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日本一の梅の里 南部梅林 [工場見学]

「特急くろしお号」です。
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JR阪和線から紀勢本線へ進みます。

「くろしお」は
白浜や椿温泉までなん度か往復したとき
利用したような。
すると最後に乗ったのは
もう×十年も前のことです。

今日はJR西日本とみなべ町と阪急交通社の
共同企画の「貸し切り」で行くツアーです。

南部(みなべ)駅で降ります。
ゆるキャラの出迎えを受けます。
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南部(みなべ)梅林まで歩きます。
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送迎バスを利用できますが
往復 1,000 円余分にかかります。
それだけあれば酎ハイがなん杯も飲めます。
そんなセコいヤツは
少ないだろうと思っていたら
ぞろぞろと!?
ほとんどの人が歩いています。はは。

途中の梅畑の花がいい感じに咲いています。
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風さえなければ早春のようなんですが。



日本一の梅の里といわれる南部梅林。
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急斜面にあります。
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アラフォー(around 40)のおね~さん
スマホの画面ばかリ見ていたら落ちますよ。
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「ころりん体形では落ちたらとまりませんよ。

「ん?」

聞こえなかったらいいです。

“ ひと目百万本 ”とはいえ
梅干用としては最高級品種の
南高梅(なんこううめ)の白一色ですから
画像にするとすごさが半減します。
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観光客用にか
花梅も少し植えられていますね。
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菜の花の咲く丘でランチにします。
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ツーリストの支給の弁当。
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こちらの食べものかな。
目張りずしと柿の葉ずしが入っています。

やっぱり草の上に座ると寒い!
コートを「くろしお」に置いてきています。

「お酒はありませんか。

「往路のくろしおの中で」
「早々に飲んでしまうからよ」

あ!てんとうむしがやってきました。
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和歌山の春は早いのかも。

逆風(?)の中で梅の種飛ばしの競争。
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とうみかん?!
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1 個 300g を越えていそうなみかん。
おいしそうなので
100 円でわけてもらいます。

抜きたての大根!どれでも 100 円!
一番大きいものを買いました。
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5 股(反対側に 2 股あります)の大根!
9kg 近くもあります。
得したように感じましたが
これが大変!
重いのなんの!
リュックでかついで歩けば青息吐息。

愛想を振りまいていた
まだ 1 歳になっていない売店の中猫。
お尻ペンペン!ペンペンペンしてやったら
いたく気に入ってなん度もなん度もせがみます。

あああ!
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別れようとしたら!足にのぼってきて!
四肢の爪を立ててすがりついて!
ズボンにかみついて!怒っています。



「ぷらむ工房」で工場見学です。
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ガイドのおじさん!紀州弁です。
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和歌山出身の先輩たちがなん人かいましたが
みんな若くして鬼籍に入ってしまいました。
純粋な紀州弁!妙になつかしい。

さっき見た樽は梅実の塩漬けの上の部分で
底は深いのですね。
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100 年前や 200 年前の木樽も
現役のようでした。

梅干の生産は
塩漬けの樽から出して
年中天日干しにしているようです。
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実の粒が大きいですね。

梅干し!梅ジャム!梅ジュース作りの
体験コースがありました。
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おね~さんは
ガイドのおじさんから
「梅酢」の効用を聞いて
さっそく求めていましたが。

重い?
大根に比べたら可愛いもんですよ。



日が暮れて天王寺駅にもどってきました。

酎ハイをバス賃分(1,000 円?)だけ
飲んで帰りましょうよ。
居酒屋の「あべの応援団 勝男」に行けば
ハイボールが 1 杯 150 円(税別)です。

5 杯も飲んだら!もう!ふらふら。
これから 9kg の大根を
抱いて帰らねばならないというのに。

おね~さんも大丈夫?!
から揚げばかり!
なん度も注文しているけど。
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谷上駅の実家でランチ [昼定食]

神戸電鉄の箕谷(みのたに)駅から
ゆるやかにくだったのですが。
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小雪が舞う中!立ち尽くします。

記憶が結びません。
こんな近代的なところでしたか。
今まで
なにを見ながら歩いていたのでしょう。

あの向こうの山裾に山田中学校を確認。
やっぱり箕谷ですね。

中学校の横に行くと
下谷上(しもたにがみ)農村歌舞伎舞台が
見えました。
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やれやれ。
過去なん度もきているのに
いつもこうですね。

