御室桜 散り初め ゆばまんを食べる

京都市右京区の仁和寺（にんなじ）に
二王門から入山します。


仁和寺は真言宗御室（おむろ）派総本山。
だからか御室ともいわれます。

いわなくてもいいことですが
私の「京都」の知り初（そ）めは
妙心寺や仁和寺あたりからだったような。
そのとき仁和寺を御室と教えられましたが。

そのくせ！このあたりの地理の記憶が
今はさっぱり抜け落ちていますが。

ちなみに最寄りの嵐電北野線の駅は
御室仁和寺と名乗っていますがね。

門をくぐるとすぐ！
今年も咲いていますね！御室桜。


境内の中で一番低い（？）桜。
ひと昔前から伸びていないような。

ん？！
「有明」と書いてあります。
仁和寺の桜はみんな
「御室桜」だと思っていましたが
さらに！品種があるんですか。

まっすぐ進み中門。


左に桜の園があります。


背丈の低い御室桜ばかりです。


なにか分からなくなりました。
御室桜にもいろいろ種類があるのか！
普通（！）の桜をこの場所に植えたら
小さく育つのか！
さらに！その両方でしょうか。


ほぼ 10 年ぶりの訪問です。
前を通っていても桜は見ていませんね。

昔は 4 月中旬に咲いていましたよ！たしか。


今年（2020）は 10 日に
もう散り初（そ）めています。


落花で雪が降ったように白い。


その雪（！）の中に黄色い花がいっぱい。


たんぽぽが咲いています。
みんなカンサイタンポポ！すごい。

変ですが
セイヨウタンポポが嫌いで
たんぽぽを見ると
どの種類か気になって仕方がないのです。

猫の目のように変化する空模様。


お天気と安価なカメラと撮影術の未熟さで
桜の色が変化してしまいました。はは。


五重塔の前に
弘法大師筆の「令和」の字がありました。


五重塔の周囲に
ピンクのつつじが開花しています。


ここでは「御室つつじ」と呼んでいますが。

金堂をのぞめばやわらかい緑色。


「御室もみじ」だそうですよ。

桜の季節だけでしょうか
境内で食べものを売っていました。

「ゆば（湯葉）まん」をいただきます。


税込み 300 円。

販売しているおね～さんに
とっさに「あれ？！」といってしまい
失礼しました。

ゆばであんを包んだ
まんじゅうだと思ったのです。

バカですね。
いうなれば「肉まん」のあんの部分が
ゆばで加工したものに決まっていますよね。