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朱雀の庭 藤袴と和の花 [解語の枯れ尾花]

オオサンショウウオさん!こんにちは。
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京都水族館の案内ですか。

JR京都駅から歩きます。
梅小路公園に入り
京都水族館は通り過ぎます。

朱雀(すざく)の庭の
数寄屋門に着きました。
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なんだか!現代風にも感じますが。

「フジバカマ」に間にあいました。
「藤袴と和の花展」がまだ
開催中(2022/09/23 ~ 10/10)です。

いかにも
日本庭園といえる池泉回遊式庭園。

その池の中に
フジバカマの花が咲いています。
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鉢植えの花を池に並べています。
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湿地に生える多年草ですからね。

フジバカマの季節だけ
池の中に臨時の橋を造っていました。

丈が長くて風に倒れそう。
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初夏に根元から刈り取って
低く仕立てる庭が多いのですが。

ちょっと遅れて咲く
中国産のフジバカマは
それほど丈がありませんがね。

あれ!?
このフジバカマも
日本原産ではないという説が強いはず。
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万葉集には

芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志
又藤袴 朝皃之花
(はぎのはな おばなくずはな
(なでしこのはな おみなえし
(また ふじばかま あさがおのはな

という山上憶良の歌がありますが。

これ!短歌ですかね!変なリズム。
それはともかく
外来植物なら山上憶良の時代には
もう来朝していたのでしょうね。

もっとも!万葉集に
フジバカマの歌が他にもあるのやら。
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よく理解できませんが
フジバカマは 2 種類が
時期をずらしてやってきたのでしょうか。



朱雀の庭を散策します。
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なんでもないススキが絵になります。
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京都の作庭の技術を集めて造った
平成の日本の庭だそうですが。
大きな石をたくさん使っていますね。
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赤松の木々の中から
フジバカマの池を
鳥瞰(ちょうかん)していたら
赤い花に気づきました。
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あちこちにあります。
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なんでしょう!この時期に。

風にちぎれるほど揺れるオケラの花に
アリがしがみついていました。
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ん!?
オケラの向こうの花!
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白花の萩ではなく!イヌハギでした。



隣接の「いのちの森」を歩きます。
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復元型ビオトープと書かれていますが
なんのことやら。

小川が流れています。
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今度くるときには
わが家で増えて水槽が狭くなっている
カワニナをいくつか放流しますかね。

猫の額のような水田の稲刈りが終わって
かかしだけが残っていました。
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畦でワレモコウの花が風に揺れています。
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ワレモコウの下でランチにしますか。
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京都を感じます。

寿司の味のするものと
ビールに似たもの(新ジャンルとか)なら
わが家の前の公園で食べたら
300 円でお釣りがあるのですが
京都では 500 円でも足りませんね。

そんなときに京都を感じます!はは。
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