SSブログ

志賀の大仏 近江神宮 海苔そば [町道!街道!眠り未だ足らず]

琵琶湖の西
JR湖西線の大津京駅から北へ
ひと駅行けば唐崎駅。

JRはひと駅ですが
並行して走る京阪・石山坂本線には
その間に 3 駅もあります。
つまらんはなし!だれが興味あんねん!?
すんまへん。

百穴古墳群に向かいます。
そんな京阪の 3 駅のひとつ滋賀里駅から西に
比叡山のほうにのぼることになります。

迷子になりそう。
もう!十年以上歩いていないエリアです。

千躰地蔵尊の立派なお堂があります。
blog51.jpg

ん!?正面に卍。
フツーですが。
右の灯篭には逆卍。
ナチスのハーケンクロイツに似た形。

逆卍だけのお地蔵さまはおわします。
両方使っているとは!
訳もなく感動して!どうします。

案じることなく
百穴古墳群に着きました。
blog52.jpg

たくさんの横穴式石室が確認されています。
石棺の見えるものもあります。
blog53.jpg

こんな形式は無学なものでも
古墳時代も終わりのものと思いつきます。

副葬品にカマドと鍋釜等の
炊飯セットがあるのが
この古墳の特異なことらしい。

あちらの世界でも
ごはん!食べたいですものね。

この先!比叡山にはのぼりません。
今日は!あ!今日もですが!
最近はしんどいことはしません。
根性はかんなくずより薄くなり
厚かましさは象の足の裏のごとし。
象の足の裏を見たことがありませんが。

もうちょっとだけのぼり
志賀の大仏にお賽銭をあげに行きます。
blog54.jpg

お賽銭は 1 円玉ばかりですが。

「志賀の大仏」は
「おぼとけ」といわれています。
石にきざまれている仏さまです。

くだって!南に歩きます。
のどか!田植えが終わっています。
blog55.jpg

勤勉な日本の風景!
満足に働かないものは!うつむいて歩かねば。

道ばたで売っていた
フキと干し大根を買います。
blog56.jpg

他のものもほしいのですが
持って歩くには重いので。
300 円くらいだったような。
汗ばかりかいていて!意識さだかならず。

あ!やっと記憶通りに
「南滋賀町廃寺跡」がありました。
blog57.jpg

天智天皇ゆかりの寺院かも知れません。

近江神宮に着きました。
blog58.jpg

もちろん!
天智天皇を祭神にしているのでしょうけど
ゆかりの寺院ではありません。
昭和 15 年(1940)!
軍国主義の中!創建された神社です。

ここの玉垣の文字は金象嵌(?)!
blog59.jpg

この日!境内の森に市(!)が出ていました。
blog60.jpg

「あんパン」専門のブースがありました。
たくさんの種類の中で
「みたらしあんぱん」をもらいました。
blog61.jpg

ん!?
私は「あんパン」と書くヘキがあるのですが
ここでは「あんぱん」ですね。
税込み 200 円。

万葉集にある
柿本人麻呂の歌碑を見て行きます。
blog62.jpg

近江大津宮跡が荒れはてていたのを
悲しんで詠った歌。

斎藤茂吉は
人麻呂が 27 歳のときとの歌と
推察していましたが。
すると!この歌は 687 年ごろの作。

近江大津宮は壬申の乱(672)で焼かれて
それからわずか 15 年。
もう影も形もなくなっていたのでしょうか。

長歌です。
反歌がふたつあります。

「ささなみの 志賀のからさき
「幸(さき)くあれど
「大宮人の 船待ちかねつ

こちらのほうを書いてくれたほうが
頭の悪いものには分かりやすいのですが。

白文では
「樂浪之 思賀乃辛碕 雖幸有
「大宮人之 船麻知兼津
ですが。

ん!?
どの本をみても「雖幸有」を
「さきくあれど」と 6 字にしていますが
5 字に読めるほうはないのでしょうか。

人麻呂ともあろうものが
字あまりにするでしょうか。

もうひとつの反歌も
字あまりに読むようにされていますが。

この歌を茂吉はたいそうほめていますが
唐崎の擬人化!?
擬人化でいいのでしょうか。
ふと!思いついただけですが。

そうでした!
森羅万象!すべてに神が宿り
石ころひとつに魂があり
五月雨(さみだれ)だって集めている
最上川がある日本でしたね。

近江大津宮錦織遺跡の一部が
住宅街の中にあります。
blog63.jpg

ここの存在が分かったのはごく最近。
まだ!謎解きができそうな遺跡です。

大津京駅に着きました。
JRか京阪かどちらかで帰ります。

その前にランチしましょう。
駅前に「そば処 めんぼう」がありました。
blog64.jpg

「海苔そば」なるものがあります。
なんですか!浅学にして!家貧しくして!
見たこともありませんぞ。

かやくごはんとの定食をもらいます。
blog65.jpg

おいしい!
しっかりした海苔がいいですね。

税込み 920 円でした。



(白文 万葉集/佐佐木信綱編/)
(斎藤茂吉著/万葉秀歌/)参照
(敬称略)
コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

