SSブログ

MKバイキング上賀茂 ユリカモメ ヌートリア [手のひらを太陽に]

端からひと口ずついただきます。
blog81.jpg

全種類食べたいから。

「MKバイキング上賀茂」(京都市北区)の
バイキングです。
blog82.jpg

550 円(税込)です。安いです。

年に 1 回以上
みなさんを引率(?)してきているような。
といいながら昨年はどうだったやら。
最近!アラフォー(around 40)の
恋も食事も特別大食いおね~さんと
縁遠くなってしまっているせいかも。

前回きたときも 550 円でした!たしか。

ここには生野菜の種類が多い。
blog83.jpg

プレート 1 枚ですませています。
汁の垂れないものから盛っています。
それでも汚れてきたら最後に
生野菜で覆えばきれいにおさまるでしょ。

だれもなんともいいませんが!性分です。

もうすでにプレートを
4 枚汚して放り投げている人もいますね。
ま!
どんな使い方が正解かどうか知りませんが。

炊き込みごはんにカレーをかけて
うどんもひと口。
blog84.jpg

ソフトドリンク!ビール!アイス等は別料金。
水を飲みながら
おでんとコーンスープでしめます。
blog85.jpg

ああ!おでんは全種類食べていません。
それに白いごはんとみそ汁も手つかず。



賀茂川左岸をくだります。

振り向けば
五山の送り火の船形が見えますよ。
blog86.jpg

おなかがいっぱいで
だれも体を曲げて見ませんね。

「カモメ!?」
blog87.jpg

そうです!ユリカモメ。
今年は飛来数が多いような。
わが家の庭(!)の桃ケ池公園にも多い。
寒さがより厳しい年には
どんどん内陸深くに
逃げてくるような気がします。

京都のユリカモメはお行儀がよろしい。
blog88.jpg

寒くはないですか。
blog89.jpg

群れにも属さず!孤独な鳥。
身につまされます。

飛び石を渡ってみませんか。
blog90.jpg

寂(せき)として声なし。



「大きなネズミがいますよ~!」
blog91.jpg

ヌートリアですね。
blog92.jpg

知りませんか。
私は大河の横で育ったので
フツーに出会っていましたが。

逃げませんね。
ヌートリアも
「食べ放題」をしているようです。



賀茂川の終焉の剣先です。
blog93.jpg

左からきた高野川と合流して
鴨川と名を替えて流れて行きます。

賀茂川を渡りますか。
blog94.jpg

いや!左の高野川を渡りましょうね。
渡れば京阪・出町柳駅ですから。

飛び石に「亀」もいます。
blog95.jpg

おね~さん方!
う回して
橋を探すといい出すかと思ったのですが
なんのちゅうちょもなく渡り始めました。
blog96.jpg

落ちたら冷たいよ!
大胆に!そして注意深くね。

なんだか
いっている私の足が震えて
すべりそうな気がします。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

ケンミンの焼きビーフン [昼定食]

神戸港周辺を歩くと
レトロな建てものに遭遇します。
blog01.jpg

なん棟あるの分からないほど
つぎつぎにいくつも。

先の戦争にも
大震災にも耐えたのでしょうか。
それともそんなに歴史がないのか
修復しているのか。

いずれにしても
建造物好きには(私は違いますが)
飽きさせないほど。

海岸通り!
阪神高速道の下を歩いていたら
なんの変哲もないビルの下に
「健民」の袖看板が見えます。
blog02.jpg

ビーフンの
ケンミン食品の本社なんですか!?

