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冬の定番!灘の酒蔵めぐり [工場見学]

菜の花がたくさん咲いています。
「沢の鶴資料館」です。
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今日の「仮面」ハイキングはここから始めます。

氏素性を聞きません。
体力も知力(?)も金力(!)も分かりません。
そんな「仮面」の老若男女を
予約なく集結させて行うハイキングですから
2 月のコース選定には悩みます。
この季節は天候不順で三寒四温。

なにがあってもなんとかなりそうな町歩き!
灘(なだ)の三郷めぐりが無難なような気がして
ついつい毎年のようにここにきてしまい!
芸がなくてすみません。

灘五郷は東から
今津郷(西宮市)
西宮郷(西宮市)
魚崎郷(神戸市東灘区)
御影郷(神戸市東灘区)
西郷(神戸市灘区)だそうですが
今日は西から三郷を歩きます。

沢の鶴で利き酒をいただいて西郷酒蔵の道。
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くるまが少ない静かな道です。



御影に入って酒粕・味醂粕漬けの「甲南漬 本店」へ。
資料館の庭の梅。
今年はどうでしょう。

わ!でっかいおばさん。
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(大きな下半身はトリミングして消しました)

「わざと!大きく撮っているんじゃないの!」

アラフォー(around 40)おね~さんが怒声に
咲ききった花が散っています。
散る花、、、まるでおね~さんのようです。



処女塚(おとめづか)です。
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万葉集に
「葦屋之 菟名負處女之 八年兒之」で始まる
長い歌がありますが。

つづいて反歌も 2 首。

美しい乙女と好青年ふたりとの
悲恋物語を詠(よ)んでいます。
そんな昔から伝えられているはなしなんですね。

森鴎外の戯曲「生田川」も「処女塚」の物語。
ここにくるときには読んできてと
毎回!案内のリーフレットに書いておくのですが
だれもいうことを聞きませんね!はは。

今は白髪染めを使っているという元・乙女たちは
(こんなこと書いてもいいのかな)
つぎの試飲にばかり気が行くようですね。



「福寿」の神戸酒心館。
山中伸弥先生のノーベル賞授賞式後の
スウェーデンの晩餐会で供された酒の醸造元です。

あ!
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「通い瓶」ですって。
量り売りが今でもあるのですか!

どんどん行きますよ。

「白鶴酒造資料館」の展示が
私の目には充実しているような。
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利き酒もいいけど!よくお勉強してください。



「菊正宗」です。
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外国の人でいっぱい。
日本酒!好まれますかな。

諸外国の酒に比較して
品質管理も行き届いていて
とてもていねいに造られているとは思うのですが
高い!

他国の地酒に比べて!とても高い。
そのあたりでしょうか!課題は。

いい酒は高い。
それが分からないでしょうね。



魚崎郷酒蔵通り。
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西郷酒蔵通りと違い車道の脇ですが
松並木ですね。
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植栽スペースが小さな土手になっています。
考えましたね。
フツーは水やりも考えて
樹木のところだけ低くしているのに
盛り土ですか。

乾燥を好む黒松とか桜ならいいかも。



もう少し頑張って。
「浜福鶴」です。
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ほとんど昔の酒造りの展示なんですが
ここはいつでも現実の醸造場が見学できます。

ボタンを押してみてください。
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ぼん!
もろみ(醪)の音と香りが出てきます。



利き酒で疲れた(?)ので
「桜正宗」は素通りします。

「あ!待って!」
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「いつも素通りしているじゃない?!」
「見学してくる!」

そうそう!いつもは
今日の逆コースをたどることが多いかも。
そのときは
朝一番にこの前を通っているんです。

まだ開店前なので
素通りせざるを得なかったのですよ。



(敬称略)
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