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冬の初瀬ダムへ長谷寺へ [みんなで歩けばこわくない]

近鉄(JR)桜井駅から
歩こうかと思っていたのですが
ひとつ先の近鉄・大和朝倉駅で降ります。

新年最初の寄せ集め
仮面(強いて名乗らなくてもいい)ハイキング。
長谷寺を目指して歩くのです。

寒いし
年配者が多いし
無理をしないで
少しだけですが距離を電車で稼ぎました。

長谷鉄道や
伊勢街道(初瀬街道)なんかが通っていたはず。
今の国道 165 号線がなんらかの跡でしょうか。

とはいうものの
国道は交通量が多いので
並行して流れる川との間にできている
古い街並みの中の道を誘導します。
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「萬葉集発耀讃仰碑」が建っている
白山神社に寄ります。
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万葉集の巻頭は泊瀬(はつせ)朝倉宮の天皇。
雄略天皇でしょうか。
天皇が菜を摘む可愛い少女を
口説いている歌から記録されているようです。

この丘に 菜つますこ 家聞かな 名のらさね

なんていっています。

家はどこか!名前をいいなさい!
私は大和の国を支配している!と威張っていますね。

「泊瀬(はつせ)」は
「初瀬」とも書いて「はせ」と読んで
「長谷」と変じていったのでしょうか。

このあたりのどこかに
泊瀬朝倉宮があったそうですが
候補地はいくつも。



泊瀬朝倉列城宮の伝承地・十二柱神社へ。

ここは大和の「出雲」地方です。

相撲の祖の
野見宿禰(のみのすくね)の墓所だそうです。
埴輪(はにわ)を考え出した
土師臣(はじのおみ)の祖でもありますね。

私の認識では宿禰の墓所はたつの市
土師の里は藤井寺市にあるのですがね。
あちこちにある野見宿禰の伝承を
みんなまとめてあるような便利な(?)里と神社。

こちらをごらんなさい。
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相撲取りが狛犬を支えていますよ。



長谷寺の門前町を通り過ぎて
ゆるやかに上って行くとダムが見えてきました。
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初瀬ダム。
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冬の里を見下ろすダムの左岸でランチにします。
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あれ?!
数が足りない。
どこへ行ったのかな。
恍惚として徘徊するヘキがあるというのか
みんなと食べたがらないのか!
なん人かのご老体の考えは分かりません。

手作り弁当。
カップ麺。
いなりずし。
カレーを温めている人も。
みなさん!おいしそうですね。

相棒のアラフォー(around 40)のおね~さんは
いつもコンビニの赤飯のおにぎりですから
今日はあたたかい赤飯をあげましょう。
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門前町の寶園堂の栗入りおこわ饅頭。150 円。
あんがおこわになっている蒸したての饅頭。



長谷寺に入山します。500 円。

意外にも長谷寺は初めての人多し。
長い登廊(のぼりろう)に感激のお局さま。
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登廊の上からまた感激。
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あれ!?
だれもいません。
本堂の舞台。
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集合写真を撮りたいから
ここで待っていて!といっておいたのに。

今日は朝からおとなしく
珍しくいい子(!)でいたのに
午後になって疲れてくると
いつもの
わがままじいさん!ばあさんになったのかな。



まぁ!いい!大年増だけでも。

「だれがぁ?!お嬢ちゃんと呼びなさい」

記念撮影をします。
なにか芸をしてよ。

「ゲイとかオカマはあなたでしょ!」

上半身だけでも脱いで。
バストがなくてもウエストは立派でしょ。
知らんけど。

「あんたが脱ぎなさい!」
「あたしが写すから」

わたくし?!ワタクシは体が弱いもので。
こう寒くては、、、。

「そういうモンダイじゃないやろ!」

あああ!待って!おいて行かないで。
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今年も大変だぁ!


参考/佐佐木信綱編/新訓万葉集/
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イカスミ焼きうどん イカスミライス [だまって食え!]

昔から勉強にとりかかったり
仕事の手は遅いのですが
食べることは!早い!速い!

生来の短気な性格と無鉄砲さで
先のことは考えず
オリーブ油で豚肉と根深(ネギ)を炒めます。

ああ!これからどうするべぇ。

うどんの玉があります。

バターを加えて
うどんを水でほぐして入れ
うま味調味料を振って焼きます。

醤油で薄味をつけました。

なんかおいしそうではないので
イカスミのパウダーを振ってみます。
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よけいにまずそう?!

かつおぶしが切れていたので
韓国産の唐辛子を散らします。
彩(いろどり)がいいでしょ。
よいこはマネをしないように。

飛び切りおいしくはないけど
そんなにまずくはないですよ。

これがランチ。



世の中!知らないことが多過ぎますね。

イカスミライスの素が
売られているじゃないですか。

ついでに横にあった
レトルトの「どて焼き丼」なる具も買いました。
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ごはんを炒めてイカスミライスの素を混ぜれば
あ~ら!ふしぎな真っ黒いチャーハン。

どて焼き丼の具もいっしょに。
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これがディナー。
赤ワインでひとり乾杯。



イカスミライスの素で焼きうどんを作ったら
おいしいかも。
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ずり玉 萩いちのお好み焼き [食い逃げ未遂]

山いくつ 隔てて君と あることも
    悲しき恋の 物語めく

ふと!
石上露子(1882 ~ 1959)の歌がよぎります。

堺市東区の日置荘というところにきています。

「明星」の歌人・露子は富田林の人。
ここから近いのでしょうか。
大家の跡取り娘の露子の夫の婿養子は
才覚のない人だったのか
かれが行った家政の改革は
「一夜のうちに落花狼藉」と
自伝に書いています。

ほとんどの不動産を失うのですね。
その中に日置荘の田地もあったとか。



聞けば地元の人は
「ひきそう」と答えますが
もし荘園の歴史があるのなら
「ひきしょう」といっていたのかも。

「日置荘西」とか
「日置荘原寺町」とかの地名に当たります。
それは堺市に編入前
「日置荘村」「日置荘町」時代の表記?!

