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昼は南海そば 夜はスタンドミクニ [食い逃げ未遂]

JRと南海電車が交差している
堺市の三国ヶ丘駅。
南海は「三国ヶ丘」ですが
JRは「三国ケ丘」?
「ケ」が大きな字かも!ややこしや。

JRは「快速」を停車させているのに
南海は「各停」と
ほとんど各停並みの「準急」しか止まりません。

ちなみに南海は大阪市営地下鉄と接続している
中百舌鳥(なかもず)駅も同様の扱い。

郊外の客を
なにがなんでもなんば駅まで運ぼうとしています。

他社の電車に乗って大阪市内に行こうとする客は
客じゃない!
便宜を図ってやるもんか!
なんて怒号が聞こえます。

もちろん!
私たち!大阪から郊外に行くものにも不便です。



最近!きれいなビルになったのは南海側でしょうか。

エキナカ(駅中)店舗がいくつか。

「南海そば」がありました。
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秋のメニュー「きのこ月見そば」を食べます。
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350 円。立ち食いです。



ん?!
夕刻に南海電車からJRに乗り換えに通ったら!
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「南海そば」がありません。

身売りし!夜逃げをしたのでしょうか。
それにしては早い!次の店舗の改装。

「驛中(えきなか)酒場 スタンドミクニ」ですか。

偵察に忍び込みます。
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入った途端!すぐ見つかりますけどね。

とりあえず!あわてて!ハイボールを注文。
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350 円。うまいじゃないですか。



「そば屋さんはどこかへ逃げましたか?」

人のよさそうな店員に
ストレートに聞いてみます。

「逃げてはいません」
「昼はそば屋!夜は立ち飲み屋です」

「従業員とか経営者が交代するのですか?」

「おんなじです」

「そばやうどんを食べながら飲めますね」

「いや!夜は一切!麺類はありません」

「ええ~っ!?」

ええ~っ!といいましたが
私はフツーの人と違い
麺類をあんまり好みませんから
そばで飲むことはまずないので
どうでもいいのですが
一応!驚いて見せました。役者やのぉ。



夜のメニューに
「うどん屋のだしまきたまご」というのがありました。
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190 円。
唯一!麺類店の名残りかも。

金額は税込みです。
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住吉大社でお月見 [わが街・下駄ばきドドンパ]

今夜が 8 月 15 日。旧暦の。

午後になって!どこで「お月見」ですかと
みなさんからメール。

そっか!半月前にはお月見だ!奈良のお寺だ!
京都の神社だ!と話題にしていましたが
結局!だれからもお誘いがなく
昨夜のゲリラ(?)仲間の割り勘の宴で
会費分をとりもどそうと根性を入れて飲んだりしていて
朝からなんとなく気だるく
わが家の庭(?)の桃ケ池で過ごしていました。

仕事をしろつ~の!情けない。

メダカくらいの大きさで
ちょっぴり赤みが差している魚。

水面を泳いでいることが多いのですが
あれはなにかとある人に質問されていたので
捕獲してみようとしていたのですが
網を出したら軽くいなされて!
どこか深みに逃げてしまいました。

そんな恥ばなしはどうでもよろしい。

お月見に行きます!
遅ればせながら。



近所の寺院!どこでも月見の行事はあるようです。
奈良や京都まで行かなくてもいいですね。

そんな消極的な考えで住吉大社へ。

反橋(そりはし)の前に
人がぽつりぽつり集結しています。

反橋の向こう!本殿のある方が東。
東からお月さまが上がるからです。

反対側には当然人はいないので
人嫌いな困った性格のものは
反対側から西に向いて待機します。
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反橋の上にススキを飾り
お供えものがあります。
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おお!傾いた太陽がまぶしい。
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陽は沈んで行きました。
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午後 6 時から
第一本宮で観月祭の式典をしています。
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4 本宮の中で
一番奥のお宮なので
自称カメラマンや野次馬は少なく
しゅくしゅくと進められておりましたが。



