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大阪落語祭 6時間の落語会とは [パパラッチ!ママえっち?]

大阪のちまちましたことや
大阪の悪口なんかを書いていますので
大阪の人は不愉快で!面白くもないので
このブログに立ち寄ることはまれでしょうから
しょうこりもなく堂々(?)と
また!小さな大阪ネタです。すみません。

昨年につづいて今年も
大阪落語祭(2021/11/28 ~ 12/20)が
開催されて!もうそろそろ終了です。

上方落語家のほとんどの
250 人が 90 公演しています。
すべての会場で木戸銭が 1,000 円!

安いです。

たとえば大阪城公園の
「クールジャパンパーク大阪」の
16 名が 6 時間の寄席でも 1,000 円。

お得(?)です。

さらに上があります。
なんばグランド花月の地下の
「YES THEATER」では
22 名が出演したようです。

出演した桂三ノ助は
22 名も出て!入場料 1,000 円で!
ギャラは 45 円だといっていましたが。
ホントかどうか知りませんが。

吉本興業の不手際で
他の寄席に割り込めなかった 22 人を
吉本興業がまとめてひとつの公演を
作ったとか!作らなかったとか。



上方落語の常設演芸場の喜楽館もある
神戸の新開地あたりでは
大阪府ではないので
その話題はありませんね。

西室院に寄ります。
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今年最後の中道寄席。
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桂小鯛が張り切っていますなぁ。
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今年の上方落語若手噺家グランプリで
優勝したのだそうな。

優勝はいいですなぁ。
来年 1 月には
天満天神繁昌亭が
「優勝記念ウィーク」公演を
開催してくれるのだそうな。

桂小鯛は桂都丸に弟子入りして桂とま都。
師匠が塩鯛を襲名したので
小鯛に改名したはず。

兄弟子の桂とんぼ(後に都んぼ)は
虫のような高座名が
イヤだったといっていましたね。

そこへ師匠が塩鯛を襲名して
弟子も改名しようというとき
虫もイヤだけど!魚もイヤ!
動物名は名乗りたくないということで
桂米紫を襲名したという
1 円にもならぬことを思い出しました。

ここの通常の演者は 3 名。
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これでちょうどいいような。
木戸銭 500 円というのも!好き。はは。

いくら 1,000 円でも
22 名やら 6 時間やら
どうですかね。
疲れて!面白くなくなりませんか。

なにが面白いのかは
好みにもよりますがね。



近ごろの若手落語家は
みなさん!上手(!)です。
上手だけでいいわけじゃないでしょう。

つっかえ!つっかえも困りますが
しかし!
立て板に水のように
暗記してきたことを上手にしゃべっても
学校の国語の授業じゃないのですから
味もなにもあったものではありません。

桂文枝(先代)が弟子の桂文福に
古典落語を教えても
「どないしてもできない」とか。

「落語はメロディ」
そのメロディがないというのですね。
文福は古典落語の勉強を
あきらめねばならなかったそうな。

それでも落語家として生きて
多くの弟子を持っていますから
内外の評価は違うのかも。

昭和 15 年(1940)の
東京落語家番付があります。
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もちろん!
落語家ではない人の作品ですが。

有名な人や余技のある人が
上位になるのはしかたないのでしょうけど
落語会内部では香盤順ではないので
苦情が出たそうな。

落語会には香盤という
きっちりとした序列表があるのですね。

ま!内外の評価は違うということですなぁ。



(敬称略)
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