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春日大社 若宮おん祭 御渡式 ぶと饅頭 [南都有情]

奈良女子大のほうから
東向(ひがしむき)北通りを南下して
東西に走る登大路に出れば
道の南側に大勢のひとがたむろしています。

東から行列が
ゆるゆるとくだってきています。
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春日若宮のおん祭の中の
「御渡式」(2023/12/17)でしょうか。
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珍しい乗りものが行きます。
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きれいどころ(たぶん!)も。
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道のこちら側は逆光でまぶしく
ひっきりなしに通行するバス等で
隠れるのがわずらわしく
みなさん!あちら側で
見物しているのですね。

馬の数も多い。
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稲穂!?
なんでしょうか。
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一ノ鳥居のそばの
影向(ようごう)の松あたりで
見学するものと思っていた
おぼろげな記憶はあるのですが。
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行列が過ぎたので!登大路を渡って
東向商店街のアーケードに入れば
佃煮にしてもあまるほどのひとだらけ。

インバウンド(訪日旅行)のひとも
たい焼きを食べています。

三条通りに出て
東の一ノ鳥居に向かいます。
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群衆が半端ではなく
簡単に行かせてもらえませんね。

猿沢池を
香具師(てきや)の屋台が囲んでいます。
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おじけづいて!南円堂にあがり!
興福寺を見て!北円堂に行きましたが。
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結局!東向商店街にもどってきました。

ランチをして落ち着きますか。
が!どこも満席。
どこも高価!
かつおぶしごはんに
生たまごとみそ汁がついて 1,000 円!?

この前まで 1,000 円くらいと
なんとなく認識していた定食が
2,000 円!?

時代に取り残されている身を感じます。

東向商店街の
「チャイナダイニング飛天」に入ります。
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2 階席が空いていたから。
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お茶がポットできます。
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お茶だけでいいですがね!はは。
隠れ家にいるようで落ち着けます。

ここではいつも
「飛天ランチ」をいただきます。
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無難な味です。

ごはんのお代わりができて
税込み 1,210 円。
そんなに値あげしていませんでした。

わ!?
食べ終わったころ気づいたら
いつのまにか!
店には行列ができていました。

なんともはや!
それに寒いので戦意喪失!

「萬々堂通則」で
「ぶと饅頭」を買って帰ります。
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200 円(税込み)と思ったら
30 円値あげしていました。

「ぶと」とは
春日大社の神饌(しんせん)に
神職たちが米粉を練って
油であげて作っていた菓子。
1,300 年の歴史が
あるともいわれていますが。

それを現代のものが
食べやすい(?)ように
饅頭の形にしているようです。
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みつきうまし祭り 2023秋 B級グルメ  [南都有情]

JR奈良駅 1 階に
奈良県のアンテナショップ
「奈良のうまいものプラザ」があります。
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その中に
農園直送レストラン「古都華」が
早朝からオープンしていました。

「モーニングセット」は
洋朝食と和朝食とがあります。

和朝食で麦ごはんをいただきます。
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税込み 484 円。

奈良県産のピーナツです。
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「生」ですか。
ほしいけど!かついで回るのが
メンドくさくて!買いません。



今年も「みつきうまし祭り」
(2023/10/21・22)の季節です。
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無料シャトルバスで
平城宮跡の朱雀門ひろばに行ってみます。
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種々のブースがあります。
パン!酒!農産物!名店!
奈良の「うまし」も集結しています。

最近!おにぎりブームなのか
屋台にもおにぎりがあります。
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高いので買いません。

たい焼きではありません。
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「せんとくん焼き」(税込み 300 円)!?

