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ハングリーウィッチ 魔界のニラ丼 [食い逃げ未遂]

関西学院大学(兵庫県西宮市)の
上ケ原の学舎群の南西にある
ため池(中池)に浮かぶ鴨を撮っていたら
後ろの建てものから人が出てきました。
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失礼ながら空き家か留守宅のようですが。

「中華料理 ハングリーウィッチ」!?
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「ウィッチ」?!
「鬼女」!?
「魔女」?!

「営業中」の札はさがっていますが
メニューもなにもありません。
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「鬼」かぁ!
ん!?
飢えた鬼が食事をするの?!
食べるのはだれ!?
食べられるものがいるの?!
怪しさはつのります。

怪しいけど!
怪しい人が
自分で怪しいといわないですよね。

ランチどき!学生風な若い人の出入りが
けっこうあります。

学生が利用する店舗なら
立派な(かどうかはさておき)社会人の
私が対処できない金額ではなかんべ。

甘く見てはいけませんな。
学生の大多数が
私のなん倍かのこづかいを持って
人生を謳歌している昨今。

好奇心が勝り!リスクは考えずに
ノーテンキに魔境探検に踏み込みます。

店内は雑然とした!
いや!失礼!活気のある
下町の中華料理店といったところ。

気さくな女将さんと
黙々と中華鍋を振る主人がいました。

失礼いたしました。

メニューはちゃんとありました。
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「どんもの」という分類が面白い。
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「ニラ丼」とはなんでしょう。
税込み 650 円なら
はずれでもあきらめがつきますか。

「小にしましょうか」
女将さんがアドバイスをくれます。

「小?」
私を容姿から(それはないかも)
良家の上品な育ちと見ましたか。

もの心ついて以来
「質」より「量」を求めてきた身には
少し不満でしたが
「じゃ!それで」といってしまう
人を傷つけない!素直で可愛いおいら。

ニラ丼!小!
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たっぷりありました。
充分でした。
良家の家柄ではなくても。

中華丼みたい。

私がありつける中華丼は
白菜の白い硬いところがたっぷりの
安価なものが多いのですが
これは白菜の代わりにニラがたっぷり。

ニラ好きにはたまりまへん。
おいしくいただきました。

しかも「小」は 50 円引いてくれました。

メニューやはでな看板を出さなくても
集客できることがよく分かりました。
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