お月さまが出そうなので
ひと足先に反橋にもどります。

いつの間にか!佃煮をするほど大勢の人が。

松のこずえに大きなお月さまが上りました。
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それだけです。
あんまり!興奮することもないのですが。

反橋の上でいろいろ催しているようです。
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住吉踊(すみよしおどり)の
踊り子たちが待機しています。
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先日見たバサラ祭り同様
踊り手が若いですねぇ。

昔はおじさんたちも踊っていたようですが
今は小中学の童女ばかりかな。

住吉大社は 1800 年の歴史があります。

ホンマかいな!と疑うことなかれ。
神功皇后が祈ったのが最初ですからね。

古事記でさかのぼればそうなるの!

「住吉踊」もその時代からあるんです!
ホントーです!見た人はいないけど。



ひとり!田んぼ!いや神さまの田んぼですから
御田(おんだ)に回ります。

カカシの向こうにもお月さまが。
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丸い月がうまく撮れず!貧弱ですね。

試みにズームいっぱいでシャッターを切ったら。
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アマゾンかジャパネットたかたかの通販で買った
安もののコンパクトカメラで
三脚もなく手持ちで!
結構!まん丸く撮れるものですね。

お月さまは 1800 年前から
そんなに変化はないと思うのですが
機器の技術はすごいスピードで進んでいます。

妙なことに感心。
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チリビーンズ?大鍋いっぱい [半煮え!生煮え!]

煮豆持作羹  豆を煮てもってあつものとなし 
漉支”以爲汁  しを漉してもって汁となす
其”在釜下燃  まめがらは釜の下にありて燃え
豆在釜中泣  豆は釜の中にありて泣く
本是同根生  もとはこれ根を同じくして生じたるに
相煎何太急  あい煎ることなんぞはなはだ急なる

(上記の支”は豆偏に支 其”は草かんむりに其)

日本ではよく使われるたとえの
「豆を豆がらで煮る」の原本。

豆と豆がらは同じ根から出たものなのに
どうして煮たり煮られたりするのでしょうか。
というような意味でしたか。
あまりいいたとえには使いませんね。

魏の曹植(192 ~ 232)の「七歩詩」です。
君主になった兄にうとまれて
7 歩歩くうちに詩を完成しないと
殺すといわれたとき
作ったと詩だといわれていますが。

この逸話はちょっと伝説的。

有名な詩なのに
最初の 2 行はない
4 行詩を書いている書物があったり
前後にまだ長い行があったという説があったり、、、!
後世の人の考えがたくさん入っていませんか。

ん?!
無知な私には
これなら!煮る方も煮られる方も
どちらも死んでしまうような気がするのですが
すると!勝者は別にいるということじゃないですか。

どこかの国に内紛があれば
裏から両者をけしかけて
両者を疲弊させて
なにかをたくらむように。



なんて生産性のないことを考えていたら
大豆が出てきました。
いつからあったものか分かりませんが
乾燥ものです、、、気にすることもありますまい。

賞味期限や消費期限の過ぎたものなら
台所をかきまわせば
香辛料や調味料がどんどん出てきます。
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自称・高級割烹の冷凍庫の底から出てきた
霜で固まった豚肉・スペアリブ。

そんなに古いものじゃありません。はは。
使い道がない?!
ないのならもらいますが。

最近!
どういう訳かスペアリブばかり到来します。
ま!考えるより!感謝しましょうか。

1 度茹でこぼしてから
大豆のもどし汁で煮ます。
出てきた香辛料やら
野菜くずをテキトーに加えます。

スペアリブが柔らかくなったので
香味野菜は捨てて
大豆を加えて煮ます。

タイのスイートチリソースを 1 瓶全部。
ホールトマト(缶)少し。
コチュジャンも 1 瓶全部。
七味唐辛子も 1 瓶。

1 瓶といっても上の画像の大きさですよ。

その他!香辛料はテキトーに。
五香粉とかの中華系は少々。
あまりにも個性が強いので
取り返しのつかない味になりますから。

昆布を落としぶた代わりにおいて 1 時間加熱。
醤油で味を調えます。

チリコンカン風チリビーンズ。
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スイートチリソースの甘い味がよろしい。
辛いことは辛いですから
よいこはマネをしない方がいいかな。



