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大阪市内 十日えびすめぐり 2022 [みんなで歩けばこわくない]

なんのとりえもなく
特に容姿や身体能力は
後塵を拝して生きていますが
人さまを
ハイキングに誘導すること十数年!
昔は月に 2、3 度!
今はせいぜい月に 1 度ですが
1 度も約束を破ったことがありません。

よく体力がもちましたね。
虚弱なのに風邪もひかず!けがもせず。

ところが今回だけは無理かと!
ただ今!ビョーキです。
救急車の要請を考えたほど症状が重い。
自分の勝手な診(み)立てですがね。

とすると
今月の定例ハイキングのリーダーを
だれに託したらいいものやら。

ふと!
女優の水谷八重子のことばが浮かびます。

「へたくそがやる気を出すのは」
「扱い切れない」

タレントの「なるみ」もいっていましたね。

「することが分からないものは」
「じっとしとけ」

そうなんですね。
グループでするハイキングでも
自信満々で安請け合いして
リーダーになった人は
よくトラブルを起こします。
私は遭遇していないのですが
血を見たハイキングも聞きました。

やる気があっても
能力のなさそうな人には頼めません。

しかし!
この人ならと見込んだ常識人は
シャイな人が多いので
頼めば!当日!用事ができたと
不参加してしまうとも聞きました。

とりあえずメールの下書きに
依頼分とコースの要点を書きました。
あとはスマホのナビで行けるでしょう。

2、3 の人に頼みましょうか。
が!送信の時刻が問題です。
考える暇(いとま)を与えると
不参加を決めかねません。

弱りましたね。
先代!先々代の相棒が
懐かしく思われますねぇ。
容姿端麗!(あくまでも私の評価ですが)
根性は河内のおっさん(という人もいる)の
おね~さんたち!助けて~!
オトコは飽きたでしょ!帰ってきて~!



メールを送信することもためらい
集合場所の天神橋筋商店街の
アーケードの入り口にきてしまいました。

足が地に着いていない感覚ですが。
同情をかうような媚びを!もてあまします。
イヤらしい根性を反省しますか。

今月の
仮面(名乗らなくてもいい)ハイキングは
大阪市内の中心部の
「十日えびす」めぐりです。

ま!覚悟を決めて!行きますか。
大阪市内にしておいて!エかったぁ!
すぐ自力で撤退できそう。

日本一長いといわれるアーケードを南へ。
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途中に「堀川えびす神社」があります。
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「昔!年寄りがここにも」
「宝恵駕籠(ほえかご)が」
「あったといっていましたが」

キタの曽根崎新地から出たのでしょうね。
もう!ずいぶん前に
やめているでしょうけど。

「なんで!ですか?!」

今!曽根崎新地に芸舞妓がなん人いますか。

宝恵駕籠は
芸舞妓がお参りするかごなんですから。

大阪天満宮のえびす社へ。
福娘!可愛い。
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でも!マスク姿ではもったいない。

さらに南へ歩けば天神橋。

橋の途中から中之島公園に降り
花のないバラ園でランチにします。
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だれかが弁当をくれても
食べる元気はありません。
心配しなくてもだれもくれませんね。



堺筋を南下。
薬問屋の歴史のある街!
道修町(どしょうまち)の
少彦名(すくなひこな)神社へ。
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「天赦万倍えびす祭り」だそうな。
今年初の天赦日と
一粒万倍日が重なっているそうですが
今の私には理解する気がなくて!
すみません。

西にスライドして
御堂筋の拡幅前には
大阪のメインロードだったという
三休橋筋へ出ます。

南へ歩けば長さ 1km の船場センタービルの
真ん中あたりにぶつかります。
ビルの中を歩きますが!なぜか寂しい。
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心斎橋筋商店街を南に。
とにかくこのコースは
南へ!南へ歩くことになります。

道頓堀川です。
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戎橋の上!
ここから宝恵駕籠が
今宮えびす神社へ向かうのが恒例ですが。
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橋の上のモニュメント!今年は小さい。

つづいて戎橋筋商店街を行き
ぶつかったところが南海・なんば駅。

なんばパークスにのぼり
南海ホークス メモリアルギャラリーへ。
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南海線沿いを行けば今宮えびす神社です。
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宝恵駕籠は今宮えびす神社が
嚆矢(こうし)でしょうね。

南地五花街のとびきりの器量と芸を備えた
芸舞妓に旦那衆が競ってカネをつぎこんで
かごを飾ったといいます。

昔の大店(おおだな)のものは
かまどの灰まで旦那のもの。
湯水のごと!金銭をつかえたそうな。

今は亡き噺家(はなしか)の師匠が
宝恵駕籠 1 台 5 万円といっていましたが。
戦前のはなしですよ。
今の価値に換算しにくいですが
5 千万円以上は確実でしょう。

しかし!
大店の創業者一族も月給をもらう時代。
芸者におカネがいるねん!といえば
「社長!クビ!」
「もう帰ってくるな!」といわれます。

だからか!昨今
器量も芸もないお笑いタレントやら
もっと許せないのは
むさ苦しい男が乗っていたりします。

今年も新型コロナウイルス禍で
催行しないのかな。
不細工なものが乗るかごはいらないから
これでいいと私はひそかに思います。

宝恵駕籠は
今では関西のあちこちの神社に広がり
今宮えびす神社より
愛染堂勝鬘院(しょうまんいん)の
夏まつりのほうが有名になっています。

それでも大阪で「十日えびす」といえば
今宮えびす神社が一番のにぎやかですか。
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佃煮にしてあまる参拝客がいます。



では!解散!お疲れさまでやんす。
私は帰って寝ます。
反省会にも裸踊りにも参加しません。



(敬称略)
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