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住吉大社 御田植神事 2017 [わが街・下駄ばきドドンパ]

「そうれんの田植え!やってまっせ」
大阪府も南のお大尽が情報をくれましたが。

上方落語で知ったのですが
大阪弁で「そうれん」とは「葬式」のこと。

でも!驚きませんけどね。
住吉大社の
この鯨幕(くじらまく)のことでしょ。
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宮中や格式のある神社では
慶事にはこの幕を使用しています。
貧乏人の家では(失礼!)
「そうれん」の幕かも知れませんが。

御田(おんだ)の周囲に張られています。
今日(2017/06/14)は
御田植(おたうえ)神事が催されています。

万障繰り合わせて
(ま!万障というほど予定はないのですが)
ランチの時間を飛ばしてきたのに
お大尽がきませんね。
最近!獣(しし)喰った報い(?)で
奥方に牛耳られているようですから
仕方がないですか。

ひとりで見て帰ります。
ん!?
指定席だらけじゃないですか。
数年前には
あちこちで見られたと思うのですが。

御田は 2 反(20 アール)あまり。
その 3 方が指定席!?
高い指定席料金を払うのがイヤなら
南側に行くようにいわれて従えば
万障繰り合わせてきた(!)人でいっぱい。
入り口はどこかも分からないほど。

道路から
石垣を上って(よいこはマネしないように)
割り込みます。
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なかなか始まりませんね。
私の勝手ですが!空腹なのに。

実は第一本宮で神事は進んでいたのです。

まちくたびれたころ
やっと室内の祭事を終えて
いろんな役どころが
御田のまわりを行進していきます。
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たぶん!早乙女。
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この女の子たちは分かります。
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住吉踊りの踊り子たちですね。
昔は大勢の人が踊っていたといいますが
今は小さな女の子だけに限定されています。



牛が代掻(しろか)きを始めていますが。
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この神事だけのために
御田の中に舞台と通路を作っているので
こちら側!
指定席でないほうからはほとんど見えません。

田植えが始まりました。
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ん?!
こちら側から男衆が。
あちら側から早乙女が植えていますが
どちらもおなじほうに向いています。

バックしながら植えなければ
植えた苗を踏んだりするでしょう。
女性の向きのほうが正解?!
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もしかして
第一本宮に尻を向けない工夫かも。

尻を向けたくなければ
田んぼの中途からバックしながら
植えたらいいだけのことでしょうから
その説も違うかも。

しかし!この早乙女たち。
私が見た
行進していた早乙女たちとは違うような。
こんな立派なヒップの女性たちでしたやら。



どんどん神事は進行していきますが
平日にのんびりしている訳にもいきますまい。
帰ります。

あ!
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指定席のすき間から見れば
牛さんも労働を終えて
田を上がるところでした。

御田に水が入ったのですが
境内にたむろしている
アイガモたちが(拙ブログ 2017/04/26
すぐ!田に帰れる訳でもないでしょうね。

苗が安定するまでしばらくは
まだ境内暮らしでしょうね。
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池田城跡 五月山 ウォンバット [みんなで歩けばこわくない]

睡蓮(すいれん)は咲いていますが。
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白百合はまだ咲いていませんね。
池田城跡(大阪府池田市)に着きました。
月例の
仮面(氏素性無申告の寄せ集めの)ハイキング。

昨年!私が
ひとりできたときより(拙ブログ 2016/06/18
1 週間早かったですね。

「自販機で売ってたよ」

年長のおね~さんが
コイ(鯉)のエサを買ってきました。
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最中のような皮を割ると
エサがこぼれ落ちました。
考えていますね。
もちろん!皮もコイが食べてしまいました。



「五月山に上りますよ。

「え~っ!」

「え~じゃありません。
「山というけど標高 300m あまりの丘です。

池田市は公園と呼んでいます。

「がんがら火」の火床の上に到着。
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急斜面で全然分かりませんが
毎年 8 月 24 日!ふもとから見れば
この斜面に「大」の字が浮かぶのです。
京都の「五山の送り火」と似たような行事です。

「まだ上るの~!」
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「まだ!じゃないでしょ。
「いくらも上ってないでしょ。

今日はみなさん仕事でお疲れのようですね。

山頂に広大な霊園があります。
池田市が中心になって開発したのかも。
墓石の中の急な道を進んで
「日の丸展望台」のある広場へ。
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文句が多いので
とりあえず!なにか食べますか。
食べていたら口数が少ないでしょう。
早いけどランチにします。

私をねぎらって(かどうか知りませんが)
私のランチが
コンビニの赤飯のおにぎりひとつを見て
みなさんからプレゼント。
飴(あめ)ばかりが両手にあまるほどに。

あの! 飴も好きですが
ぜいたくいうようですが
肉のサンドイッチとか
海苔巻きのほうがもっと好きなんですがね。



お遊びの吊り橋を渡ります。
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「重いんですけど!」

あ!ごめんなさい。
アーモンドの苗木をおじさんたちに
ずっと持たせていたままでした。

車道と遊歩道の境に
なにもない花壇みたいな場所がありました。
ここに植えましょう。
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いつかきれいに咲いてくださいね。

