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石津川を下ってバイキング [たべほ!ブフェ!バイキング!]

なんとなくおしゃれな狛犬(こまいぬ)が。
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自由都市・堺の南端にある石津神社。

古そうな石碑が迎えてくれます。
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「日本笑姿初石津大社」ですか。
なんと読むのでしょう。
「日本最古の戎(えびす)宮」だそうですから
そんな意味があるのでしょう。

境内に大きな古い樹木がなん本も残っています。
その中で「おがたまのき」の巨木とは珍しや。
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おがたまのきの前に与謝野晶子の歌碑がありました。

人とわれ おなじ十九の おもかげを
うつせし水よ 石津川の流れ

「みだれ髪」の中の歌かな。

「みだれ髪」は晶子の 22、3 歳のころの出版。
そのころ石津川は清涼だったのですね。

たぶん与謝野鉄幹と知り合っていたころ。
鉄幹は「お仕事」の評価はともかく
「カネ」と「オンナ」にだらしないことで有名でしたよね。
そんな人と、、、!
しみじみ 19 歳のきれいだった(!)ころの
自分を詠んだものでしょうか。
間違っていたら!ごめんなさい。



石津川に出て!川沿いに下ります。
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ボラのような小魚がやたらハネて
ご多分にもれず!大きな鯉(こい)が群れをなし
魚を求めて水鳥が集まっています。

鯉の放流はもうやめて
他の魚種の稚魚を放してくださいませんか。

ここに「石津さらし」がひしめいていたのですか。

河内木綿の本場ですから
漂白するさらし業があっても
おかしくはないでしょうけど。

先祖が
柴島(くにじま)さらしに従事していたという人が
ここも有名だったと
教えてくれていたことを思い出しました。

その影はもうなにも残っていませんね。



あ!また
目を大きく見せるメイク!?
おしゃれな狛犬が。
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石津太(いわつた)神社ですか。
ここも日本の最古の戎神社らしい?!
その証拠に戎さまの腰を掛ける石も残っています。
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戎さまの本家争いですか。
ま!パテントと違い!主張するのは勝手でしょうね。



「バイキング」とありますね。
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臨海ホテル石津店。
「OKAIRINa菜」?!
これ!レストランの屋号なんですか。
ランチバイキング 840 円。

11 時半過ぎに入店したら!いいですね。
みんなきちんと料理が並んでいます。

荻昌弘のバイキングの心得。

まず 1 番目は
開始時刻に駆けつけること。

2 番目は
初めに全品をひと口ずつ食べてみること。

なんてありましたね。(男の縁日)

和・洋・中華とあります。
握り寿司も!この価格では珍しい。
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違うネタの握りももらってきました。
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急に店内が騒々しくなりました。
道徳の欠けた人がまくエサに群がるドバトのよう!

正午になったのですね。

労働者風やらサラリーマン風やらのおじさんたちが
銘々!金属のジョッキを持っています。
勤務中に飲める仕事ですか!いい生活ですね。
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それはあっしには関わりのないはなしですが
あ!
私の席に変なおじさんが座っています。
もう!?ふんとに~!

「なんや!いてるんかいな!」
なんやじゃないでしょ!
まず最初にあやまれ!バカやろ~!(心で叫ぶ!)

1 度じゃない!また!
私の席のイスに汚い上着をかけている人がいます。
そのおじさんも「おるんかぁ!」で終わり。

手荷物を置いていたでしょ!
あああ!隅に片づけてくれています。
フーテンの寅風にいえば
「いつまでもバカか!労働者諸君!」
それとも
自分の(決めた?)いつもの席があるのでしょうか。

ひとり席がないので 4 人がけのテーブルにいたのですが
いつの間にか
周囲に気配りの欠けたおじさんでいっぱい!

小さくなって皿うどんを作って食べます。
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もう!いや!
急いでコーヒーを飲んで退散します。
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(敬称略)
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