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大鳥大社の怨霊をロール寿司ではらう [いわなが姫の丑の刻参り]

ただ会ってブツを渡すだけのために
のこのこと
JR鳳駅(大阪府堺市)まで出かけます。

寝ころんでいても
仕事や買いものができたり
恋愛も犯罪も楽しめる(?)ネット時代に
蚊帳(かや)の外にいる自分が
可愛い(?)じゃないですか。あほ~!

道で会うたびに
「ポイント生活の仲間になろうよ」と
少女のころには
さぞ愛くるしい顔だったと思われる
某飲食店経営のおね~さんがいいます。

「7,000 円得した」とか
「2,000 ポイントゲット!」とか
なんとかカードを解約して
すぐおなじカードに入会して
「8,000 円分儲けた」とかで
毎日!小銭を稼いでいるらしい。

本職で暴利をむさぼって(?)いて
まだ飽くことなく稼ぎますか。

すごい時代ですね。
なんとかペイがはんらんしていて
チャンスだともいっています。
各社消耗合戦をしているのを利用して
儲けるんですね!儲ける人は。

買いものは
ポイントカードの設定もない
超安売りスーパーしか行かないものには
なにがなんやら。



ぼやくのはそれぐらいで。

用事は 1 分で終わったので
大鳥大社に寄って帰ります。
blog1大鳥大社.jpg

私のような暇人(ひまじん)のために
案内してくださるなんて痛み入ります。
忙しいのでしょうに。

梅の花がいっぱい咲いている
場所があるのですが立ち入り禁止ですね。

おすすめは最近よく整備された
ご神木「根上がりの大楠」ですか。
blog2.jpg

「値」が上がる!
「運気」が上がる!とか。
昔から「根上がりさん」と
呼ばれていたと書いてありますが。
blog3根上がり大楠.jpg

「昔からこの木は知ってたけど」
「そんな呼び名があったかなぁ」と
ここに生まれて?十年の人はいいますが。

「根上がりさん」の奥
隠されたような寂しい場所に
祠(ほこら)がありますが。
blog4.jpg

なんにも表示がありません。
石に刻まれた文字は判読できません。

日本酒だけがたくさん供えられています。

「よくまぁ!人の行かないところを」
「興味を持って探し出すもんですね」

人間が変わっていますから。
ほっといてくだされ。



日本武尊(やまとたけるのみこと)がいます。
blog5日本武尊.jpg

ここの祭神ですね。
つまり!大鳥大社の「大鳥」は
白鳥ですね。

日本武尊は
現・亀山市の能褒野(のぼの)で死に
白鳥と化して現・御所市の
大和琴弾原(ことひきのはら)に降り
さらに飛び立ち
現・羽曳野市の旧市村 (ふるいちむら)に。

その旧市村(現・古市)の
白鳥陵(軽里大塚古墳)は
今!世界文化遺産に認定されていますが
そこにも飽き足らず
白鳥は飛んで行ったようです。

各地に飛来したという伝説があるようですが
大鳥大社はこの地が最終の地といっています。



不勉強なのにいい加減なことをいますが。

古事記・日本書紀には
天皇でもないのにたくさんのページを割いて
記述されている人物がいます。

神功皇后とか武内宿禰とか聖徳太子とか。
日本武尊ももちろんそうですが。

どうして登場させているんでしょうか。

日本書記の文章を精緻すれば
3 群に分類できるそうな。

その 1 群は完全な漢文。
つまり渡来人が執筆したらしい。

ということは執筆時に
外国の書物は机上にあったはず。

魏志倭人伝の卑弥呼と整合性をとるため
神功皇后を作り出したのかも。

年齢を 300 歳を越える設定をした
武内宿禰は
私にはなにを意味するのか分かりません。

日本武尊と聖徳太子は
怨霊を封じ込めるために英雄化したのでは。

藤原不比等のあやつる皇統は
かれらになにかやましいことがあるのでは。



帰ります。
私を追いかけてくる雪まじりの雨。
怨霊にとり憑(つ)かれたのかも知れませぬ。

鳳駅前に「ロール」の店!?
blog6キャリーローラーズ.jpg

「Caliroller's」(キャリーローラーズ)!
ロールケーキの店かと思ったら
ロール寿司のようです。

ランチプレートをいただきます。
blog7.jpg

3 本の「スペシャルロール」と
7 本の「スタンダードロール」から
「マグレモンロール」を選びます。

つぎに
4 種の揚げものから「ベジタブル」を選択。

それにスープとサラダがついて
780 円(税抜き)でした。
blog8.jpg

マグロ!きゅうり!
アボカド!レモンのロール寿司。

注文してから少々時間がかかりましたが
なかなか楽しいランチになりました。

しばし!とり憑かれた(?)ことも忘れます。
タグ:古事記
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