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元祖 チーズかまぼこ [平安京有情]

新型コロナウイルス禍のためか
インバウンド(訪日旅行)皆無のためか
町が機能していないような。

阪急・京都河原町駅の周囲を歩いても
朝食を食べられるところが減ったような。

気のせいでしょうか。
早朝から徘徊しているほうがおかしいのかも。

寺町通りのアーケードの南の端あたり
「モーニング」があるじゃないですか。
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「カフェ・ド・クリエ」でしたかぁ。
京都だからあるカフェでもないですね。
どこの町にでもあるような。
大きな病院の中でよく見かけるような。
気のせいかも。

四条通りに出ると「京極近道」の道標。
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近道になるんですかね。
右回りでも左回りでもおなじ距離のような。

細い路地が境内(?)の
安産守護の
染殿(そめどの)地蔵院があります。
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安産祈願して(なにも役に立たないけど)
抜ければ新京極通り。
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ここにも「カフェ・ド・クリエ」が!?

寺町通りと新京極通りは
そんなに離れていないのですね。
おなじ店舗でしたか。
両通りに入り口があるのですね。

なにかの縁。
ここで「モーニング」しましょう。

「彩りモーニングプレート」を
張り込みますか。
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スクランブルエッグとソーセージ。
税抜き 470 円。



たちまち!お昼に。
京都は時間の長さが違うのかも。
重力が揺らいでいるのかも。
いや!ニュートンとアインシュタインが
けんかしているのかも。

四条大橋から川床(かわゆか)が見えます。
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床でランチしていますね。
床のランチは 5 月いっぱいで
終わりじゃなかったですか。
拙ブログ 2014/05/30

あそこは先斗町の川床。

川床と背中合わせの
先斗町を歩いて帰ります。
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間違ってもそこで
食事をすることはありません。
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しかし!復唱しますが!
例年に比べて!人の数が少ない。



京阪・三条駅の南の出口の前に
古い古い(失礼!)
老舗のかまぼこ店があります。
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「元祖 鬼焼かまぼこ」
「キク嘉老舗」との看板が出ています。

うわさでは創業 200 年とか。

古いのですが
「チーズかまぼこ」の
発祥の店としても知られています。

「チーズかまぼこ」税込み 480 円。
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150g ばかりあります。
重量比でいえば
スーパーの「チーズかまぼこ」より
倍ほど高いかまぼこです。

ランチは抜いたので!
夕飯は早めに!この「かまぼこ」で
ウイスキーの水割りを飲みましょう。
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憩いカフェで ほっこりランチ [昼定食]

大阪市東住吉区を東西に流れる今川。
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ちょっと見には人工の川のようですが
なん百年前から流れて!
今!こんな風景になったのですね。

いきなり大和川の流路を変更させたので
今川は直角に横切られ
源流をさえぎられたのです。

それから 300 年!
いろいろ歴史があったのでしょうけど
今は平野下水処理場から送られてくる
高度処理水だけが
水源になっているようです。

このあたりはその水の取水口付近
つまり源流近く
水面上に糸が張られています。

糸の下に鯉がうごめいています。
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糸は鳥害を防ぐため?!
ここで鯉を養殖しているのでしょうか。
まさかね。

鯉は鳥獣に食べられてもいいのでは。
アカミミガメと同様
日本の河川に放流してはいけない生物だと
私は主張しているのですが
ごまめの歯ぎしりにもなりません。



水際にずらりと並んでいる草はなんですか。
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石垣の切り込み接(は)ぎよりも
すき間のないブロックの
どこに根が張れるのでしょう。

カヤツリグサでしょうか。
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大きい!?
私が幼少時に見たものは
もっと背丈がなかったような。
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いろんな種類があるのかも。

妙なことが気になる日。
もっと!生産性のある思考は
起きないもんかね。



暑いので駒川商店街のアーケードを
北へ歩いて帰ります。

アーケードが終わって明るいところに出たら
「憩いカフェ ココ.」という喫茶店。
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ランチが 800 円とあります。

800 円(税込み)とは!?
私には高いランチです。

でも!まあ!他に見あたらないし!
13 時半だし!
ドリンクつきなら!いいかと入店しました。

静かな!
シンプルな(失礼!)喫茶店でした。
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わ!いいじゃないですか。
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この日の日替わりランチ。
焼きナス!たっぷり。
これだけでごはんが食べられます。

焼き魚も大きい。
スープは冷やし素麺。
冷奴もついていました。

メニューを見ると
コーヒー!単品なら
アイスは少し高いようですが
ランチのドリンクになるとアイスでも可。

ひとりほっこり憩っていたら 2 時。
ランチタイム終了。
迷惑にならないうちにおいとましましょう。
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三室戸寺 アジサイの燃えるうねり [解語の枯れ尾花]

三室戸寺(京都府宇治市)の本堂の前の
蓮の花が咲き出しました。
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阿弥陀堂。
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鐘楼の向こうに三重塔。
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このエリアの建造物は
みんな江戸時代のものらしい。

鐘楼の横に「浮舟の古蹟」の碑があります。
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源氏物語の宇治十帖の「浮舟」の古跡ですか。
不調法なものには
なんだか唐突感が否(いな)めません。

「浮舟」なら入水(じゅすい)した
宇治橋の三の間のほうが印象深いのですが。

あ!そこなら
宇治十帖に「橋姫」がありますか。

しからば!浮舟を助けた恵心僧都の
恵心院も古跡にいいような。

ま!源氏物語を
拾い読みしかしていない阿呆には
語る資格はありませんが。

大昔!浮舟社があったらしい。
この場所にあったのかどうか知りませんが。



本堂の南面の深い杉林の谷が青色。
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青色ばかりではありません。
色とりどりのアジサイが満開です。
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「咲き乱れる」とはこのこと?!
カラフルな植栽を考えましたね。

