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ビッグミルチ 今城塚古墳 [猫も歩けば棒立ち]

JR東海道本線の
摂津富田駅から少し京都寄りに
巨大な「明治」の
ミルチ(ミルクチョコレート)があります。
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前に運動場のネットがあるので
少しぼんやり見えていますが。

ギネスに認定されている看板!
愛称「ビッグミルチ」!
高さ 27.6m 幅 165.9m
3 年前に(拙ブログ 2017/04/18
工場見学を兼ねて
すぐそばまで見に行きました。

しのつく雨に濡れながら行きましたね。
ビッグミルチがもうすぐ消えるというので。

あれから 3 年!
まだちゃんとあるじゃないですか。
デマでしたね。

だれです!ガセネタを仕込んできたのは。
どなたと行ったのか忘れましたが。
忘れることがしあわせなことが
ああ!多いですねぇ。

ビッグミルチは
2011 年に建設されたそうですから
10 年!
まだ消えるつもりはないようです。



女瀬川(にょぜがわ)に沿って歩きます。

カルガモ!
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カップルでいいね。

カルガモ 5 羽。
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兄弟なの?いつまでも仲よくね!

私をかすめて飛んで降りて
水を飲んでいるキミはだ~れ?
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ああ!あちらが上流でしたか。
静かで
水の流れがよく分からなかったのですが。

今城塚(いましろづか)古墳に着きました。
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駅から案外近かったですね。

円筒埴輪(はにわ)が
これでもかと並べられています。
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6,000 本はあったといわれています。

げ!
たくさんの鳥が一斉に飛び立ちました。

ただちに内濠に降りましたが。
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その数 50 羽以上。
カルガモでしょうか。
どうしてみんなで
人間の遊ぶ公園にいたのでしょう。

春にはカップルになって
散って行くのでしょうか。



この古墳では
二重の濠を区分する内堤の北側に
整然と並べられている
形象埴輪が発見されています。
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人物!動物!家!等々
その数 200 点ぐらい。
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武器とか柵とかの埴輪もあるんですね。

埴輪祭祀場だそうな。
そんな祭祀があるのですか。
不勉強極まり
この世は知らないことばかり。



この前方後円墳は
第 26 代継体天皇の陵だと
世間の常識ではほぼ異論がないようです。

私でも昔からそう記憶しているのですが
宮内庁は近くの太田茶臼山古墳を
継体天皇陵に治定しています。

それで!宮内庁が無関心な古墳ゆえ
発掘調査は可能。
いつでも入場して散策できます。

雑木が繁っていて
墳丘にのぼればアップダウンばかり。
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この荒廃は人為的なことではなく
慶長の伏見大地震のためとか。
やっぱり!発掘すればよく分かりますね。

墳丘の長さ 190m はこの周辺では最大。
崩れないように整備されています。
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この古墳には「造り出し」部があります。
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前方後円墳ではくびれのところに
ちょこんとせり出した部分。
たいてい対になってありますが。

なんのためにあるものか。
大昔からもっともらしいことを
いわれてきましたが
「デザイン」じゃないんでしょうか。

前方後円墳だって
おなじ形ではないですよね。
ホタテ貝みたいな形や
前方部がやたら長く!全体が
「てるてる坊主」みたいな形のものも。

葬られるほうも
他より差別された
斬新な墓地を望んだのでは。

この思いつき!他言は無用です。
有識者には鼻の先で笑われますよ。

南側の造り出し部にあがりました。
そこへつづく小道。
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こんな道!建設時からあったのですか。
近世に造ったのでしょうか。



キツネがいるみたいです。
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キジバトとかハシブトカラスとか
都会に拠点を移すものもあれば
スズメのように近代的な町並みには
棲みづらくなっているものも。

キツネはどうなんでしょう。
考えれば胸が痛むので!やめますが。

フユザクラが咲いていました。
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ジュウガツザクラのように
四季を問わず花を見ることがありますが
やっぱり春の花ですね。
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