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新大阪駅のおかかごはん 猫まんま悲しや [朝食 モーニングサービス]

JR新大阪駅の東改札の外
改装されて
「エキマルシェ新大阪Sotoe(ソトエ)」が
できていました。
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主に飲食の 11 店舗が入っているようです。

「麺つるり」で
「朝食うどんセット」の中から
「ぶっかけうどんとおかかごはん」を注文。
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税込み 500 円。



「おかかごはん」つまり
ごはんにかつおぶしをのせたごはんを
「猫まんま」と呼ぶことを
私は無知で!実家を出てから知りました。

この食べ方がなかった訳ではないのですが
わが家にはない単語でした。
上流階級だったのでしょう。
いや!かつおぶしを高級食材と思えるほど
貧しい家だったのかも。あちゃあ。

趣味や道楽やオトコがらみに
浪費しているおね~さんたちが
日ごろの食事は「猫まんま」ばかりと
談笑していましたが。

その内容ですが
たしかに!かつおぶしごはんを
「猫まんま」という人がいます

みそ汁をかけただけのごはんを
「猫まんま」と呼ぶ人もいます。

ふりかけをかけたごはんを
そういってきたという人もいます。

つまり!貧寒な食事なら
どれでも「猫まんま」なんでしょうか。

いずれも上品なものではないようです。



みそ汁がけごはんを
「猫まんま」という人は
東日本の出身者が多いような。
私の周囲ではね。

田辺聖子著/お好み焼き無情/に
下品合戦(?)が書かれています。

関東出身の妻の母親と妻は
お好み焼きは下品な食べものだと
決めつけて!非難しています。

かの女たちは
ごはんにみそ汁をぶっかけて
かき回して食べています。
それは下品ではないと思っているのですね。

それを「猫まんま」とは
田辺聖子は書いてはいませんが。
ま!小説ですがね。



ちょっと疑問!

猫はトラやライオンに近いのでは?!
トラは米のごはんを食べないですよね。

上方落語の「動物園」では
檻(おり)の中のトラが
パンを持っている客のこどもに
「パン!くれ!」といいますけどね。

元来!猫も肉食でしょう。

シンガポールで
魚だけを捕食して生きる猫の仲間には
遭遇したことがありますが。

魚も肉!?魚肉ですよね。
やっぱり!トラに近いですか。

もし!汁かけごはんの
「猫まんま」だけが
猫のごはんだった時代があったのなら
食生活を変えさせられて
生きてきたのでしょうか。

米のごはんをよく消化できる
胃腸ではないと思いますがね。
日本の猫!可哀そう。



阪急・大阪梅田駅の改札内のレストランに
「ねこまんま定食」との掲示がありました。
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1,200 円!?

この「猫まんま」!
とても下品な食べものとはいえませんね!
金額だけを見たら。
敬して去ります。



(敬称略)
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