谷が燃えています。
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ピンク色の花だらけ。
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ピンクの怪獣がおおいかぶさってきます。
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貞操の危機を感じます。

よいこはもっと違うことを感じましょう。



赤い日傘が見えます。
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境内に茶店「花の茶屋」が出ていました。

「みむろうどんセット」
(税込み 1000 円)をいただきます。
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「はんなりかふぇ」ですか。
あ!?
「はんなりかふぇ 憩和井(いわい)」の
店舗のひとつでしたか。

「憩和井うどんセット」が
この境内では「みむろうどんセット」と
名を変えていました。はは。

あ!よいこは!こんなつまらん情報
知らない方がおいしいですよ。

冷たいうどん!
のど越しがいいですね。
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コッペパンはごちそうサンド?! [食い意地]

大阪市の大川(旧淀川)に架かる
天満橋の北に
コッペパンの専門店がありました。
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「コバトパン工場」です。

惣菜をはさんだ調理パンから
あんこなんかをはさんだおやつ用まで
いろいろとおいしそうですね。

鶏肉とごぼうと人参なんかの野菜を炒めた
金平をはさんだもの!おいしそうです。

「小」が 230 円(税抜き 以下同)ですか。
ん!?
「小」が売り切れ?!
「大」を買いますか!しかたありません。
「大」は 400 円!?
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さすがに大きい。

下のはあんこと有塩バターをはさんだもの。
「小」だから 130 円。

それにスーパーサンディで買った
500ml 39 円(税抜き)の緑茶で
ランチに十分でした。



コッペパンとはなんでしょうか。
ホットドッグの
パンだけのようなものと
思っていたのですが。

フランスパンを小さくしたような
しかも!柔らかいもの?!

私のような!カムチャッカの
日本語学校出身者には(ウソですよ)
給食の経験は皆無ですが
コッペパンイコール給食という常識(?)が
まま!書物に出てきていたような。

それには具をはさんでいたのでしょうか。

「はさんでいる訳ないよ」

昭和 30 年代に小学校の児童だった
おじいさん連中はいいますね。

「コッペパン!?」
「知らないよ」
「給食は焼いていない食パンだったよ」

都会のはずの
大阪のおばあさんがいっています。



給食というのならレーション!?
ふと!コッペパンは
レーション(戦闘糧食)ではないかと
思いついたのですが。

しかし!コッペパンはもとより
日本の陸上自衛隊にパンはないような。
「戦闘糧食」も平常食も
主食は米のめしばかり!?

ごはんは提供しにくい!?
食べにくい?!
そんな余裕があるのでしょうか。

ちなみに昭和 12 年(1937)の
陸軍の軍隊調理法にも
パンといえば蒸しパンの製法くらいしか
レシピがありませんね。

いや!外国の軍隊もパンがない!?
クラッカーやビスケットはあるのですが。

ただ!アメリカ軍とカナダ軍は
パンの支給にこだわっているようです。
長期保存できるパンの研究に余念がない?!

コッペパンは
レーションではありませんでした。



京都!といっても長岡京市の
阪急・西山天王山駅前に「西山こっぺ堂」という
コッペパンの専門店があります。
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「レンコン明太サラダ」(税込み 230 円)と
「キーマカレー」(同 260 円)をもらいます。
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ここは
「こっぺぱんサンドの専門店」だそうな。

「サンド」とはっきりいっていますね。

コッペパンはハンバーガーでいえば
バンズにあたるところだけ!?

全然!頭の中がすっきりしませんね。

いえるのは
コッペパンは「ごちそうパン」に
昇格しているということぐらいかな。



(菊月俊之著/世界のミリメシを実食する/)参照
(敬称略)
タグ:軍隊調理法
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霊源院の枯山水 甘茶が咲くころ [平安京有情]

建仁寺の塔頭の霊源院にきました。
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妙喜世界とあります。
妙喜世界(後に妙喜庵)は明治になって
霊泉院(後に霊源院)と合併して
新しい霊源院になったそうな。

今年も甘茶が咲いています。
「甘茶の花」のお寺なんです。
珍しい。

大勢の拝観者です。
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わ!白砂が波打っています。
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庭が枯山水庭園に変わっていました。
新庭園は「鶴鳴九皐」と命名されています。

以前までたくさんあった甘茶は
左側に集められています。
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黄色い石はインドからきた坐禅石。

石に座るように住職がすすめます。
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庭園に降りるなんてもってのほかと
目をむいて叱られる庭園が多いのですが。

左側がインドなら正面は中国かな。
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岩の間で達磨大師が修行していますから。
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毎朝!住職は波を描いているそうな。
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L 字形の庭の右手は日本?!
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富士山型の石があります。

波は世界をつないでいます。
さほど広くない(失礼!)庭なのに
みごとに変貌しましたね。

ふたつある茶室のひとつには入場可。
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庭がよく見られる開放的な茶室。



摩利支天堂(まりしてんどう)のほうへ
境内を抜けます。

甘茶の咲くころに
いつもこのキキョウが咲いています。
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「ゆずりあいの道」にヤマボウシの花が白い。
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摩利支天堂から京都ゑびす神社を横切って
花街・宮川町の中を帰ります。
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おね~さんがすれ違って行きました。
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お稽古でしょうか!急いでいますね。



京阪電車で帰ります。

京都にきたのですから
京都らしいランチを!と思いましたが
懐中不如意と気力のなさは慢性化して
京都のビールとおにぎりですませます。
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といっても黄桜の抹茶の発泡酒ですが。
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