「せんとくん」は
奈良県のマスコットキャラクター。
なんだか!不気味で
おいしそうにありません。
買いません。

奈良県は柿の産地。
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200g を越えるもの!
柿好きにはたまりません。
1 袋(税込み 350 円)買います。

この祭りだけの製品だとか。
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柿くず餅。
高い(税込み 600 円)けど食べます。
おいしい。

手作りの「なめみそ」がありました。
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100g ほどのもの!税込み 100 円。
高いのか!安いのか分かりませんが
山椒みそとゆずみそを買います。



朱雀門が臨時の舞台になっています。
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朱雀門の北側には
ススキの穂が揺れています。
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今年もススキの原の自然を
ちょっと加工した「おぎの美術館」が
できていました。
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今年は!もう 1 か所ありましたが。

第二次大極殿跡の向こう!
遠くに若草山が見えます。
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第一次大極殿は復元。
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宮跡の大部分は広大な原っぱ。
チガヤやススキの繫みのすそが白い!?
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赤のまんま(イヌタデ)の花ですよね。
赤くないですが。
気のせいかも!疲れていますから。



帰路は
近鉄の大和西大寺駅まで歩きました。

構内の「粋麺 あみ乃や」に
「わらじコロッケそば」(税込み 580 円)
なるものがありました。
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大きなコロッケが別皿で出てきました。
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面白い。
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炎天下の酒蔵まつり 生酔いのならまち [南都有情]

酒蔵開きは冬から春にかけて
開催されることが多いのですが
奈良の「春鹿」には例年 9 月の半ばに
おじゃましています。

ここ 2、3 年!新型コロナウイルス禍で
どこも変則だったようですが
そろそろ例年のような酒蔵開きが
もどってきたのでしょうか。

今年(2023/09/16)の春鹿は
「春鹿 酒蔵MARCHE 2023」と
命名されていました。

大阪から!ひとを集めながら!
近鉄奈良駅まで乗り!
とぼとぼ歩いて!
午前 10 時過ぎに到着したら
長蛇の列があります。
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が!酒蔵開きにはいつもあった
試飲がありません。

列の先には清酒の販売があります。
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駐車場にキッチンカーがあるものの
座るところもテーブルもありません。
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炎天下に日除けもありません。

軒先に日影を見つけ
飲酒場所を確保しましたが。
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どなたかが
私の分も買ってきてくれました。
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30cc から 90cc のものが
だいたい 300 円だとか。

乾杯しようとしたら
蔵のひとが飛んできて
「座らないでください」!

炎天下に
立ったまま飲まねばならないらしい。

酒蔵見学もないし!なんですかね。
どうすればいいの?!

買った酒はしかたがありません。
カパカパと急いであおって
帰ることに。

ん!?
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大勢のひとが
軒先に座っているじゃないですか!

本部に文句だけいいに行きます。

それがどうした!という応対。
はは。



「奈良町にぎわいの家」に寄りましょう。
無料だから。
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大正時代に建てられた町家です。

仏間があります。
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絵の描かれた格(ごう)天井に
花頭窓(かとうまど)!すごいですね。
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いつものように 2 階の
部屋と部屋とをつなぐ通路をくぐります。
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生酔いのまま「くくり猿」を見ながら
「ならまち」を逍遙します。
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萬々堂通則に寄ります。
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「まんまんどうみちのり」と
読んでいたような。
間違っていたら!ごめんなさい。

たまには私からプレゼント。
みなさんに「ぶと饅頭」を
買ってあげましょう。
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春日大社の創建時からの
神饌(しんせん)らしい。
米の粉を揚げた菓子。

1 個税込み 230 円。

昨日!阪神タイガースが
リーグ優勝したとかで
奈良でもささやかながら
あちこちでセールをしていました。

奈良漬け!ひとつ 400 円を
みっつで 1,000 円(税込み)。
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突然!生ビール。
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税込み 200 円。

ますます!生酔い。
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天平たなばた祭り 2023 [南都有情]

「平城宮跡・朱雀門ひろば」にきました。

大きなオブジェがあります。
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「天平たなばた祭り」の
ふつかめ(2023/08/19)ですが
あんまり!ひとがいません。

夜の祭りなんですね。

朱雀大路に
天平こども縁日!
天平ビアガーデン!
夏の七夕夜市!
天平かき氷祭り!等が
ぼちぼちオープンしてきました。

うだるような西日の暑さ。
クラフトビールや
生ビールが売れています。

私も!と思ったのですが
「桜ハイボール」が目に入りました。

気になりました。
買いました。税込み 500 円。
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桜の塩漬けみたいで
塩気のないものが入れてありました。

ソーセージは税込み 400 円。



酒は好きでもなく!強くもないので!
汗はひかなくても
足元がふわふわになったので
「平城宮いざない館」の
展示の中を歩き!涼をとります。

お!
平城宮の求人の貼り紙があります。
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勤務は夜明けから昼まで。
朝食つき。

年 2 回ボーナスあり。
もっとも!ボーナスは
布や綿などの現物支給だとか!