1 階が中華料理店になっています。

ランチがあるんですね。
blog03.jpg

「ホリディビーフンランチ」1,250 円から。
高いなぁ。
この日は平日ではなかったから
ランチは特別に高いのでしょうか。

でも!珍しく感じたので入店。

前菜とスープ。
blog04.jpg

メインは 5 種のビーフンから
ピリ辛焼きビーフンをチョイス。
blog05.jpg

点心。
blog06.jpg

最後にジャスミンティがきました。



まだ!お正月でしょうか。
神戸の神社にお参りして帰ります。
生田神社と
その生田裔神(えいしん)八社がある街。

この地の代表的な地名になった三宮神社が
交通量の激しい場所にあります。
blog07.jpg

ん!?
向こう側の
空に突き刺さっている
建てものはなんでしょう。

地下道を東に進めば
あかちゃんの手形・足形。
blog08.jpg

2,000 年に地下鉄海岸線の開通時に
そのときに生まれたあかちゃんのもの。

そのあかちゃんもあと少しで成人ですか。
みなさん!
すこやかに育っていたらいいね。



二宮神社。
blog09.jpg

一宮神社。
blog10.jpg

残りの神さま
生田神社!四宮神社!五宮神社!
(六宮神社は八宮神社に合祀)
七宮神社!八宮神社!には
また日をあらためて会いにきましょう。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

万博記念公園の正月 とんど 吹田くわい [食い意地]

万博記念公園(大阪府吹田市)の
日本庭園の水面が凍っています。
blog71.jpg

人知れずサザンカが咲いて
その花びらが音もなく散っているくらいで
他に特筆すべき色はありませんね。

開園以来半世紀近く姿を変えない
「遠見の松」の丘に行けば
芝生の上に雪が残っています。
blog72.jpg

あらためて寒さを覚えます。



自然文化園のメタセコイアの林に立てば
広大な(5.5ha)「東の広場」がにぎやか。
blog73.jpg

「万博記念公園ニューイヤーフェスタ」
(2018/01/13)を催行しています。
blog74.jpg

男の子は独楽(こま)回し
女の子は羽根つきに
なぜか分かれて興じています。はは。
blog75.jpg

凧(たこ)揚げ!竹馬なんかは
男女の区別はないような。

「各地のお雑煮食べ歩き&おしるこカフェ」
という催しも。

地元・吹田(すいた)市の雑煮がありました。

丸餅にエビ(海老)!大根!人参!油揚げ!
なんといっても!
「吹田くわい(慈姑)」が入っています。
blog76.jpg

白みそ仕立てです。



吹田くわい!?
「なにわの伝統野菜」に認定されていますが
あまり遭遇する人生ではありませぬ。

小さい!
標準的なくわいに比べてはるかに小粒です。

ところがこのくわい!大変なくわい!?
明治の終わりに出版された
石塚月亭編/弦斎夫人の料理談/に
「吹田慈姑(すいたくわい)」があります。

弦斎夫人とは
大ベストセラー「食道楽」を執筆した
村井弦斎の奥方!大変な人です。

その人が「くわい」といったら
「吹田くわい」が一番といっているのですね。

昭和 5 年(1930)発行の
林春隆著/野菜百珍/によると
京都に「東寺くわい」という
ブランド品があったようですが。

天正(1587年~)のころ!
豊臣秀吉が聚楽第(じゅらくだい)を建造。
その長い堀(23km といわれています)に
「吹田くわい」を移植したのだそうな。
その子孫が
「東寺くわい」と名を替えているのですね。

すごいぜ!吹田くわい。

余談ですが
現在!京都の錦市場なんかで
「河内くわい」というくわいが
売られていますが
河内は吹田の近隣ですので
おなじルーツかと思ったら
上野修三著/口福耳福/によると
まったく別もののようです。

「吹田くわい」は江戸の高名な学者の
頼山陽がたいそう評価したと
地元民はいいますが
今!手元にある
頼山陽の詩文をめくったものの
そんな文言は見つけ出せませんでした。



ん!?
地元野菜の販売もありましたが
その中に「吹田くわい」が 2 種類!?
blog77.jpg

上の段のものが私の知っているもの。

栽培条件が違えば
下のように大きなもの!
フツーに店頭にあるようなくわいになると
生産農家だというおばちゃんの弁。

愚かなものは半信半疑です。はは。



「大とんど焼き」!
高さ 10m ほどの
主に孟宗竹の山に点火されました。
blog78.jpg

風にあおられて
パンパンパンと竹のはじける音。
blog79.jpg

風下の私に逃げるようにと
係の人がなん度も忠告にきましたが。
無鉄砲!変にゆがんだ度胸の阿呆は
いうことを聞かず。
すみません。

ああ!これが「爆竹」!
爆竹の音を聞いていたかったのです。

今!日本のしきたりのルーツになっている
6 世紀の梁の荊楚歳時記に
正月元旦には
「まず庭前に爆竹し」とあります。

悪鬼をはらうためなのですね。

添え書きをみて想像するに
青竹のはじける音がいいのだそうな。

ちなみに
「爆竹」という単語や翻訳語は
日本だけに残っていることば?!