記憶は細切ればかり。
方程式や定石は 3 歩歩けば忘れ
応用問題や危機管理にはまったくの無能です。
よく生きていられるものです。

舞台は古いものです。
天保 11 年(1840)の姿のままだとか。
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回り舞台やセリなど現代とおなじような
多数の舞台機能をもっているそうな。

神戸市北区の六甲山の北側には
10 を越える歌舞伎舞台が
今も残っていると聞きます。

実際の上演は 6 年ほど前に
上谷上(かみたにがみ)農村歌舞伎舞台で
見たことがありましたね。
拙ブログ 2013/04/22



下谷上農村歌舞伎舞台は
天彦根神社の境内にあります。
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小さな社ですが威厳があり
歴史を感じさせます。

六甲山の北には
谷が東西にえぐられていて
谷に沿って道が造られ
古くから集落がいくつもできていたようです。

断層とか洪水とか
災害の巣と思われるところが
人間の生活には便利なのでしょうね。

有馬温泉につづく有馬街道が
各地にありますが
この谷沿いの道!
県道 15 号線も
旧・有馬街道を拡幅したものでしょう。

深い谷です。
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谷を縫うように細道や車道を東に進めば
神戸電鉄と北神急行電鉄の
谷上駅が見えてきました。
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寒くて気力がなくなり
予定とは違いますが
もう帰りますか。



たしか!谷上駅の構内に
「北神餃子」なる店舗がありましたね。

私の近所の天王寺公園につづく地下街の
「あべちか」にある「北神ぎょうざ」には
入店したことが 2、3 度ありますが
こちらとはおなじ系列でしょうか。

改札からのぞくと!
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あれ!「北神餃子」じゃない!?

構内にいたおじさんに問います。

「ああ!昔!あったなぁ」

え?
今はないんですか。
別の店になっているのですか。

急におなかがすきました。

駅ビルの 1 階の
居酒屋みたいな店舗の前に
おあつらえ向きにランチの看板を発見。
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税込み 600 円!?
ごはんのお代わりができて?!

私向きですね!安価なところが。

屋号は「実家」!
「じっか」と読むのでしょうか。
経営者の本名かどうか知りませんが
印象に残りそうな命名です。

日替わり定食の
「鳥の唐揚げ定食」をもらいます。
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寒い日にはありがたく
みんな湯気が立っています。
それで画像はくもっています。

食べ始めたら正午になりました。
どどっと人が入ってくるようになり
人一倍!
気をつかえる性格の私は(ホントーです)
おなかがすいていたのですが
ごはんのお代わりはしないで
6 分で食べ終えて席を立ちました。

仕事は遅いけど
食べるのは早いのだ。
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暗峠 芭蕉最期の旅路 [みんなで歩けばこわくない]

元禄 7 年(1694)51 歳の松尾芭蕉は忙しい。
江戸を出て伊賀上野へ帰郷。
さらに大津!京!嵯峨へ。
ついで膳所!京!
そして盂蘭盆会(うらぼんえ)に
伊賀上野にもどります。

数ならぬ 身となおもいそ 玉祭り

そのとき!寿貞尼にささげた句らしい。
寿貞の記録はほとんどないそうですが
芭蕉よりは若い!妻のような女性らしい。
芭蕉の留守中に
江戸の芭蕉庵で死んだのですね。

「すごい!」

「感動しましたか。

「気まま(?)に放浪する芭蕉に」
「寿貞の死を知らせる手紙が届く」
「300 年前の日本はすごい!」

そちらですか。

秋 9 月 8 日!またわらじを履き奈良に一泊。
翌日!大坂へ向けて
ここ暗峠(くらがりとうげ)を越えました。

今日の月例の仮面(名乗らなくてもいい!)
寄せ集めハイキングは
芭蕉最期の旅路をしのびます。



竜田川を渡りのぼりにかかります。

車幅制限が 1.3m というせまい道ですが
今は国道(308)に指定されています。
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峠越えというと
鞍馬の九十九(つづら)折りのような道を
想起しますが
ここは珍しくも直線的な道です。
急勾配ですけどね。

「幅 1.8m のロングボディの車」の
「通行不可」の標識もあります。
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「おなか!すいたぁ!」
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まだ 1 時間ものぼっていないでしょ。
日曜・祝日のみ開店している
古民家(たぶん!)利用のうどんやさんかな。