煮汁で
冷蔵庫の隅でミイラになる直前の大根を煮れば。
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なかなか。
自分でほめなければ!だれがほめる。

だれか有名な人がいっていたような。
「チリコンカンに豆を入れるのは邪道」だと。

ま!どっちでもいいです。
大鍋いっぱいのチリビーンズ。
当分!お惣菜に困りません。はぁ。



(追記)
3 回食べて飽きて
4 食目にゆでたまごを煮込んで 2 食
6 食目からカレーにして 3 食
3 日で完食。
貧乏人は忍耐強い。
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高野線 高野山駅 高野槇 [猫も歩けば棒立ち]

南海電車の高野線は
クイズになったりするぐらい
よく考えると!よく分かりません。

「特急こうや」は
なんば駅から極楽橋駅まで走っていますね。
極楽橋駅から高野山駅まではケーブルですが。

利用者には
なんば駅から高野山駅までが高野線ということで
別に不都合はないのですが
高野線は
聞きなれない汐見橋駅から極楽橋駅までらしい。



それで終着のケーブルの高野山駅。
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異国のもののような
寺院かとも思えるような変わった駅舎。
国の登録有形文化財
「南海電気鉄道鋼索線高野山駅駅舎」です。

古い建てものです。
昭和 3 年(1928)の建築。
ただいま
「耐震補強並び改修工事中」だそうですよ。

天井裏が見えます。
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木造だったのですか!



高野山になん度かきましたが
「大門」と「金剛三昧院」の記憶がないのですが。

「大門は絶対見ているよ!」

同行のハイキング仲間のおじさんがいいます。

「たとえば!九度山から町石道を登ってきたとき」
「どこから入りました?」

ああ!大門からでしょうね。

ともかく行ってみます。

高野山駅と大門の間に弁天岳がありますが
バスは東回りの道を走ります。
そこはバス専用道路!歩けません。
歩くのなら路線バスのない西回りのなにもない町道。
どうして!そうなっているのか!よく分かりませんが。

よそものはバスに乗れということらしい。

大門です。
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ああ!たしかに!なん度か見ていますね。
高野山大門は
断崖の上にあるイメージだけ持っていましたが
違いましたね。
どこの門と混同していたのでしょう。



「ちょうどよかった」

おじさんは高野山土産「ごま豆腐」を
近くで買いたいといいます。
「角濱総本舗」じゃないと気に食わないとか。
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あれ!?
わざわざ!とぼとぼ歩いて買いに行かなくても
どこの土産店でもそのごま豆腐は並んでいましたが。
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それにしてもすごい!
たくさんのごま豆腐。
上の画像はみんなごま豆腐。



私はやっぱり
「高野山には高野槇(こうやまき)」です。

仏に供えたり
垣根にしたり
庭園樹にも街路樹にもたくさん見られ
枝や苗木があちこちで売られていますが。
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もちろん!高野町・町の木です。



信仰心の薄いふたりが
寺院ばかりの町を歩いていても
なん度かきているところには興味が湧かないし
たいくつしますね。

京都や奈良の古都に行ってもそうですが
ちょっとどこかの寺院に寄れば
お金が羽根をつけたように飛んでいきます。

あちこち回れば拝観料がバカになりません。
したがって!入りません。
したがって!とぼとぼ。

せめて!金剛峯寺の境内だけでも。
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面白い築地(ついぢ)塀ですね。
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「金剛峯寺かご塀」と呼ばれているそうな。
桧皮葺き(ひわだぶき)です。



