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雪の下鴨神社から上賀茂神社へ [みんなで歩けばこわくない]

遅ればせながら新年のご挨拶。

「賢姉・大兄のみなさん!
「生きていらっしゃいましたか。

久し振りとかそうでないにかかわらず
出会ったとき
「生きていたの?」なんて
ぶしつけにいうのは関西人の特徴らしい。
私も大阪暮らしが長いと
そんな挨拶ができるようになりました。
エラいでしょ。

今年最初の
仮面(氏素性を名乗らなくてもいい!)の
寄せ集めハイキング。

冬は天候急変の心配やら
高齢者が多いので
死にかけたときの対処のため
アップダウンの少ない町の中を歩きます。

京都は糺(ただす)ノ森。
河合神社の鴨長明の邸宅(!)の
方丈からスタートです。
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この日は雪をかぶっています。

「鴨長明は
「家の作りようは夏をむねとすべし
「といいましたが
「いくらなんでも
「この住まいでは寒くてたまらんでしょう。

と!知ったかぶりで
みなさんに説明しましたが
ごめんなさい。
「夏をむねと、、、」といったのは
鴨長明ではなく
吉田兼好でした。
今!気づきました。すみません。

下鴨神社の馬場。
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梢の雪が落ちてきます。

フラダンスの木。
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参道にこんな木が並んでいるので
私が勝手にそう呼んでいるだけですが。
「雪の中のフラダンスというのものねぇ」

「糺(ただす)ノ森」には手をつけては
いけないことになっているようなので
原始林(?)かも。
その原始林の中の
「烏縄手(からすのなわて)」という
細道をたどって社殿に案内するのですが
落ちてやまぬ雪に!不評です。

風がなくそんなに寒くはないのですが。
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白い花が雪と見まがう美しさのため
「擬雪(ぎせつ)」と命名されている名椿に
雪の花が咲いています。はは。
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今は花と見まがい
「擬花」と呼ばれています。はは。
(呼ばれていませんよ)



名物「みたらし団子」も食べずに
下鴨神社を出て北へ。
冬空の下で「北へ」なんていえば
心は艶歌の世界。
うつむいて!とぼとぼ。
みなさん!めげずについてきてね。

氷河時代の遺物かもしれない
「深泥(みどろ or みぞろ)池」も白い。
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大田神社です。
「庭園ですかぁ?」
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ここ!池!まぁ沼地かな。
水面を埋めるカキツバタの群落が有名です。

社家にも雪。
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社家とは上賀茂神社の神官の屋敷。
その屋敷町です。



上賀茂神社に着きました。
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雪の中でさらに白い(!)神馬。
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「この子!男の子?女の子?」

「え?!

(小声で)
「馬並みということ!どういうこと?!」

なにを考えているのですか!
またまた!スケベ心を起こして。
TVの「5 時に夢中!」で
「!!ぽ」連発の(拙ブログ 2017/06/17
岩井志麻子・中瀬ゆかりコンビみたいに。

「立砂(たてずな)」もさらに白い。
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立砂は神の降臨した山の形。
今日は寒いから降臨はないかも。

またまたまた!この形から
よけいな妄想を起こさないで
食い気のほうを出してご覧あれ。
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「すぐき」の天秤押し。
すぐき漬けの
「すぐき菜」の栽培の嚆矢(こうし)は
上賀茂神社の境内だったそうな。



(敬称略)
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