あ!忘れていました。
ま!いっても
ほとんど聞かないでしょうけど
今のぼっている奈良側には
石仏がたくさんあるのですけどね。
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棚田の風景がつづきます。
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冬に青々としているのは麦畑。
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峠です。
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石畳(いしだたみ)の国道です。
江戸時代に石を敷いたとか。



横道に入り
なるかわ園地(大阪府民の森)に行きます。
寒いので「森のレストハウス」でランチ。

午後は再び暗峠にもどり大阪側をくだります。

このコースで一番幅員のない場所です。
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母!娘!孫娘の 3 人が並んだら
すれすれに通れるほどの狭さです。

「この中でだれが!母やねん?!」
「あ~ん!?」

「じゃんけんで決めてね。

今日の女性陣の年齢差は 30 程でしょうけど
この 3 人がトップ(高齢の上位)3 です。
間違いなく。

大阪側の棚田は荒れているような。
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「見て!見て!
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温度計を見ていたら
「1」度から「0」度に替わりました!
あら!?私を残してみんなくだっています。

「弘法の水」で
しんがりの「母」組に追いつきましたが。
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奈良側より大阪側のほうが急勾配。
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私は!急坂のくだりは
膝が泣いて歩きにくいのですが
みなさん!勢いづいて速いこと!
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「芭蕉の句碑の前で待っていて~!

「あら!みなさんは?!
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「先に行きました」
「だれかの長いエロちっくな説明を」
「聞くのがイヤといっていました」

「むむ!
「じゃ!残っている人に
「“ 菊の香に くらがり登る 節句かな ”の
「解説と芭蕉の“ かるみ ”の私見を。

「いいです!説明板を読みますから」

「むむ!

暗(くらがり)越えはおしまいにして
枚岡神社の境内に入ります。

姥(うば)が池です。
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「ここで待っていてといったのに!

「みんなとまらず行ったよ!」
「私だけ!逃げ遅れたのよ」

むむ、、、。
解説!省略。

枚岡神社です。
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ここでは
奈良の春日大社の若宮誕生までの
はなしを聞いてもらいやしょう。

みんな!駅まで行ってしまいました。

「早く帰って飲みたいんだって」
「私だけ!また逃げ遅れたの!え~ん!」

「泣くんじゃありません!不細工な顔で。
「あ!いや!
「泣くと不細工になるといっただけですよ。



愛する寿貞の死から 4 か月後に
大坂(大阪)の今の南御堂の前あたりで
芭蕉は逝きました。

ハイキングはおしまい。
南御堂まで「逃げ遅れた人」と
電車で行きましょうか。



(芭蕉年譜は久富哲雄編参照)
(敬称略)
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桃ケ池の西側で朝食 2019/02 [朝食 モーニングサービス]

家の周囲の店舗で朝食をとることは稀です。
電車に乗る前のわずかな時間に
牛丼の「なか卯」で
急いでかき込むことはありましたが。

気にして歩けば
けっこう早朝から
開店しているところがあるものですね。

以下!私の近所の!つまり!
大阪市阿倍野区の桃ケ池の西側の
ある狭いエリアのモーニングサービスです。



少し!いや!だいぶ暗い!古い!
アーケード商店街の入り口に
店舗ができていましたが。
できていました!というのは
私が今気づいただけで
なん年も前からあったのかも。

「Loco Motion あべの店」!
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「ロコモーション」?

200 年前のSL!?

今でもときどきひなびた海水浴場なんかで
流されている半世紀前の歌
「Come on baby, do the loco-motion」?!

喫茶!?
エステ?!

