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嵐山 花灯路のころ [平安京有情]

十三詣りの「嵯峨のこくぞはん」にお参り。
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虚空蔵菩薩が本尊の法輪寺。
13 歳ははるかかなたに去った
アラフォー(around 40)のおね~さん。
後ろ姿はうぶですよ。
えらい!お賽銭をあげていますね。

電電宮にお参りして行きましょう。
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エジソンとヘルツが神さまかな。



渡月橋に下りてきました。
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今のこの橋は鉄筋コンクリート造なので
近世のものと思われがちですが
案外古い。
昭和 9 年(1934 年)竣工かな。

だからか
景観の問題からか照明がありませんでした。

最近!上流に小水力発電設備を造って電力を確保し
橋を照らすようになっていますね。

これでしょうか。
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小さな落差で
しかも!発電機は上部にあるのですか?!
サイフォン式プロペラ水車なんですね。



中国語と韓国語のかたまりにサンドイッチされて
わたしたち!
おフランス人も(うそついてすんまへん)
しずしずと流れのままに竹林の道を進みます。

「恋愛成就」大丈夫です!といえば
野宮神社でお賽銭をあげて
熱心に祈るアラフォーおね~さん。
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なにか!辛いことがあったのでしょうか。
震えているような後ろ姿が
寂しくて!可愛くて!いとおしくて!
私が恋人なら抱きしめますがね。

大丈夫!
きっと!春がきますよ。
私がいうとおちゃらけで不謹慎に聞こえますがね。



落柿舎まできました。
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落柿舎はこの季節
たくさんの柿の実におおわれています。

柿の木が葉を落としているので
赤い実が強調されていますね。

左には嵯峨天皇の
有智子(うちこ)内親王が眠っています。

有智子内親王(807 ~ 847)は
平安初期を代表する美人。
しかも才気あふれていて
天から二物を与えられた数少ない人。

ああ!夭折(ようせつ)したのですね。
アラフォーのあなたの年齢で。

恋も知らないで。
いや!恋はしても
成就しないで逝ったのでしょうか。

がんばれ!有智子内親王の年になったおね~さま。
他のことはどうでもいい!
「恋」だけは飽きるほどして死にましょうよ。

「それはあなただけの愚かな刹那主義」

あ!?そうなの。
みんな!恋はきらいなの?!



「わっ!」
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夜になると行燈(あんどん)に灯が入るのです。

すると!俳句が浮き出てくるのですよ。

ここは嵐山・花灯路(はなとうろ)の中。
今年も開催(2013/12/14 ~ 23)されているのです。

あ!違うって?!

横のわらのかかしに驚いたのですね。
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嵐山のおばんざい ぎゃあてい [たべほ!ブフェ!バイキング!]

あ!?
改札口がない!消えています。
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嵐電・嵐山駅。
最近もなん度か駅前は通り過ぎていたのですが
気がつきませんでした。

プラットホーム上の足湯は残っていますけどね。
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あたたまりますか。
有料ですけどね。タオルつき 150 円。

「面白くない!」
「もっと!面白いところはないの?」

アラフォー(around 40)のお局さま No.2 。
アウトドアでは頼りになるかけがえのない相棒!
(今日は少しほめて動かそう)
怖い顔も可愛いけど!
最近おなかに貫録が出てきたよ。
(ほめてないのかな)

しかし!わがままなんだから。

いつものようにオトコに振られたのかどうか。
こちらに当たられてもね。

面白いもの!?
土塀に咲く花なんかいかが。
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天竜寺の塔頭(たっちゅう)の塀には
こんな花が探せばたくさんあると思いますが。

しかし!もう!なぐられそう。
お嫌いでしょうね!こんな探索。

ああ!これはなにか知らんけど
面白い!面白くはないですか。
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奇怪さでいえば
あなたの頭とコラボできるのでは。

またもや!なぐられそう。



ランチにしますよ。
ご機嫌!直してくださいな。

「京おばんざい 嵐山 ぎゃあてい」なんかいかが。
バイキング 1890 円。

「この前きたときより高いじゃないの!」

変なことはよく覚えていますね。
仕方ないでしょ。
それだけこちらも目尻のしわが増えたのですから。

また!怒らせるような不用意な失言。

あ!いや!美人になれそうなランチですよ。

「よし!おじんざい!食べよう」

ははは!面白いですね。
すごい!瞬時に
「おばんざい」の「おばん」を
「おじん」に置換したのですね。
ぱちぱちぱち。

なんか寒い空気が流れます。



おばんざい!
いつごろから使われ出したことばでしょう。
京都の雅なことば?!
でも!
周囲のフツーの京都人は
他国の人と同じように
お惣菜とかおかずとかいいますけどね。