いいじゃないですか。



朱雀門に氷が運ばれてきました。
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「献上氷の再現」だそうな。
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平城京ですから
聖武天皇かと思ったのですが
称徳(孝謙)天皇ですね。
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女帝ですから。
扮しているのは
元 NMB48 の福本愛菜ですが。



もうすぐ旧暦 7 月 7 日だそうな。

たなばた(七夕)といえば
乞巧奠(きこうでん or きっこうでん)という
単語が私の脳裏にうろつきますが
よく分かりません。

荊楚歳時記に
「七夕の乞巧」の項がありますが
漢字だらけで理解にほど遠い。

漢字にルビが打たれているから
読めるだろうというひとがいますが
たとえば!お経!
ふりがなが打たれているから読めますよ!
でも!なにをいっているのかは不明!
そんなようなもの。

乞巧奠の寸劇(?)が
平城宮いざない館で行なわれていましたが。
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乞巧とはたくみになることを願うこと!?
たなばたでは婦女が
裁縫の上達を願うことのようです。
「奠」はその祭りということかな。

つづいて!また!朱雀門に移って
裁縫や音楽が上達するように
祈っていましたが。
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称徳天皇も忙しい。
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天皇の礼服の後ろには
北斗七星が描かれています。
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夜になると
朱雀大路にひとがあふれかえり
オブジェに光が入りました。
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光は不気味にせわしなく色が変化します。
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ん!?
遣唐使船の向こうに花火があがっています。
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この祭りとは関係ないとは思うのですが。



(宗懍著/荊楚歳時記/守屋美都雄訳注/)参照
(敬称略)
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四神大凧 平城京天平祭 2023 [南都有情]

しばらくこなかったら
近鉄・大和西大寺駅構内の
ショッピングモールの
「Time's Place Saidaiji」が
改装(?)されています。

つきあたりに「VIEW TERRACE」!?
フードコート(?)ができています。
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窓の外は以前からある展望デッキです。
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電車を見ながらランチをいたします。

「Vege & Deli OLIVE」の
「おまかせデリセット」なるものを。
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主菜はみっつの中からひとつ。
鶏肉の焼いたものを選択。
量が多そうだったから。はは。

税込み 880 円。



平城宮の大極殿を
枯れたアシの中からながめます。
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栄枯盛衰!
それぞれの
悲喜こもごもが時代の流れに浮き沈み。
そんことを思いながら
だれもこないアシ原は
ぼんやりとできますね。

大極門(南門)の前は静かです。
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「四神大凧」を揚げるというので
寄ってみたのですが。

朱雀門のほうに行きましょうか。

天平美人とすれ違います。
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朱雀門の南側がにぎやかです。
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ステージもできています。
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平城京天平祭(2023/05/03・04・05)でしたか。
大凧はその中の催しでした。

歴代の天皇や貴族や官吏や
天平美人の行列は終わっていました。

奈良時代の市がありました。
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平城京の庶民が歩いているのは
東市西市と名づけられたフードコート。
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奈良時代の食べものは見あたりませんが。

植村牧場の牛乳をいただきますか。
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税込み 200 円。
身の丈に合った食べものです。



ふたたび!大極門と朱雀門の間の
朝堂院跡にもどって!
大凧揚げを見学します。
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青龍!白虎!朱雀!玄武の
四神が描かれた凧です。
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平安京は
東に青龍の川!
西に白虎の道!
南に朱雀の池!
北に玄武の山と
四神相応の都のような気が
なんとなくするのですが
平城京でも!その前の藤原京でも
みんなその思想で造られたのでしょうか。

凧の引き綱は 1 本!
それによっつの凧の綱が結ばれています。
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調整のききにくい
難しい揚げ方をしますね。

揚がりました。
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でも!やはりコントロールは至難で
滞空時間の短い凧でした。
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