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コロナウイルス退散薬 船場のおひなまつり [わが街・大阪ブギウギ]

地下の京阪・北浜駅から地上にあがると
難波(なにわ)橋の
4 頭のライオンに春の陽射しがまぶしい。
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さて!どうしましょう。
京都に行く予定が消えて立ち尽くします。
危機管理ができないものはダメですね。

橋の南のたもとに
「大きなコロッケ定食」の看板。
とりあえず!ランチにしますか。

どんな大きさなんでしょうか。
あかちゃんの頭ぐらいあったら
食べ切れませんがね。

土佐堀通りから 1 階下に降りる
「ゑびす屋 北浜」へ。

「大きなコロッケ定食」(税込み 750 円)!
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食べ切れますね。はは。
ときどき買う
近所のスーパーサンディの
4 個 99 円のコロッケよりは
確かに大きいですけどね。

コロッケの中身(!)は
「肉じゃが風味」「グラタン風味」
「濃厚豆乳風味」の中から選べます。

精算したら
テイクアウトのコーヒーをくれました。

もらったのはうれしいのですが
どこで飲むの!?
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ライオンの下で土佐堀川を見ながら。



今日(2020/03/03)は桃の節句でしたか。

「船場のおひなまつり」は
どうなっているのでしょう。
堺筋を南下します。

エナジードリンクを
無料で配布していました。
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いいなぁ!
都会はこんなことが多いのですか。
ときどき出会いますね。

かまぼこ店もひなまつり。
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「ひなかまぼこ」だそうな。

旧小西家住宅。
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明治 3 年(1870)創業の生駒時計店の
「生駒家の小さなお雛さま」だそうな。
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毎年!展示されていますから
由緒があるものでしょうか。



ビルの谷間のクスノキを見あげます。
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クスノキの境内は道修町(どしょうまち)の
神農(しんのう)さんこと
少彦名(すくなひこなじんじゃ)神社。
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「コロナウイルス退散」ですか。
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ここは薬種問屋の街。

文政 5 年(1822)
大坂(大阪)でコレラがはやったとき
薬種仲間が
「虎頭殺鬼雄黄圓」(ことうさっきうおうえん)を作り
神社が「神虎」(張子の虎)の御守を授与し
病から庶民を守った(?)そうな。

ホントに効いたの!?
効いたから今もこの街の住民がいるのかな。

儲かりましたね!なんて
失礼なことはいわないようにしましょう。

今回も新しい薬と護符があるのでしょうか。



昭和 2 年(1927)竣工の
鉄筋コンクリート造の芝川ビル。
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ニッカウヰスキーの説明が掲示されています。
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ニッカの歴史の 1 ページ。
こんな説明!今までなかったのですけどね。

今年の「船場のおひなまつり」は静かです。
コロナウイルスの感染の拡大で
イベントは軒並み中止ですから。

「豊田家のお雛さま」です。
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「神宗」ゆかりのお雛さま。
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御堂筋の公孫樹(いちょう)が裸です。
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こんなに元気がなくなれば
日本はダメになりそう。

「その不可抗の予感
「――わたしもうぢき駄目になる

智恵子抄の中の
詩の一部だけがよみがえります。

そうですね!
日本がダメになるより先に
私がダメになるほうが早い!?
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