たぶん!その「日置荘村」の前に
西村や原寺村があった名残りでしょう。



と!
××十年前に感じたことなんですが
今!訪れてみると
たくさんの家が建て込んでいて
高速道は横断していて
にぎやかになっていますね。

それでも
のどかさを全く喪失している訳じゃないのです。

小鳥の合唱がやかましいほどの林があります。
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表(!)に回ると可愛い橋がありました。
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「天神橋」ですね。

萩原天神ですか。
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大きな神社です。

350 年前の本殿は
大屋根をかけて保存されていました。
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キツネが集合している稲倉魂(いなくらたま)社。
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小さな社ですが
110 年前の巧妙な技術の
「流造り(読み方は分かりません)」の稲荷社だとか。



神社の前に南海・高野線の萩原天神駅。
線路を向こうに越えると
「ここでしか味わえへん」と
この地方のことばで大きく書いてあります。
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お好み焼き「萩いち」だそうです。

余談ですが「お好み焼き」の表記が素敵ですね。
「お好み焼」「お好焼き」とか
日本語表記には幅がありますが
最近!私は「お好み焼き」と書いているのですが。

なにが「ここでしか味わえへん」でしょうか。
あんまり!お好み焼き店には出入りしないので
よく分かりません。

「砂ずり玉」690 円!?
私には珍しい。

「砂ずり」とは「砂肝」のこと。
鶏肉の砂嚢(さのう)ですね。
鬼のような歯を持つ私には
その歯ごたえがたまらん部分ですが。

ランチどきだったので
他の客が食べている日替わり定食のように
ごはん(小 160 円)もらいます。
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店の好意で味噌汁をつけてくださいましたが。

おいしい。
食感が好きです。
大きな砂ずりの切れが上に
小さなそれが中に入っています。

豚肉!げそ天入りと書いてありましたが
キャベツがさくさくと!いいじゃないですか!

ん、、、~?
遠い日の陽だまりのようなうれしい味。
タグ:石上露子
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布施の福満楼で中華バイキング [たべほ!ブフェ!バイキング!]

近鉄・布施駅の改札口を出たところ。
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ロンモール布施専門店街。
「うまどし」に牛さん?!

どんなしゃれだか分かりません。
あい変らず頭の回転がにぶく
時代に取り残されて行きますね。

先日もぼ~っとしていて
奈良に行くため鶴橋駅から乗ったら
大阪線!つまり名古屋方面に行く電車に
乗ってしまっていたのです。

奈良線とは布施駅で分岐しています。
そこで布施駅で降りて待っていたのですが
いつまで経っても奈良行きの電車がきません。

結論!
プラットホームが上下に重なっていたのです。
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3 階が大阪線。
4 階に奈良線。



突然!天候が急変。
駅前の武井咲(たけいえみのポスター)がほほえむ
イオン(ヴェル・ノール布施)に避難。

カレーパン!?
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ここは東大阪市
カレーパンのまち」でしたね。



ヴェル・ノール布施の中の中華料理「福満楼」に
ランチバイキングがありました。
1050 円!

食べます。
お粥(かゆ)なんかどうでしょう。
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ラーメンも。
炒飯にカレーをかけて。
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カレーは中華風でもなかったような。

野菜も食べておきます。
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天候が回復したらしい。
窓から陽が射してきましたね。

おなかいっぱい!
コーヒーでおしまい。
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ん?!
今ごろ蒸した点心が出てきました。
少しもらいましょう。
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アイスクリン(!)で今度こそ終わり。はは。
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豆もやしごはん [七面鳥六目半ごはん]

ユネスコの無形文化遺産に
「和食」が登録されたのでしょうか。

和食の定義は浅学にして考えたことがありませんが
世界の食べものをみんな取り込んで
おかずに!
白いごはんのおかずにするのが和食!?
私の和食の定義。

ビフテキでもスパゲティでも
ジンギスカンでも餃子(ぎょうざ)でも
ボルシチでもシシカバブでも
キャビアでも(私はしたことはないですが)
みんなごはんのおかずにしてしまいませんか!
日本は。

あくまでも私の定義ですが。



日本料理には油脂を
あんまり!注ぎ足してまでは!
使わないような気がしますが
「旨味(うまみ)」にはこだわっているような。

かつおぶしとか昆布とか椎茸とかで取っただしに
旨味が多いのはなんとなく分かりますが
「大豆」や「もやし」からも
旨味が出るとか聞きましたが。

心身とも貧しい私は
保存のきく食材が安売りしていたら
すぐ買ってしまうヘキがありますが。

それは主に乾物が多いのですが
大豆の水煮やもやしキムチも買ってしまいます。
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これでごはんを炊いたらいかがでしょうか。

塩加減が分からないので
なにも足さずに
洗い米に入れただけでスイッチオン。

大豆と
豆もやしキムチでしたので
豆粒がごろごろごはん。
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薄い塩味がいいですね。
おいしかったですよ!寂しい口には。
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