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みょうが宿のみょうがづくし [もっそうライス]

なんだかうれしい。

茗荷(みょうが)の花穂
500g ほどのものが
税込み 100 円で買えました。
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花穂といっても
出荷するために
先の花の部分を整形するときに除いた
外側と茎ですが。
フツーは捨てるところでしょうけど。

これで十分!茗荷を楽しめます。

そんなものでも!いつも買うものは
150g ばかりのものが 100 円。

今日はとても安く買えましたが
こんなにたくさん!どうしましょう。
カッコよく繊維に沿って
糸切りできるような
シロモノではありません。

とりあえず!小口切りにします。

酸っぱいものなら
よりキョーレツなものが好きですので
ポッカレモン 100 と穀物酢とを混ぜ
塩と酒とだし醤油を振った中に
浸けておきます。
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これだけ切っていると
飽きてきて!だんだん雑になります。はは。



どうして食べますかね。

落語に茗荷宿という演目があります。

泊り客から 1 晩!大金を預かった
宿の夫婦。

なんとか!この大金をせしめようと
客に茗荷ばかり食べさせます。

茗荷を食べるともの忘れが激しいとか。
客は預けた大金を忘れて出立。

というはずだったのですが
客は大金を受け取り
宿賃を払うのは忘れて
旅立ってしまったというオチ。

そのメニューは
茗荷のごはん!茗荷のお平(ひら)!
茗荷の汁!茗荷湯!

茗荷湯とはなんですか。



と思って調べる気になったら
この噺(はなし)!古典なのか
古今!多くの師匠たちが
高座にかけているんですね。

タイトルも
茗荷!茗荷宿!茗荷屋!茗荷宿屋!
ひとつじゃないじゃないですか。

単純で登場人物も少ないから
2 分くらいで演じたり
20 分くらいにふくらませたり
わりと自由にしているようです。

この落語は
小咄(こばなし)から生まれたのかも。

享和時代(1801 年ころ)発行の
「笑嘉登(わらうかど)」には
すでに茗荷のはなしがのっているとか。

大正時代に発行された「聞上手」では
今の落語のオチとおなじ
宿屋が舞台のはなしになっているらしい。



だれが演じたのか!ある記録には
料理の最初に
お茶(!)を出しているのですが
それを「オツなもの!」と
客にいわせています。

茗荷に塩を振って
お湯を注しているようです。

それ!オツな茶ですかね。
飲みたくはないですがね。



もう!やめます。
キリがなさそう。

茗荷を食べなくても
知識がひとつ入れば
ひとつ忘れて行きます。

それに活字を見ると
すぐ!
うつ病とナルコレプシー(過眠症)が
タッグを組んで襲ってきます。

作ったばかりの酢漬けの茗荷。
なにもないから
69 円のカップ焼きそばに
かけていただきます。
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おいしいじゃないですか。

晩ごはんはぜいたくにカニチャーハン。
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ウソついて!すんません。
カニではなく!カニカマ。
緑色は湯通しした四角豆。

ただの鶏卵の焼きめしに
すっぱい茗荷をたっぷり。

当分!茗荷が食べられます。
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