わが家の大間まぐろ 淀川は貝毒発生中 [手のひらを太陽に]

「大間(おおま)まぐろ」という
ブランドものの魚があるそうな。
見たことも食べたこともありませんが。

大変な高級品。
超高額。

そう簡単には獲れないものらしいので
そうなりますか。

一本釣りと延縄(はえなわ)だけで
マグロ漁をするようですが
名人といわれている人でさえ
なん日も獲れない日がつづくといいます。

「大間まぐろ獲りに行くぞ!

深夜に気合を入れて庭に出ます。
庭といっても!四阿(あずまや)では
ベランダともいいますがね。

私の「大間まぐろ」はナメクジ。
数が減ってきて!
なかなか大ものにあたりません。
そんな夜中に出てくるナメクジを
ピンセットを持って獲りに行きます。

今年も 4 月になって
最初の 1 匹を見つけました。

数年前には売るほどいましたが
最近は対策が功を奏して
見ないような気がします。
でも!絶滅はしていませんね。

それとも!
新しく買った苗やら腐葉土やらに
紛れ込んでいたり
卵などがついているのかも知れません。

成果は芳しくありません。

この 30 日。

1 匹獲れた日 3 日
2 匹獲れた日 2 日
3 匹獲れた日 2 日
4 匹獲れた日 2 日
5 匹獲れた日 4 日
6 匹獲れた日 1 日
8 匹獲れた日 3 日

なんにも獲れなかった日 なんと 13 日。
半分近い日はゼロですね。

ナメクジの好みとうわさがある
ビールやジャガイモの皮なんかを
置いたりしてもうまくいきませんね。

天候や湿度との相関は
わが家では顕著なものは認められません。

それに今年はみんな小さい!
blog31.jpg

せいぜい 10mm ばかりのものばかり。

「大間まぐろ」!いや!
大ナメクジ!出てこ~い!



ドジョウの棲む水槽の小魚が
少なくなってきました。
寂しいので補充を考えます。

わが家の前の池の小魚は
ビョーキ持ちが多い。
さて!どこで調達したらいいのやら。

常に新鮮な水が流れている大川には
健康な魚がいるのでは?!

まず!前から気になっていた
淀川に行きましょうか。

河口から 8km ばかり上流。
大阪メトロの鉄橋があるあたり。
広大な河川敷の中の
クリーク(運河)みたいな小川(?)で
漁をしますか。
blog32.jpg

橋の上から
3m ばかり下の水面を見降ろせば
いるじゃないですか!
blog33.jpg

稚魚でしょうか!成魚でしょうか。
希望通りに小さい。

日陰にも。
blog34.jpg

おなじ種類かどうか!分かりませんが。

かご網に食パンを入れて沈めます。

1 時間半ばかりして網をあげましたが。
なんにも入っていません。
まったく!さっぱり。

アカミミガメはつぎつぎ寄ってきています。
blog35.jpg

食パンをほしがっているようです。

小魚はカメを嫌って散ったのでしょうか。

違いますね。
すぐそばの流れものの
木の葉や枝が揺れています。
blog36.jpg

小魚たちがつついています。
なにか食べるものが
付着しているのでしょうか。

漁は完全に失敗です。



クリークが
せせらぎになっているところに降ります。

シジミでも探してみますか。

シジミの大きさを問わなければ
砂の中から容易に採集できます。
blog37.jpg

ん!?
blog38.jpg

「貝毒発生中」ですか!
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

山形ひっぱり 中之島バラ園 2022 [解語の枯れ尾花]

堂島川と土佐掘川にはさまれた
中之島公園のバラ園は
京阪・なにわ橋駅から東にあります。

難波(なにわ)橋をはさんで東西。
blog01.jpg

ここのバラのほとんどは
目線より下にあります。
blog02.jpg

大阪市 4 大バラ園のひとつ。
blog03.jpg

ここと!鶴見緑地と靭(うつぼ)公園と
長居植物園がそうですが。
このブログの初めのころには
5 大バラ園と書いたような。
もうひとつ天王寺公園にあったのです。
しかし!天王寺公園のバラ園は
芝生の広場の
「てんしば」に化けてしまいました。

