SSブログ

春日大社 御田植神事 ぶと饅頭 [南都有情]

春日大社の本殿の前
巫女さんが降りてきました。
blog71.jpg

御田植(おたうえ)神事ですね。

田植え時期には少し早い
毎年 3 月 15 日に催行しています。

二本足で歩く黒牛さんが
すきを引いて田ごしらえをしています。
blog72.jpg

近くに寄れないのでよく分かりませんが
たぶん!生娘の早乙女が
田舞(たまい)を奉納したり
種もみをまいたり!苗を植えたり。
blog73.jpg

植えるというより
放り投げていましたが。



若宮さまは
ご遷座中だとかでお留守でしたが
若宮 15 社めぐりを
半分ほど歩いてみます。
忙しい身ですので。
(ウソついてすみません)

夫婦大国社にはハート形の絵馬が
佃煮にするように!いや!失礼!
山のように吊られています。

「墓まで一緒」
blog74.jpg

願いごとは自由ですが。
しょんべん小路の吹きだまりの奥の
しけた居酒屋のおじさんの
ことばがよみがえります。

「恋は 1 秒 ゼニは一生」

結婚したいと思うのも勝手ですが。
blog75.jpg

ま!夢があることはいいことです。



もどってきたら
本殿の南回廊の下でも舞っていました。
blog76.jpg

南回廊の隅には榎本神社があります。

春日大社は
国家の安寧(あんねい)を祈る神社。
摂社!末社の多い中で唯一!榎本神社だけ
個人の願いを聞いてくださる神さまらしい。

この祭事の巫女は 8 名と決まっているような。
blog77.jpg

どこの神事でしたか
しわしわの早乙女ばかりでした。
還暦過ぎた女は
生娘にもどるといっていましたね。
承知できませんでしたが。



鹿が食べないから
馬酔木(あしび)が元気に咲く季節。
blog78.jpg

一言主神社の前で思い出しました。
先日!なん十年ぶりかに
「春日大明神」と書かれた石灯籠に
ここで遭遇しました。
blog79.jpg

春日大社の石灯籠 2,000 基のうち
「春日大明神」は
15、6 基あるといわれています。

近鉄奈良駅までぼんやり歩くより
もうひとつ!ふたつ探してみますか。

たしかに「春日神社」とか
「春日大社」とか
「春日宮」とか「春日大宮」とかばかり。
blog80.jpg

時代によって
正式名称を変えたりしていますからね。

いろいろな形の石灯籠があります。

獅子が持ちあげているもの。
blog81.jpg

ヘビが守っているもの。
blog82.jpg

「壹神社」!?
blog83.jpg

「壺神社」ではないような。
信仰心も教養も
向学心もないものは分かりません。



萬々堂通則で
「ぶと饅頭」を買って帰ります。
blog85.jpg

春日大社の神饌菓子です。
油で揚げています。

萬々堂通則は
江戸時代の創業でしょうけど
ぶと饅頭は
かなり古い歴史がありそうです。

ひとつ!税込み 216 円。
歴史は高価です。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理