現在の中国で
めでたく鳴らしているのは火薬だけ!
だから本場では
「爆竹」という単語は使わないのだそうな。



はは!
新興宗教の妄信行列のように
燃え残った「とんど」に向かって列が!
blog80.jpg

熾火(おきび)で
さつまいもを焼いているのです。

500 人ばかり並んだからでしょうか!
もう!並ばないで!と
係のおね~さんが声を枯らしています。

私が最終!ほぼ 500 人目!?
イモは 250 個用意しているとか。
抽選ですね!
ふたりにひとつ当たりますね。

30 分並んでいて!はずれました。
ま!そんな人生です。
だれかといっしょだったら
ひとつくらい当たって半分食べられたかも。
ま!それもない寂しいさだめの人生です。



帰ります。
blog81.jpg

春から半世紀近く秘められていた
「太陽の塔」の内部の公開が始まるとか。



(上記図書の他)
(宗懍著/荊楚歳時記/守屋美都雄訳注/参照)
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

カボチャを蒸して [いも!たこ!なんきん!]

月になん度も野山を徘徊しているので
忘れました。
blog71.jpg

どこで入手したカボチャでしょうか。
2kg もないものの
山中で
かついで歩いたら重かったでしょうけど。

蒸してみます。

まずい!?
私の口には。

パサパサと
ソウメンカボチャ(金糸瓜)のような!
ま!そこまで極端ではないけど
繊維が粗い!

油を加えたらなんとかなるかも。



宇野千代は
カボチャのから揚げが得意といっていました。

蒸したカボチャに小麦粉をはたき
思い切って高価な
太白胡麻油で揚げるのだそうな。

それに天つゆより少し甘いめの汁に
生姜のしぼり汁を混ぜてかけています。

煮るより旨味が増すとかいっています。



私も揚げてみましょうか。

しかし!
揚げ油を用意するのがメンドくさい。
揚げた後の油を保管したり処理するのも。

揚げものなんか
近所の商店街かスーパーで
いつも揚げたてを売っているので
それですませていますけどね。

他家でもそうなのか
イベントで揚げものに人気が集まります。
これは原価が安い。
助かります。

それに
閨房(けいぼう)の技の習得には
熱心なのに(知らんけど)
料理の腕はさっぱりの女性たちにも
調理ができます。

てんぷら職人には
怒られるかも知れないけど
揚げたてはおいしい!
下手な人が揚げても。



揚げなくても
油を混ぜればおんなじでしょう?!
おなじようにおいしいのでは。

カボチャに
オリーブ油をどんと混ぜてみますか。

ん?!
先日!イベントで(拙ブログ 2017/12/24
本上まなみの歌を
思い出したじゃないですか。

「まゆげとね まゆげの間に シワ寄って
「だまってたはずなのにばれてた

ギリシアの料理あれこれに
たっぷり含まれているオリーブ油に
閉口しているのですね。



あんまりたっぷりもいけませんか。

蒸したカボチャに酢を振りながら
粗くつぶしました。

先日食べた田辺大根の葉は干しています。
それを水でもどして切り
マヨネーズで炒めて
カボチャに加えます。

昆布茶と味の素と醤油を少々。
マヨネーズも少し足します。

最後に好みで
青ネギの小口切りを混ぜます。
blog72.jpg

おいしいじゃないですか!