帰ります。
高野山駅からケーブルで下ります。
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降りた極楽橋駅に
「特急こうや」が待っています。
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特急券が必要です。
アナウンスが特急券を買うように!
買わすように!誘導しているような。

買いません。
「普通」で帰ります!
すごく!ケチ!
でも!勇気ある(?)ケチはごく少数派。はは。

それに「普通」は数が少ないような。
待たされますが!待ちます!ケチですから。



とことこ!
電車は単線区間を下ります。

お!上古沢駅を過ぎました。
トレッスル橋・中古沢橋梁がありましたね。

以前!下から仰いで見ました。(拙ブログ 2011/12/11

しかし!
走る電車から見ても
面白くもなかったですね。

だいたい
どこを走っているのかよく分かりません。

たぶん!このあたりが
トレッスル橋の上だと思うのですが。
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高野三山 [野道!山道!恋はけもの道!]

仏教の聖地・高野町は蓮の上にあると
町民のおばちゃんがいっていました。

蓮の葉か花かよく分かりませんが。
あ!
「内八葉・外八葉」といっていましたので
蓮の花弁になぞらえているのかも。

その外のふちに
高い山々・高野三山がありますね。

登ろうとしたことがあります。
時計回りで 1 回
反対回りでも 1 回行ったことがあるような。

大昔のことですが。
ぐるりと回るのがしんどくなって
いずれも途中で引き返したような。

人生!テキトーに生きていたのです。
今はもっとテキトーですけどね。



大阪にきて最初のハイキングから
つきあってくださったおじさんが
昨年鬼籍に入りました。
次に長いつきあいのおじさんが
高野三山を回るというのでついて行きました。

ハイキング仲間内の評価は「鉄人」ですからね!
最後までついて行けるかな。

奥の院口から入ります。
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三山!時計回りですね。

30 分で苦もなく転軸山。915m 。
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楽勝ですね。

それから下って!上って!
汗が滝のように流れて 45 分。
お地蔵さまがいます!次の山に着きましたか?!
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子継(こつぎ)地蔵!?
子継峠でした。

珍しく!おじさんがぼやいています。
鉄人もしんどい日があるのですね!はは。

ぼやくはずです。
ここから急勾配の階段状の道。
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お年寄りのグループが追い抜いて行きました。
むむむ!
競っている訳じゃないものの!
なんだか敗北気分。



転軸山から 1 時間少々かけて!やっと楊柳山。
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1009m 。
ランチにします?!
見晴らしも悪いし!もう少し距離を稼ぐことに。

また急な下り。
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喜んではいられません。
下りがあれば
やがて上りがあるのはこの世のさだめ。
急なアップダウンを繰り返すコースですね。

1 山目が楽勝だったのでこたえているのです。

小道の真ん中に可愛いホトトギスが。
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ほほえんでくれて!ありがとう。

着きましたか。
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東摩尼山?!
摩尼山じゃないんですか。ああ。

ぼやいているうちに摩尼山。1004m 。
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時計を見れば案外早かったのですがね。
楊柳山から 33 分。



ランチです。
おにぎりひとつです。
でも!缶ビールは 500ml です!あは。

ああああ!
ビールが!ビールが!
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フローズンになっているのですが。
中心に氷のかたまりがあるのですが。
飲んでも!飲んでも!あふれてきます。

科学的に説明できます?!

「よせやい!ビールがまずくなるよ」



要所!要所にお地蔵さまがいますね。

それはそんなに珍しくないのですが
この山の祠(ほこら)には
必ず鉦(かね)がありますね。
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可愛い鉦が。
さすが!高野山。
妙なところで感心したり。



スケベなはなしに花が咲いて
缶ビール 1 本で小 1 時間。
下山します。
もう!上りはないはず。

摩尼峠のお地蔵さまを見て。
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摩尼山から 35 分で見慣れた場所に降りました。
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奥之院の御廟橋です。
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