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キジ鳴き道 アサヒビール工場見学 [工場見学]

垂水神社(大阪府吹田市)のあたりから
南に延びている道を
「雉子(きじ)鳴き道」と
命名されていました。
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古風にいえば
「雉子畷(きじなわて)」でしょうか。
その碑もあります。
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大昔!
摂津国長柄(ながら)江の架橋は
難工事だったそうな。

岩氏が人柱となって完成できたそうな。

岩氏のひとり娘はそのショックで
口がきけなくなり
嫁いでも帰されることになったそうな。

夫に伴われてこのあたりにきたときに
キジが鳴いたので
夫がそれを射殺したそうな。

それで詠んだ歌。

「ものいわじ 父は長柄の 橋柱
「雉子も鳴かずば 射られざらまし

岩氏は人柱のアイデアを提案し
結局!自分がさせられたのでしょう。
鳴いたキジのごとし。



長柄江や長柄の橋がどこにあったのか。
今の長柄橋ならここから地図上の直線で
8km ほど南にありますが。

大阪市土木技術協会編/歴史の散歩道/によると
長柄の人柱伝説は種々あるといいます。

そのひとつの伝説の人柱は巌(いわ)氏。
たいそうな長者だったそうな。
その冥福を祈り
推古天皇が長柄橋のそばに橋本寺を建立。

その橋本寺が今の
大願寺(大阪市淀川区)だといいます。

なるほど!
大願寺の前に
「長柄人柱遺跡」の碑があります。
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場所は吹田の「雉子鳴き道」と
現在の長柄橋との中間あたりですが。

5,000 年くらい前には
このあたりは
幅 10km ほどの海峡だったのかも。
それから土砂が堆積し
多くの川が
毛細血管のように走っていたのかも。

それが洪水のたびに混沌となり
河川が変化していたのかも。

長柄橋も移って行ったのかも知れません。



考えても暑いだけ。

また人の尻について
アサヒビールの吹田工場へ。
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よくきますね。
勤勉さはかけらもないのに
工場見学はけっこう好きなんですね!はは。

先月もきたような。
あ!先々月かな。(拙ブログ 2018/05/20
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ま!よぶんな鳴き声をあげずに
神妙な顔で説明を聞きましょう。
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工場の売店より
近所のスーパーの売価のほうが安いことを
発見しました。

流通の仕組みは複雑ですね。
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