(宇野千代著/私の作ったお惣菜/)
(本上まなみ著/ほんじょの虫干。/)参照
(敬称略)
タグ:田辺大根
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

十日戎 残り福めぐり 2018 [猫も歩けば棒立ち]

朝早くから
「キャベツ焼き」が売られています。
blog51.jpg

屋号は「キャベツ焼」?!
よく分かりませんが 1 枚 100 円。

今!キャベツが高い!
昨日たまたま!
半額という店頭に出くわしました。

いただきましょう。

2.5kg を越えるようないい玉が 298 円!
その半額なら!え~と?!

じゃないんですね!
半額が 298 円の税抜き価格?!
半額の前は
600 円近くもしていたのですかぁ!

「キャベツ!高いから大変ですね。

なんて思い出しながら
キャベツ焼きを 1 枚買いながらいうと

「そうやで!」

おばちゃんが怒るような
きつい声で答えます。

きついと思ったのは他国ものの感じ方で
別に怒ってはいないのでしょうけど
関西に流れてきて幾星霜
いまだに河内弁にはなじめない
自分を認めます。

往来で立ったまま朝食に食べます。
blog52.jpg

シャイな性格ですが
知らない街角では大胆になります。はは。



河内弁の中の河内弁の本場!
東大阪市の布施にいました。

早朝から人がいっぱい。
布施戎神社にお参りしているんですね。

「十日戎(とおかえびす)」のつぎの日の
11 日!残り福(残り戎)なんですね。

昨日の早朝に今宮戎神社にいたことを
もう忘れているなんて
われながら!のん気なものですね。

やっぱり
「商売繁盛で笹持ってこい」という
お囃子(はやし)が流れています。
blog53.jpg

参詣者が商売繁盛を願い
福笹をもらい
小宝または吉兆といわれる
縁起ものの飾りをつけて帰ります。

たいてい「笹」は無料ですが
縁起ものは有料です。

「笹」といっても孟宗竹か真竹の枝かな。
私には竹のように見えますけどね。

昨日の(拙ブログ 2018/01/11
今宮戎神社のような
バラエティに富んだ「吉兆」は
ないようですが。

日本一大きい戎さんの像があります。
blog54.jpg

たぶん!これも日本一?!
blog55.jpg

昨年の古い笹を入れるところは 2 階建て。



正午には大阪市の北区の
天神橋筋商店街にいました。
いました!なんて夢遊病者みたいですが。
ま!よく似た人生かも知れませんが。

堀川戎神社に行きます。

ここも古くから
「十日戎」のお参りが多い神社です。
blog56.jpg

石の「戎さん」がおわします。
blog57.jpg

阪神・淡路大震災で被災した
鳥居で作られた像でしょうか。

比較することもないのですが
ここもあんまり驚くほどの
縁起ものはないような。



すぐ近くの大阪天満宮が網の中?!
blog58.jpg

本殿にお賽銭をぶつける輩がいるのかも。
その対策でしょうか。
人波がうねる初詣には
すごいつぶてが撃たれるのでしょうね。

北の鳥居の西
境内の角に
「えびす殿(蛭子遷殿 or 蛭児遷殿)」が
あったのですね。
blog59.jpg

知りませんでした。
大阪天満宮も
「十日戎」を催行していました。

知らないはずですね。
最近のはなしですか。

北の鳥居のそばに
上方落語の定席の
天満天神繁昌亭が開館したのを機に
長い間途絶えていた
福笹や吉兆の授与を再興したらしい。

境内が広いので結構にぎやか。
blog60.jpg

なんと合理的(?)な
吉兆のセット販売!
blog61.jpg

「福笹 総飾り 七千円」!はは。
こじんまりした縁起ものがひとそろい。
買えば
たぶんお手伝いの氏子や複娘が総出で
拍子木や鈴を鳴らしくれます。



北の端の星合池(ほしあいのいけ)に
ふしぎなものが浮いていました。
blog62.jpg

天満宮ですから梅形ですね。

「願い玉」を求め(初穂料 500 円)
投げて!上にのせるのだそうな。

考えましたね。

池を賽銭箱かトレビの泉かと思い込んで
硬貨を投げ込む阿呆(?)が
後を絶たなかったのかも。
その硬貨の鉱毒で
生物が泣いていたのですね。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理