もうひとつの火床
「大一」の斜面にとりつきましたが。
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やっぱり急斜面過ぎて!なにがなんやら。



山を降りて五月山動物園に。
オーストラリアの動物が中心の市営の動物園です。
無料です。

ウォンバットがお尻をかいていました。
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可愛い。

今までたいてい!
脇目もふらずに穴掘りをしていましたが
入園者が多いと愛嬌を振りまくものかも。



日清食品のインスタントラーメン発明記念館。
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「マイカップヌードルファクトリー」で
オリジナルのカップヌードルを作ります。
まず!容器にデザイン画を。

おね~さん!なにを念入りに。
楽しそうですがみんな行っちゃいましたよ。
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「あ!いいですよ。
「私は待っていますから。

「ま~くん」に愛をこめて!ですか。

「見るな!」

スープと具を入れて
密封してもらって
壊れないように空気袋をセットして 300 円。
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私のデザイン(?)は
ただ「ほっ」と描いただけですがね。
シンプル イズ ベスト!
というより作画の才能がないだけですが。
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こんにゃくのバレンタイン煮 [半煮え!生煮え!]

山里を彷徨中
最近なぜか「こんにゃく」によく出会います。
生芋から作ったものもありますが
たいてい!フツーのこんにゃくに見えますが。

それでも
180 円のものが 100 円だというと
あわてて買ったりして。
帰ってみると
おなじような 2、300g のものが
40 円前後で売られていてあ然としますが。



こんにゃくを持って歩いていたら
なぜか!宇野千代の顔が浮かぶのですが。

かの女の作品にそんなに接したことはないし
だいたい!だれの書いたものでも
小説を読むことはまれな人生。

ただ「恋多き女」として覚えていましたが
帰宅するや否や!本棚を探してみても
わが家でかの女の本は
とりあえず 2 冊発見しただけですが。

「こんにゃく」との関連は?!

自分のルーツを探っている
「残っている話」に
どこかの宿で出た
「煮たこんにゃく」と
「煮た干したヤマメ」に感激していますが。
それだけ。

おかしいですね。
だれか他の人と間違えているのかも。



もう 1 冊の
宇野千代著「私の作ったお惣菜」に
「こんにゃくの田舎煮」がありました。
一般的には
「こんにゃくの土佐煮」というのでしょうね。

私も私流で作りましょう。

こんにゃくを手でちぎって茹でました。
それを空煎りしてから
水に酒粕を加えて沸騰させて
醤油を入れて煮含めました。

宇野千代とおなじように
砂糖も味醂も甘味のものは入れません。

煮汁がなくなってきたら
煮干しの粉をまぶしてから
ラー油を数滴。
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煮干しは水槽の小魚用に
イワタニのミルサーで粉砕していますが
空煎りしたほうが
生臭さがとれるのかも。
ま!そんなには感じませんがね。

「こんにゃくのバレンタイン煮」と呼びましょう。
「煮干しの日」はバレンタインデーと
おなじ日だそうですから。

それにしても
メダカやドジョウの上前をはねる人生です。



こんにゃくといっしょに
「干しかぶら(蕪)」も買ってきています。

干しかぶらと煮干しをいっしょに
水に浸けてもどしました。

水を切って
サラダ油で炒めてから
もどし汁を入れ
酒粕と砂糖と醤油を入れて煮ました。
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煮干しが分解してしまいましたが。



蒸し暑い。
新ジャンルのビールを飲みます。
こんにゃく!おいしい。
かぶら!おいしい。
干したかぶらがこんなにおいしいものとは。

人生!捨てたもんじゃないですね。

しかし!
ビール(発泡酒や新ジャンルを含めて)類の
小売価格が政府の横槍で
無茶苦茶に値上がりしましたね。
ホントに!貧乏人をバカにすんじゃねぇ!

なぜか自販機の
アルコール類の値段はおなじです!?
私の近隣の自販機では変動がないような。



(敬称略)
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飛田新地(3)今里新地は祇園流 [わが街・大阪ブギウギ]

空腹を覚える午後 3 時。
コンビニのローソンがあります。
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ランチに 108 円の菓子パンを
クレジットカードで買い
飢えをしのぎます。

ん!?
ここにコンビニ!ありました?!
ここは「今里新地」(大阪市生野区)の
入り口では!?
風景が
ずいぶん変わっているような気がします。

大昔!今は亡きある刀自がこのあたりで
立腹してはなしてくれたことがあります。

夫が「今里」の「女」のところに行って
帰ってこなくなったそうな。
かの女は 40 歳のときに
20 歳の男といっしょになったといいます。

それじゃ!いつの日か
夫は若い女の元に走りそうですが
そうでなくても
生理的なものか!
種の保存のDNAがなせる業(わざ)なのか!
「男」は精子をまき散らしに走り
「女」はそれを
どんどん(?)受け入れるような。



