コースをたどることが多いかも。
そのときは
朝一番にこの前を通っているんです。

まだ開店前なので
素通りせざるを得なかったのですよ。



(敬称略)
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広岡浅子ゆかりの大阪 [みんなで歩けばこわくない]

「“あさが来た”に行こ!」

なんですか!?

「毎朝見てるやろ?あんたは暇そうやから」

NHK の朝の連続テレビ小説ですか。
見ていません!暇でも!
TVがないので。(拙ブログ 2015/03/12

「非国民やで!見てないと」

おばちゃん!いつの時代を生きてるのよ!
あんたは NHK のまわしものか!

「そんで!歩きに行こ!」

大阪市交通局主催のハイキングの
“女性実業家「広岡浅子」ゆかりの大阪を往く”に
参加したいらしい。

「天神さん(大阪天満宮)で梅酒が飲めるよ」

そこにはもう昨日行きました。
ひとりで行ってください。

「恥ずかしい」

どの口がいっているのよ。

すったもんだのあげく!ついて行くことに。
泣く子と大阪のおばちゃんには勝てん!

地下鉄の車内放送で宣伝(?)していたから
1,000 人ばかり集まっています。

マップと缶バッジを無料でもらってスタート。
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八軒家浜(八軒屋浜)船着き場。
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高麗橋。
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正面は薬の道修町(どしょうまち)
右の建てものは登録有形文化財の小西家。
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「わ!ディーン・フジオカやぁ!」
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なんですか!それ。
大阪取引所前の五代友厚像。

バラの枝が切られてしまっている
中之島公園の冬景色。
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中之島公園にラジオ(ラヂオ)塔が残っています。
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天神橋の下をくぐります。
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あ!おばちゃんを撮ってもいいの?!

「あかん!後ろ姿もあかん」
「コンピュータにのせるやろ」

コンピュータ(?)にねぇ。

「お嫁に行かれなくなるから」

長生きしてくださいね。

大阪天満宮が見えてきました。
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昨日「天満天神梅酒 Fes.」にきたばかり。
それより門前の料亭 相生楼へどうぞ。
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ここが川端康成生誕地。
生家は料亭じゃありませんが。

天満宮を横断して落語の天満天神 繁昌亭へ。
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天神橋筋商店街のアーケードへ。
行列はコロッケの中村屋。
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コロッケ(70 円)買いましょうか?!

「あんな!おとといにな」
「F子(孫)からでんわがあったんや」

“おばあちゃん!なに食べてるの?”

「コロッケだけや!きてもなんもないよ」

“コロッケでいい!食べたい”

「息子のヨメがいわせてるんや」
「すぐきたがな!一家 6 人で」

ふ~ん!こどもが 4 人になってるの?!

「そうや!うちの息子夫婦は年中べたべた!」
「まれに見る好きものなんや」

親に似たんやね。

「そんで!おじいさん(夫)が」
「(餃子の)王将でなんか買(こ)うてきてやれや」

「余計なことをいうから」
「生活費がまったくないときに」
「酢豚やらなんやらで 5,000 円も使(つこ)たわ」

「明日 NHK(の受信料の集金)がきたら困るなぁ」

TVを売ってしまいなさい。
私に 5,000 円で。

ま!それで!
コロッケは見ただけでハラがたつらしい。

大阪市中央公会堂。
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屋根の上に安寿と厨子王。
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うそですよ!
ローマか!ギリシア神話の世界です。

公会堂の中にはなかなか趣のある部屋ばかり。
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緒方洪庵の蘭学の私塾。
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適塾といえば普通。
適々塾といえば学があるとほめられ
適々斎塾なんかいうものなら尊敬されますぞ。

日本銀行。
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このハイキングは土佐堀川と堂島川を
なん度も縫うように行ったりきたり渡るのですね。

堂島米市場跡。
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そして!やっと大同生命です。
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「特別展示 大同生命の源流“加島屋と広岡浅子”」開催中。
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御霊神社の狛犬。
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ボートが壁面を上る大阪企業ミュージアムでは
「特別展示 大阪の恩人 五代友厚」を開催していました。
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大阪商工会議所にも五代友厚像。
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谷町筋の「モナコ」です。
古い喫茶店です。
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「大阪に出てきたときに入ったことがあるわ」

あ!私もそうです。
大阪で最初に入った喫茶店かも。

NHK 大阪放送会館前がゴール。
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完歩賞は絵はがきとティシュ。
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やれやれ。

ごはん食べて帰りますか。
もちろん支払いは各自ですよ。

旬鮮酒場 天狗 谷町四丁目店なら
ワンコインランチがありますよ。

今日は牛肉の玉子とじかな。
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これで税込み 500 円です。



(これはほとんどフィクションです)
(ほとんど特定のモデルはありません)
(敬称略)
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