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もみじ散る 散るにまかせる 真如堂 2021 [平安京有情]

京都市左京区の
真如堂(しんにょどう)の総門あたり。
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12 月になっても!まだ!
紅葉があるではないですか。
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「散りもみじ 踏む恋もある 真如堂
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本堂と三重塔の周囲はほぼ散っています。
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「陽がさせば 散り止むもみじ 真如堂



今!気づいたのですが
高浜虚子編/新歳時記/では
「紅葉」も「黄葉」も
「もみぢ」としか読まないのですね。

角川書店編/合本俳句歳時記/でも
原則!そうですが
「黄葉」は「もみぢ」の他に
「くわうえふ」とも読まれるそうな。

ふと!不調法なものは勝手に思います。
もし!俳句が
連歌の発句から出発しているのなら
漢字の音読みは嫌われるのでしょうか。

ま!俳人じゃないから
考えることもないですがね。
廃人の範ちゅうに入れられている身です。



本堂の裏には高木のカエデが多いのですが。
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「苔の道 もみじを踏まず よぎるもの

そういえば
植物名はみんなカエデですよね。
カエデが色づいたらモミジ?!
その情景だけが
カエデ イコール モミジ?!

園芸品種名には
モミジがついているものが多いかも。

それに「楓(ふう)」の字を
カエデにあてたりする
不謹慎なものがいるので
作文の素養のないものにはなにがなんやら。

「もみじ散る 散るにまかせる 真如堂



真如堂に対峙している
吉田山にのぼります。

いただきに立てば
正面に如意ヶ嶽があります。
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上のほうに五山送り火の
大文字の火床が見えます。

暖かい日があれば
久しぶりにのぼってみますか。

あの山にはヒルやマムシが
元気に棲んでいるのですが
寒冷期には寝ているでしょうから。

頂上は火床のもっと上方ですがね。

唐突に思い出したのですが
大昔にある山行で
私が拙い五七五をいいました。

「いただきで 少女が指さす 初もみじ

すると!普段はあまり目立たない
詩歌にも関心のないようなおばさんが
つづいて詠んだのです。

「初もみじ 少女はおとなに なりました

「なりました」が「なりにけり」だったかも。

あれ!初潮をいったのでしょうか。
初体験をうたったのでしょうか。
ただ!山のいただきにのぼった
感想だけだったのでしょうか。

「おばさん」として扱っていましたが
今!思えば
アラフォー(around 40)だったのかも。
すみませんでした。

モチツツジが笑っています。
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帰り花というより
この季節からぼちぼち咲いて行くものかも。



京阪・出町柳駅から特急で帰ります。

「京都麦酒」をちびりちびり。
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天満橋駅で降りるころには
おしっこしたくなりますね。

伏見の日本酒にしたらよかったかも。
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