「男」は遊廓に入ったら
抜け出しにくいものらしい。

非日常的な世界は楽しい。
昔は身分制度に縛られていましたが
この世界では
平等に扱われるのがいいのかも。

今もおカネ次第で
身分を考えずに楽しめます!知らんけど。

明の馮夢竜(1574 ~ 1645)の集めた
「笑府」にある笑話。

「あの千人万人の男の肌にふれた女の」
「どこがよくて?」
なんて女房がいえば男は
「名妓は客とつきあえばつきあうほど
「あそこがよくなるのさ

「あらそんなこと!?」
「おやすいことじゃないか!」

その後!女房が
名器になったのかどうか知りませんが。



ところで!
遊廓(?)はどこなんでしょうか。
あんまり面影はありませんね。
ああ!このあたりかな!
「飛田」や「松島」に
似ていなくもありませんね。
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今も健在のはず。

ここは京都の祇園や先斗町の
花街の遊びのようなシステムなんですね。

たとえば祇園で遊ぶには
「お茶屋」というところに行きます。
芸妓は置屋(おきや)にいます。
料理は料理店からのケータリングです。

つまりお茶屋は場所提供。
あとのものはみんな出前になっています。

余談ですが
東京のはなしを読むと
「待合(まちあい)」という単語に
しばしば出会いますが
「お茶屋」イコール「待合」かどうか!
勉強不足で!知りません。

今里新地も
「置屋」(と呼ぶのかどうか知りませんが)から
女性を呼んでくれるらしい。

客と折衝する「おばちゃん」は
飛田新地の「おばちゃん」とは
また違う才能がいるのかも。
目前に「女性」がいないのに
客を納得させる会話ができるものかどうか。

私が心配することもないのですが。



笑府にこんなはなしものっていました。

「世の中で一番楽しいものはなんですか?」

好色の男が答えて
「房事が一番!

「房事を行った後で一番楽しいものは?」

「もちろん!
「それをもう一度行うことです!

ホントにもう!
男というものは。
人間というものは。



(歴代笑話選/松枝茂夫編訳/参照)
(敬称略)
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阪神競馬場のアブ [猫も歩けば棒立ち]

お馬ちゃんが歩いています。
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パドックというところでしょうか。
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お馬ちゃんが走っています。
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お仕事とはいえ!馬も大変ですなぁ!
勝っても負けても
待遇はあんまり変わらないでしょう。

阪神競馬場に立っています。
あちこちに
「宝塚記念」ののぼりがはためいているので
ここは兵庫県宝塚市なのかも。



阪急・仁川(にがわ)駅を
いつも出る
甲山のほうに歩く出口と逆に
東から出れば
大きな地下道が口を開けていました。
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いたずらをされることもなく!
大勢の人がいますからね!
長い地下を歩いたら
つぎには地上の長い通路が待っていました。
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阪神競馬場には
入場するだけなのに 200 円も取られて
まず!バカですから煙のように
メインスタンドの
最上階・3 階に上ってみましたが。
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一般席なのにエアコンがきいています。
すごいですね。

お馬ちゃんがよく見えますね。
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でも!皆目人がいませんが。
なんですか!この下品な汚らしさ。
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どの席にもやたら紙切れだらけ。
どこかに行っているんですね。
これで席を確保しているということかな。
いっそ全席!指定席にしたらいかが。

1 階にも一般席がありました。
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ここは開放的ですね。
雨でも降れば清々しい。



芝生の丘でみなさんピクニック気分。
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それにしても
競馬場とは大きな建てものですね。
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向こうの甲山が小さく見えます。
ま!遠くにあるからだけなんですが。

あ!そうそう!
ピクニック(!)にきたのです。
馬券をどうのという訳じゃないのです。

阪急電車の
「ピクニック ガーデン フェスタ」
(2017/06/10・11)が
開催されていると聞いてきたのです。
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万障繰り合わせて(?)きたのに
そんなに感動するものはありませんでしたが。
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敷地内に神さまもいるんですね。

馬頭観世音大菩薩。
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馬塚。
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一龍大神。
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神域だけは静か。
お参りする人はきませんね。



「ピクニック ガーデン フェスタ」には
グルメのブースが 20 ばかりありましたが
高価で
食指が動かず
再びメインスタンドのイートインスペースへ。
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1 階と 3 階に広いところがありましたが
こっちも高価なものばかり。
そりゃそうですよね!
お金持ち相手のショーバイでしょう。
貧乏人はきませんよね!
馬券を買う余裕のない人は。

「宝塚カレー」にしますか。
ヅカガールが食べていそうな。

「カツにはヒレとエビがあります」

ばかやろ~!(心の中で叫びます)
「一番安いのでいいですよ!

520 円!
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カツはないけど「大盛り」だそうな。
これで!?
大盛りでなかったら!どれほどの盛りでしょう。

芝生の丘の木の下にもどって休憩。

アブ!?
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久しぶりじゃないですか。
馬のヒップをねらってきたのでしょうか。

いっしょに遊ぼう!といったのに
私の尻は好みじゃないようで
すぐ飛んで行きました。

陽射しがきつくなった季節。
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