バラ園の中ほどに
「ばらぞの橋」があります。
blog04.jpg

観光船でくぐったことがありましたが。
あのときのおね~さん方!
今もバラのようにかぐわしい人生を
謳歌されているのでしょうか。

あ!?
違いますね。
この橋はひとりでくぐったような。
おね~さん方と乗ったのは
大きなクルーズ船でした!
それではあの下は通れませんよね。

なにか!心がよどみます。

汚れたバラがあります。
blog05.jpg

いや!こんな色ですね。
blog06.jpg

汚れた心で見ていたからそう見えただけ。
きれいな花じゃないですか。



忙しい身なのに(ウソついてすみません)
なんだか!
寂しくなっている場合ではありません。

目前をよぎった
モンシロチョウの写真でも撮ったら
すぐ!帰りましょうか。
blog07.jpg

とまりませんね。

行きつ!もどりつ!
どこに飛ぶのか予測できません。
blog08.jpg

こりゃ!むずかしい。
このウデとカメラでは
空中の蝶の撮影なんか不可能!?

意地になって追いつづけます。

わ!広い芝地のまん中で
もう 1 頭と鉢合わせ!
どうするんでしょう。
からんでもつれていますが。
blog09.jpg

えらいこっちゃ!
血しぶきが飛ぶか!
あのおね~さん方のように
青天にもかまわずあえぎまくるか!

でも!なにごともなかったのか!
いや!あったのか知らんけど!
じきに別れて飛んで行きました。

あれ!?
二兎を追う者は一兎をも得ず。
どちらも見失ってしまいました。

そちらに行きませんでしたか。
blog10.jpg

土佐堀川のカルガモは答えません。

この時節に 1 羽でぼんやりいるなんて
あなたも私同様!はぐれた人生!
いや!はぐれ鳥かな。
手を取り合って!泣きますか。



天神橋をくぐって!天満橋へ。

京阪・天満橋駅の改札前の
駅ナカの店舗街
「パナンテ」を歩いていたら
「山形ひっぱり混ぜそば」ですと!?
blog11.jpg

見たことがないから!
食べたこともありません。

税込み 870 円?!
山形に行って食べてみるには
交通費が必要ですが
ここで食べられるとはありがたい。

なにがありがたいのかどうか
分からなくなりましたが
「山系無双 烈火」の食券を買います。
blog12.jpg

小さなごはんつきでした。
blog13.jpg

麺好きでもない身には
具がたくさんのっていて
スープが少ないのがうれしい。
おいしかったですよ。
コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

龍田古道 夏目の渡しの吊り橋 亀瀬隧道 [町道!街道!眠り未だ足らず]

龍田古道を少しだけ歩きます。

奈良時代に
難波宮と平城京を結んでいた行幸路。
万葉集にもいくつか詠まれている街道。

近鉄・河内国分駅から
大和川の左岸をさかのぼります。
さかのぼる感覚はありません。
しばらく街道から川は見えないので。

突然!川に接近して!
吊り橋があります。

「15 人以上通行しない。
「揺らさない。
注意書きを一瞥して渡ります。
blog01.jpg

おお!揺れるのなんの!

初めて渡る橋ではないのですが
こんな恐怖の記憶はないのですが。

先日(拙ブログ 2022/02/06)!
シンポジウムでもらったマップには
「夏目の渡し跡」とありましたが。

大昔には渡し舟があったところ。
どちらかの岸に茶屋があり
ナツメ(棗)があったので
夏目茶屋と称していたとか。
だから「夏目の渡し」とか
「夏目茶屋の渡し」とかいうようですが。

マップによっては
川端橋とか青谷吊り橋とか
いろいろ描かれていますね。

「青谷」とは右岸に
青谷遺跡があるからでしょうね。

やれやれ!渡り切って振り返ります。
blog02.jpg

長さが 88m ばかり。
幅員(1m ほど)がないので!怖いのですね。



大和川に沿って歩きます。

春も終わり!大きなネギ坊主があります。
blog03.jpg

横をJRの電車がとどろいて消えます。
blog04.jpg

体調が悪くて足があがりません。
杖をついて可愛く歩く
小柄な刀自(とじ)に抜かれました。はは。
blog05.jpg

JR河内堅上駅に着きましたが。
もう!帰って!寝ましょうか。

いや!交通費がもったいない!
もう少し歩きますぞ!
まだ!命が残っているはず。

JRだけ右岸から左岸に渡ります。
blog06.jpg

この「第四大和川橋梁」は土木遺産
「関西本線三郷~河内堅上間橋梁群」との
銘鈑がありました。
特異な架橋だそうな。

上流から見ます。
blog07.jpg

さらに上流の「第三大和川橋梁」で
右岸にもどるようです。

「第四大和川橋梁」と
「第三大和川橋梁」の間が
船運の難所区間「亀の瀬」です。
blog08.jpg

亀石があるからそう呼ぶのでしょうか。
blog09.jpg

ここは大規模な地すべり地帯です。

JR関西本線の前身の大阪鉄道は
明治 25 年(1892)
ここに隧道(トンネル)を造りました。

そのトンネルは昭和 6 年(1931)の
大きな地すべりで崩壊!
土煙の中に消えてしまったのですが
最近!
トンネルの 1 部が発見されています。
blog10.jpg

