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箕面のモミジ料理 [食い逃げ未遂]

阪急・箕面駅から箕面大滝まで 2.8km
通称・滝道は晩秋のこの季節は人でいっぱい。

紅葉狩りですか。
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駅からすぐに
箕面温泉スパーガーデンの入り口があります。

あ!
スパーガーデンは倒産(?)したのじゃないのかな。
また!復活したのかどうか!人の流れはありますね。

その入り口のところのレストラン!
「狩人」?!
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鹿肉のハンバーガー!?

箕面は紅葉
紅葉はモミジ
モミジは鹿!?ですもんね。

小倉百人一首の猿丸大夫の歌

  奥山に もみぢふみわけ 鳴く鹿の
  声聞くときぞ 秋はかなしき

から!モミジは鹿。

花札の 10 月はモミジに鹿だからという人がいますが
花札はトランプが入ってきてから。
小倉百人一首の方がうんと早いですね。

鹿は秋だけに生きている訳じゃないのに
なぜか歌の中の存在は秋ですね。

もっとも!
小倉百人一首の半分は「恋」
「恋」がテーマの歌だらけ。
その次に多いのが「秋」ですね。
選者の好みかも。

しかし!鹿を食らうはなしはありませんがね。



鹿を食らうといえば
安永(1772 ~ 1780)のころの川柳

  おふくろの 留守にもみぢを 煮てくらひ

なんてありますね。
獣肉は「不浄」だから食べるなといわれていたから
おっかさんの留守中に食べていたのですね。

「不浄」だといいますが
安永より 150 年も前の寛永(1624 ~ 1645)のころ出版の
「料理物語」にすでに「獣之部」がありますがね。

鹿!狸!猪!ウサギ!
カワウソ!熊!犬!なんてものの調理法が。

レシピは書かれていないのですが
カモシカ!ヒツジ!牛!ネズミ!
サル!キツネ!ネコ!オオカミなんかも。
「海魚之部」にはイルカやクジラも。



閑話休題。

鹿肉のハンバーガーでしたね。
食べたことがありますよ!
箕面大滝のそばの「楓来坊」でしたが。
同じ系列の店でしょうか。

「狩人」という屋号ですから
猪肉!鹿肉!
それに川魚の料理のメニューが表に出ています。

鹿肉初級コース 1200 円?!
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鹿シチュー!鹿肉盛り合せ!鹿串揚げ!
それに BLT サンドのセット。

BLT サンドってなんですか。
それはともかく
「これで貴方は立派な鹿通になれる!」とか。
なれるとは思いませんが食べてみましょう。

川床に行かされました。

気温が低いので薄いビニールを下げています。
あんまり情緒はありませぬ。
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カップルが「寒い」を狂的に連発し
電気ストーブと石油ストーブ 2 台
計 3 台も引き寄せて
私の席にはなんにもありまへん。

寒いのなら!ボロでもいっぱい着こめ!
私のように歩け!
モミジのように燃える恋はしていないのかね。
もう!別れるでしょう。
早く別れなさい。



鹿のシチュー!鹿の串揚げは分かります。
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鹿肉盛り合せは
干し肉のように硬いのと
ハムのように柔らかいのと
その中間ぐらいのものと。

バーガーみたいな BLT サンドってなんですか。

店員のおばちゃんに尋ねると
「それがそうですよ!」だけ。
そうだとは思いますが
その内容が知りたいのですがね。

結局分からず仕舞い。

酒の肴にはいいようなセットです。
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ま!はなしのタネにいいかもね。
「寒い」を連発して肩寄せ合って
酒でも飲めば
別れたあとにいい思い出が残るかも。
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