寒いから電気ヒーターを置いて
店舗の前で
とても愛想よくしゃべるおにいさんが
パンを売っていました。
沢庵パン!?
1 個 80 円(税込)なら
2 個求めてしまいました。
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おいしいじゃないですか。
いい沢庵を使っているのかも。

それで後日
モーニングサービスを食べに行きました。
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飲みものにプラス 100 円。
あ!トータル
いくら払ったのやら!忘れました。
高かったような。
しかし!この内容なら!ま!いいですか。



一番近い駅の
大阪メトロの昭和町駅に急ぐとき
たいてい前を通る喫茶店。
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「再会」ですか。
×十年通っていて初めて店名を確認して
入店してみます。

きれいな喫茶店らしい喫茶店でした。

日本の喫茶店のオーソドックスな
モーニングサービスがありました。
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400 円(税込)。



わが家の隣に
喫茶店のような店舗があります。
しかし!違うような気もします。
早朝からオープンしているような
していないような。
君子危うきに近寄らず。

2 番目に近そうな喫茶店。
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「カフェ ポケット」と書いてあります。
私がこの街にきたときには
違う名前だったような。

とにもかくにも
近隣の店舗には
敷居が高く感じているのですね。

モーニングサービス 450 円(税込)。
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「インスタ映え」しそうです。
「インスタ映え」の
意味が分かっていないのですが。



住宅街の中に林?!
その奥に「喫茶 華」があります。
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なんだかなつかしい気がするのは
ひとつ前に住んでいた家が
この近くでした!忘れていました。はは。
もちろん!初めての訪問です。

モーニングサービスの中から
一番安い(税込 500円)の
「チーズトーストセット」をいただきます。
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向かいは中学校でしたね。
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隠れ家と呼べそうな空間でした。



近隣にはあまり
期待はしていなかったのですが
なかなかおしゃれな!
田舎ものの私が感じるおしゃれな
モーニングサービスの店舗が
たくさんありましたね。
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千林 メニューが2200あるという飲食店 [食い逃げ未遂]

京街道を北に進んでいたら
千林商店街にあたりました。
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京阪・千林駅と大阪メトロ・千林大宮駅間
600m あまりを結ぶアーケード街。
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あ!?
「いち!じゅう!ひゃく!せん!せんばやし!」
デュークエイセス(たぶん!)の
歌が流れていました。
うわさには聞いていましたが
ホントにあるんですね!商店街の歌が。

商店街の北側の朝日地蔵に会って行きます。
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鼻が欠けています。

千林商店街につながって
いくつかの商店街があります。

先の大戦後ににぎわったところはひっそり。
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南に抜けると延命地蔵。
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顔がありません。

古い建てものは石垣の上にあります。
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石垣は川があった証拠?!

この町には
複雑に曲がりくねった道だらけですが
それらはみんなクリーク(水路)や
小川の跡のようです。

鼻欠けや顔なしのお地蔵さまは
船頭の竿があたったという説があります。



にぎやかなアーケード街に静かな空間。
千林大黒天の庭に白梅と椿が咲いていました。
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この寺院には
大きな鰐口(わにぐち)がありました。
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神社の鈴みたいなものでしょうか。



その昔は
「日本一安い商店街」と呼ばれていたらしい。

今でも安価を誇る(?)店舗が多いような。
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「むじな」商店街?!
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細い路地の奥なので!
ついそう読みましたが!すみません。
「あじな」商店街ですね。

ムジナはいないでしょうから進めば
なんですかぁ!?
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やっぱり!なにか棲んでいそうな?!
店名は「しま」
「食事 酒房」の店ですか。

「継ぎ足しカレーライス」!?

余談ですが
私は「継ぎ足し」たれの店や
「継ぎ足し」ごはんの厨房や
「継ぎ足し」酢飯の好きな(?)板前を
目撃してしまっていますが
どれもその店で食べる気は起きません!
見ると!絶対!食べられません。

閑話休題。

「ドア開キマス」?!
開かないドアも知りませんが。

定食が 10 ばかり!どれも税込み 550 円!?
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カレーは 20 足らず?!
みんな 450 円かな。

それに酒の肴のようなメニューがずらり。
2,200 品(!?)と書いてあります。
それだけで私には不気味です。
独特なフォントの字が
この店の秘められたなにかを
あらわしているような。

入ります!
入りますよ!
深呼吸して!
ん?!
あかない!?
ドアあけるのに若干のコツがいるようです。

カウンターにイスが 10 ほどある
イタチの!いや!
ウナギの寝床のような店でした。
奥になにかあるのかどうか
確認なんて!とてもできませんでしたが。

表に大きく書いてあった
「おろしだしかけの」
「つくねハンバーグ定食」をもらいます。
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マスターの自信作でしょうか。
いつもあの看板を立てかけているようです。

ま!なかなかない店舗と味。
小心ものの私には「むじな」!いや!
「なじむ」のは難しいような。
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