レンガ積みのきれいな馬蹄形をしています。

ん!?
以前(拙ブログ 2016/09/14)に
侵入したときと違うような。

ああ!それはこちら!
blog11.jpg

排水トンネルでした。



奈良に向かって峠を越えます。

なにかいい香りがします。
たぶん!ノイバラの花でしょうけど。
blog12.jpg

峠八幡神社からくだりにかかります。
blog13.jpg

ノイバラのような白い花が多い季節。
ウツギやらニセアカシアやら。
ユキノシタも。
blog14.jpg

なんでもない花ですが
疲れた旅(?)の途中には
ちょっと安堵する風景。

急ぐ道程でもありません。
リュックの中で揺られて
おにぎり状態になった
炊き込みごはんをいただきましょうか。
blog15.jpg

炭酸飲料は「亀の甲羅」!?
「カメノコーラ」?!
グリーン色しています。
ま!コーラ味といえばコーラ味ですね。

日本遺産・龍田古道・亀の瀬・推進協議会が
企画した商品だそうな。



あと 1km ばかりでJR三郷駅。
亀のように
はってでもたどり着けるでしょう。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

長居植物園 春のローズウィーク 2022 [解語の枯れ尾花]

長居公園(大阪市東住吉区)がにぎやか。
blog31.jpg

陸上競技場と
球技場が肩寄せ合っているあたり。

サッカーの試合があるようです。
blog32.jpg

セレッソ大阪の応援にきて
ピンクの服を着ているのは勝手ですが
その服!複数の企業の名前だらけ。

恥ずかしい!
私企業のお先棒かつぎ!なんて。
私にはできそうにもありません。

ん!?
もしかしたら!あの服!
企業が無料で配布しているのかも。
それなら着てあげてもいいかな。



ランチを予定していたところが
閉まっています。

つぎに
おばさんが!いや!もとい
(スカートの好みが!)可愛いおね~さんが
推薦していた店に行けば
撮影禁止とありました。
撮影するかしないか!こっちの勝手。
そんなお高くとまる店は敬遠。

それなら
病院の最上階で景色を見ながら食事!と
行ったところ!レストランは休業しています。

長居公園の外周を回っているうちに
サッカー狂の集団に遭遇。

弁当を売るところがいくつか。
サッカーファンの食べるものを
いただいてみますか。

「ごはん!売り切れ!
「おかずだけならあります。

「弁当類は完売。
「から揚げをどうぞ。

遅かったのか!もうありませんね。



結局!いつもの長居商店街に。
いつもの喫茶「りんでん」に。
blog33.jpg

「セレッソV弁当」なるものが
あるじゃないですか。
blog34.jpg

私好みです。
ちまちましたおかずの種類の多いこと!

どこが「セレッソV弁当」なんですか。
海苔で「V」の字を作っているのがそう?!

税込み 680 円。
みそ汁は +70 円。



長居植物園の「春のローズウィーク」
(2022/05/07 ~ 22)が終わりそう。
blog35.jpg

行かなければ。
だれにも頼まれはしないのに。

3 頭のクジラが泳ぐ前の大花壇が紫色。
blog36.jpg

いつも注視したことがないのですが
写真を撮ってしまいました。

ライフガーデンのネモフィラが
まだきれいじゃないですか。
blog37.jpg

「ネモフィラフェア」が終了して
2 週間以上経っているのに。
blog38.jpg

シャクヤクもタニウツギも花期は過ぎて
タイサンボクは
まだ 1 輪だけ咲いている時期
スモークツリーは紅白咲いています。
blog39.jpg

紅白というのは
ちょっと違うかも知れませんが。



「春のローズウィーク」を
忘れて帰るところでしたが。
blog40.jpg

散る花びらが多いものもありますが
満開といってもいいのでは。
blog41.jpg
blog42.jpg
blog43.jpg

私の好きなハマナスも
紅白咲いています。
blog44.jpg

紅白というより
桃白というほうがいいかも。

気のせいかハマナスには
クマバチが多く集まっているような。
blog45.jpg

花蜜・花粉が摂りやすい花だからかも。
コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理