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河内木綿は恥ずかしがりや [草のゆかり]

昔の久宝寺村(現八尾市)にあるという
「夢のコットンロード in 佐堂」を探します。

さまよえども!よく分かりません。

ああ!ここですか。
中央環状線の中!近畿自動車道の下。
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青空と見渡すかぎりの綿花畑の中に
延々とまっすぐつづく道を
想像してはいけませんね。
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アメリカの地平線まで広がる綿花畑は
雪をかぶったように真っ白だったような。

それは花も実も太陽に向いているから!?

「河内の木綿は下を向くんです」

ボランティアガイドのおばちゃんの説明。

勉強になりますね。
和木綿は
洋木綿とは種類が違っていましたか。

このあたり!河内の
木綿栽培や織りものは
江戸時代の初期にはすでに有名だったそうな。

江戸時代はずっと!
木綿といえば河内木綿!
わが世の春を謳歌したのですが。

明治時代になって
繊維の長い綿や細い糸が
大変安価に輸入されるようになって
終焉を迎えたようです。

さらに機織(はたおり)は
工業化されましたからね。

そんな古い時代の和木綿の種子。
よく保存されていましたね。

なるほど!恥ずかし気に咲いて。
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うつむいて実ります。
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生産性はともかく
なにかいいところ!あるんでしょうか。



「わたの収穫祭」(2020/09/22)ですか。
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手づくりの小さな祭り。

タネを取ったり。
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糸につむいだり。
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縦糸を張れば織れますね。
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もう一度
「夢のコットンロード」を歩いて帰ります。
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