ともかく!まず!いつものようにひと口ずつ。
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うどんと湯豆腐もひと口。
ごま豆腐なんかの小鉢ものも。
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私はネギのぬた(下の画像の左上隅)が
おいしかったのですが
大年増!いや!美人おね~さまは
こんにゃくの和えもの(右下隅)に目を細めて
目尻に思いっきりしわを作っていました。
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漬けもの!生野菜!茶わん蒸し!
おでんのネタは小さいのがうれしい。
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コーヒーはありませんが
デザートをいただいて終わります。
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制限時間 1 時間。
おしまいの方は少し気ぜわしくなる貧乏性です。
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北嵯峨の冬 広沢池の鯉揚げ [平安京有情]

旧嵯峨御所・大覚寺。
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12 月は静か。

日本最古の庭池
大沢池(おおさわのいけ)に回ります。
入り口の料金箱に 200 円入れて散策。
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多くの時代劇やドラマの撮影地として有名です。
この日もロケがひとつ行われていました。



冬枯れの北嵯峨に出ます。

着ぶくれの雀(すずめ)が群れています。
この時期は
春にカップルになるための合コン中。

わがアラフォー(around 40)のマドンナも
今日は着ぶくれていますね。
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いちいち!アラフォーと書くことはないですね!
すみません。
また!合コンハイキングでなくてごめんなさい。

寒くても用水路で釣る人!見る人。
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大きなモロコが釣れています。
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広沢池(ひろさわのいけ)は水が抜かれています。
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冬の風物詩になっている「鯉(こい)揚げ」ですよ。
12 月の初めから販売しているので
もう!あらかた売れたのでしょうか。
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元気のいいモロコがまだありますね。
3300 円/kg !昨年と同じ値段でしょうか。
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家が近くだったら買ってしまいそう。

これは鮒(ふな)
1000 円/kg (大1200 円/kg )です。
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おね~さんが鯉を見せてくださいました。
ありがとうございました。
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鯉は 1000 円/kg ですから
こんな大きなものでも
2000 円でお釣りがあります。



大昔にレクチャーされたときのノートを見ると
(なんでも顔を突っ込んで恥をかいている人生です)
鯉のため池養殖には
1 年魚を放流し
ひと夏で 1 kg 程度に育てようとしていますね。

1 年魚の種苗は 100g から 150g だそうですから
夏を越したら 10 倍になっているのですか。

「餌の種類と与え方が大切」と
おね~さんがいっていました。
大変ですね。



ひどく寒くならないうちに帰りましょう。

「ルルゲさん」です。
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お題目が刻まれています。
日蓮の弟子が迫害を受けた記録でしょうか。
したがってこの碑に祈れば
災難を避けられます!たぶん。

「ルルゲ」とはどういう意味か知りませんが
漢字で「龍華」と書くらしい。



嵐電・車折(くるまざき)駅から電車に乗ります。
あ!?
最近の駅名は車折神社駅になっていますね。

その神社の
豪快に笑う(?)狛犬をごらんあれ。
駅前の他に本殿のそばにもいますよ。
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人形(ひとがた)に名前を書いて
お焚き上げしてもらいましょう。
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別れた男の名前を書いてどうすんのよ?!

呪いの紙人形じゃありません。
自分の名前を書きなさい!
源氏名じゃなく本名!戸籍通りに。
あなたの罪やけがれを清めるための祈りですよ。
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島倉千代子 からたちの小径 [パパラッチ!ママえっち?]

以前のTVの歌番組では
歌手はレコードに合わせてパクパク
いわゆる「口パク」だったそうな。
中継の技術的なことがそうしたのでしょう。

あるとき島倉千代子は
レコードは 2 番が流れていたのに
打ち合わせが悪く
3 番の「口パク」をしたそうな。

視聴者が驚いても後の祭り。

歌手でもある棋士・内藤国雄の著書
「自在流人生」に書いてありました。

その著述は昭和 53 年(1978 年)のころですから
「以前」とはその前の時代のことですよ。



島倉千代子が人生最期に吹き込んだCDが
発売される(発売予定日2013/12/18)のですね。

その発売の前に入手したCDを
某いわゆる「大阪のおばちゃん」が貸してくれました。
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死の 3 日前の声。
聴きました。

恥ずかしながら音感ゼロで!
音楽は分からないから幼稚園のときから嫌いですので
不調法にも評価は書けませんが
なんかすごいことだけは分かります。



CDのタイトルは「からたちの小径」です。

「からたち」にこだわっているようですが
なぜでしょうね。

たしかにかの女に
「からたち日記」というヒット曲がありますが
かの女のヒット曲は数多(あまた)
デビュー曲でも最初のヒット曲でも
最大の販売枚数を誇る曲でもないようなんですが。

「からたち日記」の作曲は「米田信一」です。

米田信一は遠藤実のペンネームです。
ちなみに遠藤実はたくさんの名前を使って
曲を書いています。



それでは遠藤実の自叙伝
「涙の川を渉るとき」を広げてみましょう。

島倉千代子が最初のスランプに陥っているとき
コロムビアの馬淵ディレクターが
「島倉復活」に力を貸せ!と
他社なのに!
マーキュリーレコード専属の遠藤実に
依頼してきたそうな。

遠藤は渡された詩「からたち日記」に
曲をふたつつけてみました。
「短調」のと「長調」のと。

「長調」の方は歌うのが難しいように
意図的に作ったらしい。

音痴の私には理解は澪(みお)外ですが
「長調」の曲はリズムさえころころ変わっています。

2/4 3/4 4/4と移って行くようですが。
う~ん!?
私には手拍子はできませんね。

ちなみに遠藤メロディには
こんなことはよくあることらしい。
たとえば牧村三枝子の「みちずれ」なんか。

「遠藤実はただものではないね」と
宮川泰著/サウンド解剖学/では感嘆しながら
ほめています。



島倉千代子はプロ意識が旺盛でした。
みんなが決めかねているとき
なんと!難しい方「長調」を選んだのです。
それがヒットし!
見事「復活」したそうです。

そんないきさつ!思い入れ!思い出が
「からたち日記」「からたちの小径」に
秘められているのでしょうか。

ちなみに
(ちなみに!ちなみにとうるさくいって!すみません)
馬淵はディレクターとしての最初の仕事。
それからいくつもの大きな仕事をこなし
後に「艶歌の竜」と呼ばれるようになります。
五木寛之著/艶歌/の主人公のモデルです。



死んだ父が
「島倉千代子は嫌い」とばかりいっていました。

「嫌い」を連発していたから
「好き」だったのかも。

「モー娘。は嫌い」
「AKBのどこがええねん!」とかいって
「わしゃ!昨日CD買(こ)うた!」と落とす
漫才のトミーズのネタがあります。

父もそんな「嫌い」だったのかな。

父が死んでちょうど 1 年になりましたが
ああ!法要に行かねばなりません。
私は波風(?)を立てないように
おとなしく遠い親戚づらをして
「からたちの小径」のCDを持って行きます。



ああ あなたが歌ったうた 忘れはしない
好きです いついつまでも
涙が ぽろぽろり (からたちの小径)



(敬称略)
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朝食より安いランチの法華クラブ [たべほ!ブフェ!バイキング!]

大阪市北区の繁華街の中に
きれいな石庭があります。
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太融寺(たいゆうじ)という
古刹(こさつ)です。

9 世紀の初頭
弘法大師や
嵯峨天皇や源融(みなもとのとおる)なんかが
創建にかかわっているそうですよ。

大昔からキラキラの中にありましたが。
今も風俗街?!
ラブホテルに囲まれていますね。

その昔!この近所に住むお大尽が
TVにエロ動画が流れると
憤慨しているのか
内心うれしがっているのか
怖い形相はしていましたが声が揺れていましたが。

有線!無線!
さらに盗聴器らしい電波が
入り乱れている地区でしょうか。

私がそのTVを拝見したときには
たしかに男女の裸体のカラミ
裏モノの映像でしたが
音声はともかく
鑑賞に値するような鮮明な画像でもありませんでした。



その太融寺の近くに地味なホテルがあります。
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周囲のラブホテルなんかが
あまりにもケバケバしいので
すんごく地味に見えます。
ホテル法華クラブ大阪です。

1 階のレストラン「ロータス」の
朝食バイキングは 945 円。

ランチバイキングは 850 円。

昼の方が安いんですね。

安いのは結構なんですが
今まで朝食より安い
ランチバイキングは初めて遭遇しました。



その安いランチバイキングに入りました。

とりあえず!
ひと口ずついただきましょうか。
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野菜とくだもの
小鉢ものの茶わん蒸しや温玉も食べておきましょう。
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料理 25 種類とありましたが
そんなにあるのかな。
午後 1 時を回って入店したからかな。
2 時までです!と念を押されて入ったのです。

空腹だったので
カレーをお代わりしてから
デザート少しにコーヒー。
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